2019年11月アーカイブ

正課外学外学習 「変なホテル舞浜 東京ベイ」見学

11月20日(水)、経営学部 観光経営学科の学生16名が

「変なホテル舞浜 東京ベイ」見学会に参加しました。

「変なホテル」は、H.I.S.ホテルホールディングス株式会社が展開する世界初のロボットホテルであり、

舞浜東京ベイはハウステンボスに続く2号店として、2017年にオープンしました。

 

ロビーに入ると、巨大な恐竜型のロボットが出迎え、

フロントでは小さな恐竜ロボ(ヴェロキラプトル)がチェックインを行ってくれます。

 

ロビーでは恐竜ロボットがお出迎え

 

フロントでは2体の恐竜ロボットが接客

 

支配人の梅谷様から、ホテルのコンセプトや運営上の工夫などに関するお話を伺った後、

館内の施設を見学しました。このホテルには3種類の客室タイプがあり、

各部屋にはロボホンというロボットが設置され、室内照明やテレビのオン・オフを音声で操作することができます。

さらに唄ったり踊ったりといった細かい芸もあり、お客様を退屈させない工夫がなされていました。

 

梅谷支配人のお話を伺う学生たち

 

客室内のロボホンに話しかけてテレビをつける

 

テーマパーク周辺は新しいホテルが次々に建設されて競争が激化していますが、

「変なホテル」はその名が示すとおり「変化し続ける」ことによって、

ゲストの支持を得る努力をされていました。

 

経営学部では、このように実際にホテルを訪問し、現場の方のお話を伺うことを通して、

教室の座学だけでは理解できない実践的な学びを得る機会を提供してまいります。

 

 レストランの様子

淑徳大学経営学部観光経営学科の千葉ゼミ3年生が、2019年11月10~11日、熱海アカオリゾート公国を中心に1泊2日のゼミ合宿を行いました。学生記者による熱海の旅リポート第一弾は、【アカオ ハーブ&ローズガーデン】です。 

 

【アカオ ハーブ&ローズガーデン】

アカオ ハーブ&ローズガーデンは、世界一のガーデンを目指して、ここ熱海に誕生しました。名勝「錦ヶ浦」の地形を活かした園内では、あたみ桜や菜の花などを愛でることができ、さらに世界中から集めたバラやハーブを楽しむことができます。世界中でここにしかない、オンリーワンのガーデンを目指しているといいます。


ローズガーデン

もう一つの大きなテーマになっているのが、コミュニケーションです。例えばイギリスでは、各家庭のガーデンが交流の場になっているケースも少なくありません。アカオ ハーブ&ローズガーデンでは、桜の記念植樹や結婚式、婚約式などを行うなど、テーマ性のあるガーデンを幾つも配しており、人と人との絆が深まる体験や、生涯の記憶に残るような思い出づくりのお手伝いをしています。


ハーブ&ローズガーデン

 園内マップ(http://garden-akao.com/index.php)をご覧になるとおわかりの通り、20万坪もの広大な敷地のなかには、イングリッシュローズガーデンをはじめバラの谷やウエディングガーデン、ハーブガーデン、日本庭園「天翔」や曽我浅間神社など、12のテーマガーデンがあります。面白いことに、ゲームコーナーや空中ブランコ、SNS映えするフォトスポットなどが、たくさんあって驚きました。建築家の隈研吾さんデザインの絶景カフェ「COEDA HOUSE」は、たくさんの人で賑わっていました。


空中ブランコ 

今回、訪ねた季節が秋だったため、咲いている花々も限られましたが、とても雰囲気がよく風光明媚で気持ちが洗われました。あまりに映えるスポットがたくさんで、一つひとつ丁寧にみると可憐な花も咲いていて、スマートフォンの画像フォルダがいっぱいになるほどでした。さらに、ウエディング業界志望の自分にとって感銘したのは、アカオ ハーブ&ローズガーデンで結婚式も行われているという点でした。春夏秋冬、季節の花々に祝福をうけてのウエディングは、さぞ幸せだろうとおもいました。



(学生記者:淑徳大学 経営学部 観光経営学科 3年 中田悠花)

淑徳大学経営学部観光経営学科千葉ゼミ3年生は、2019年11月10日~11日の1泊2日、静岡県熱海市でゼミ合宿を行いました。熱海を代表する「アカオリゾート公国」は、敷地面積約25万坪、宿泊施設のホテルニューアカオやロイヤルイング、アカオ ハーブ&ローズガーデンやアカオビーチリゾートなどを展開する一大リゾートエリア。眺望が抜群です。

