2017年9月アーカイブ

夏季ゼミ合宿「日光金谷ホテル」 観光経営学科2年 吉田雅也ゼミ 

2017年9月10日~11日、観光経営学科・吉田雅也ゼミの2年生が、研究テーマであるホテル事業戦略研究のため、現存する日本最古のリゾートホテルである日光金谷ホテルで夏季合宿を行いました。

 

日光金谷ホテル外観

 

金谷ホテルは1873年、ヘボン式ローマ字を考案したヘボン博士のアドバイスを受け、日光東照宮の楽師であった金谷善一郎が自宅を提供して外国人旅行者を泊めたことにはじまります。帝国ホテルの開業がその17年後の1890年であることを考えると、まさにわが国最古のリゾートホテルであるといえます。

 

創業当時の善一郎の自宅は武家から譲り受けた日本建築で、現在は「金谷ホテル歴史館」として公開されています。

 

ヘボン博士やイザベラ・バードが宿泊した部屋。(金谷ホテル歴史館)

 

日光金谷ホテルの支配人を務める平野政樹様のお話では、経営上の課題やホテルで働くうえで求められる能力などについて積極的な質疑応答が行われ、貴重な体験となりました。

 

平野支配人のお話

 

またディナーは日光金谷ホテルのメインダイニングで本格的なフランス料理をいただき、日常生活では味わえない雰囲気を楽しみました。

 

日光金谷ホテル 伝統料理の虹鱒のソテー

 

2日目はホテル館内見学を行い、客室やボールルーム、スケートリンクなどを見ることができました。

 

部屋番号1番の室内(最古の客室)

 

ボールルーム

 

 

正面玄関で平野支配人と記念撮影

ボランティア研修「みよし祭」

経営学部前期登録の「ボランティア研修」の授業では、大学に隣接する三芳町のグランドで毎年9月第1週の週末に行われる「みよし祭」のボランティアをしています。

今年は24名の学生が参加、最初にボランティアの心得を学び、夏休み中に祭の事務的な準備を各班に分かれて行い、祭本番前日の会場準備・当日の交通誘導・ゴミ分別指導・着ぐるみ介助やパフォーマンス給水応援、そして祭翌日の花火の破片の改修・ゴミの分別作業を行いました。

最後にボランティア活動を振り返っての報告会をして、次年度の祭運営の改善点などを提案します。

また、この研修を通して経営の観点から、祭にはどのような準備が必要なのかを学びます。

 

 

夏休み中、実行委員会の会議をサポートする学生たち

 

 

警備用ベストの準備をする。

 

 

祭の準備には数千の物品の準備が必要です。

 

 

9月5日(日)祭り本番。 当日の役割分担を確認します。

 

 

 祭当日の放送アナウンスを担当

 

 

当日の駐輪場の交通整理も担当。

4万人のお客さんが来ます。

 

 

当日大学構内から見えたみよし祭の「花火」