 

今回、我々はホテルニューアカオに宿泊。初日は、株式会社ホテルニューアカオ人財開発部の三橋浩様より、ホテルニューアカオならびに熱海市の観光への取り組みをテーマにご講義いただきました。

 

【ホテルニューアカオならびに熱海市の観光への取り組み】

観光庁の宿泊旅行統計調査によると、日本全体の延べ宿泊者数(2018年)は5億902万人でした。そのうち、入湯税にみる宿泊客数は約309万人(同年。熱海市税務課調べ)で、3年連続の増加となりました。2001年には約311万人だったものが、2011年には約230万人にまで落ち込んだ熱海。ですが近年、大きな復活を遂げています。熱海市の人口が約3万7000人なので、いかに観光が主要産業であるかがわかります。

 

熱海市では、主に3つの取り組みが行われていました。

まず、「ADさん、いらっしゃい!」というテレビ番組づくりの誘致活動です。熱海市役所観光経済課の山田久貴さんが立ち上げた熱海市へのロケ地誘致のプロジェクトで、大当たりしました。ロケ地誘致数はプロジェクト開始前の2011年が36本であったのに対し、プロジェクト始動後の2014年には111本まで拡大しました。

2つ目は、熱海市観光活性化キャンペーンです。ちなみにアカオハーブ&ローズガーデンでは、「ローズフェスティバル」が行われるようになりました。いっぱいに広がる花の楽園。アカオローズ&ハーブガーデンは、第 17 回世界バラ会議(2015年)で「優秀庭園賞」を受賞しています。

3つ目は、インバウンド個人旅行の誘致です。予約経路はネットが主流のため海外の予約サイトを充実させ、外国人観光客誘致に力を入れています。最近はグループのお客様より個人のお客様が増加傾向にありますが、言葉の壁も払しょくしきれていません。そこでホテルニューアカオでは、語学対応ができる留学生の採用を始めました。現在は6か国語に対応できる体制で、今後はもっと多くの留学生を採用する予定だそうです。

 

アカオリゾート公国一帯は、伊豆半島ジオパークに認定されたエリアです。ニューアカオは2030年へ向けて、熱海のみならず、富士・伊豆エリアにも営業展開する予定で、自然や景観を最大限に生かした日本を代表するリゾートを目指していきたいとのことでした。

 

(学生記者:淑徳大学 経営学部 観光経営学科 3年 今村小巻)

淑徳大学経営学部観光経営学科の千葉ゼミ2年生は、夏のゼミ合宿を岩手県一戸町で行いました。学生記者による魅力発見リポート最終回は、奥中山高原リゾートで開催された【成果発表会・交流会】の様子と岩手日報の記事掲載についてです。

 

▼一戸町の魅力発見 成果発表会を行いました

2019年8月2日午後、奥中山高原リゾートの「北斗の間」で、成果発表会を開催しました。一戸町の田中辰也町長はじめ町役場の皆さん、IGRいわて銀河鉄道や銀河鉄道観光の社員の方々など、多くのご聴講者が発表会にいらしてくださいました。


成果発表会

まず発表前に、奥中山高原リゾートを中心に他施設も含め視察した箇所を、それぞれの良い点、改善すべき点などをゼミ生で討論、グループワークを行いました。具体的には、「もっと、こうしたら若者が訪れるのではないか」等々、それぞれに話し合い、発表内容に活かしました。そして各グループの内容をもとに、「SWOT分析」を施しました。S(強み)、W(弱み)、O(機会)、T(脅威)のそれぞれを、具体例を挙げてペーパーにおこして、発表のまとめとしました。


SWOT分析

発表のあとは、意見交換会が行われました。聴講いただいた皆さんからご感想をいただき、また、質疑応答がなされました。 

さらに最終発表会・意見交換会のあと、会場を移して交流会が行われました。地元食材をふんだんにつかった手の込んだ料理の数々に、皆、大喜び。立食形式で、和やかなムードのなかで関係者の皆様と懇親しました。


一戸町田中町長と


交流会


▼「岩手日報」に成果発表会の様子が掲載されました

この最終発表会の様子が、2019年8月4日付「岩手日報」朝刊に、記事掲載されました。記事には、当地で合宿が行われたきっかけや発表会の様子が記載されています。

今回私は、岩手日報の記者の方から取材をいただきました。岩手・一戸町の印象や集客について、自分自身が観光に興味を持ったきっかけなども尋ねられました。掲載された一文を、ここに紹介します。

岩手は優しい人が多く自然が豊か。強みを生かすことで、より多くの観光客を呼び込めると思う”。

岩手日報

私たち千葉ゼミの一戸町での取り組みを、多くの地域の方々に支えていただきました。ありがとうございました。

 

(学生記者:淑徳大学 経営学部 観光経営学科 2年 本田雅和)

淑徳大学経営学部観光経営学科の千葉ゼミ2年生が、岩手県一戸町の奥中山高原でゼミ合宿を行いました。学生記者による魅力発見リポート第6回目は、【一戸町観光天文台】です。


今回紹介するのは、一戸町観光天文台です。一戸町観光天文台は、平成元年、総工費約4億円をかけて造られた、日本トップクラスの星空を観察できる天文台です。高森高原の見晴らしのよさに加え、人工光の少ない場所に立地するため、天文台から観る星空は格別です。

一戸町観光天文台

一戸町観光天文台には、口径500mmの巨大望遠鏡をはじめ数多くの観測機器があります。また、プラネタリウムが併設されており、小さなお子さんでも星座について詳しく学ぶことができます。

台長の吉田偉峰さんに、天文台の内部をご案内いただきました。施設内のいたるところに台長が撮影されたという星空の写真が展示されており、説明を聞きながら、夜空の銀河に思いを馳せました。星についてはなんでもわかる、個性的な吉田台長のお話は、聞いているだけで惹きこまれ、大変勉強になりました。台長ご自身が集客力のある、魅力ある人だなと思いました。

吉田偉峰台長

 夏休みの自由研究には、ぴったりの一戸町観光天文台。ちなみに冬季は一部を除いて閉鎖していますが、それ以外の季節なら星空観察イベントも随時、開催されています。お出かけの前には、電話で確認してからうかがうとよいでしょう。きっと大きな発見があるはずです。



(学生記者:淑徳大学 経営学部 観光経営学科 2年 岡田大樹)

 

充実した夏季中国語研修(台湾)

今回は、8月4日から8月24日まで台湾で実施された夏季中国語集中語学研修について、

研修に参加した経営学科3年小櫃佑斗さんのレポートです。

 

 

私は経営学科の国際経営ゼミ(葉山ゼミ)に所属しており、

3年前期の時に、ゼミの先生から台湾での短期中国語語学研修(学外プログラム、主催:淡江大学中国語センター)に

参加しないかと声をかけてもらい、初めてこのプログラムを知りました。

私がこの台湾での語学研修に参加しようと思った理由はとても単純で、

「異文化の体験ができて、楽しそう、良い思い出になりそう」というものでした。

 

写真①:現地の教員や学生たちとの交流を通して、充実した3週間を過ごしました。

 

写真②:淡江大学のキャンパス近くの淡水駅商圏エリアから見た夕日。とても綺麗でした。

 

 

私は8月4日から24日まで台湾の淡江大学で3週間、語学研修を受けました。

月曜日から木曜日までは朝から夕方までみっちりと中国語の勉強をし、

金曜日はプログラムの誘導員が台湾の台北周辺を観光案内してくれました。

私は全く中国語が話せない状況からのスタートでしたが、3週間の語学研修が終わってみれば、

それとなく現地の方が言っていることが理解できるようになり

多少は話す事も出来るようになりました。

この3週間ではコミュニケーション能力が前よりも高くなったと感じています。

現地の学生とも言葉はお互いにうまく伝えられなくても、

ジェスチャーや少しの英語と中国語でコミュニケーションは取れました。

写真③:中国語の勉強のほか、中華文化や台湾の観光地の視察活動にも参加しました。

(筆者は最左の位置)

写真④:皆で食べた台湾の中華料理もとても美味しく、良い思い出になりました。

 

それまでは外国人とコミュニケーションを取るのは難しいと思っていましたが、

なんとかなるのだと、コミュニケーションは語学だけでないのだと学べました。

台湾で培ったコミュニケーション力は将来にも行かせていけるのではないかと強く思います。

私にとって、この3週間は本当に充実していて濃い時間でした。

最初は台湾に行くことを迷っていましたが、ゼミの先生が励ましてくださったこともあり、

勇気を出して海外の語学研修プログラムに参加して良かったと心から思っています。

これから先何かを決断をする時には様々な迷いが発生すると思いますが、

まず悩む前に今回のように行動を起こしていきたいと思います。

そうすれば自ずと良い方向へいけるのだと思います。

 

写真⑤:3週間頑張って、終了証書をいただきました。(筆者は中央位置)

 

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