2018年1月アーカイブ

観光経営研究 Ⅲ(ホテルコース)学習成果報告会

2017年度の観光経営研究Ⅱ/Ⅲ(ホテルコース 担当:吉田雅也准教授)では、ホテル企業のマーケティング・コミュニケーション戦略をテーマとして、ホテルでのフィールドワークを中心とした体験型学習を行ってきました。

前期(4月~7月)はANAインターコンチネンタルホテル東京様、ザ・キャピトルホテル東急様を訪問し、両社の取り組みについて貴重なお話をお伺いすることができました。

後期(9月以後)は、これまでの学びを活かして株式会社東武ホテルマネジメント様が運営する川越東武ホテル様の新商品案および広告宣伝戦略案について、同社の多大なるご協力のもと検討を重ねてきました。

 

1月18日、同科目の受講生らが東武ホテルレバント東京様を訪問し、東武ホテルマネジメント様のご担当者様に対して「川越東武ホテル~新商品ならびに広告宣伝戦略に関する提案~」のプレゼンテーションを行いました。

プレゼンテーションでは、川越東武ホテル様の現状分析とSWOT分析を行ったうえで、これまで客室部門のメインユーザーであったビジネス客に加えて、若者や高齢者、外国人旅行客にアピールできる宿泊プランとそのプロモーション方法に関して提案がなされました。

 

写真:プレゼンテーションの様子(東武ホテルレバント東京様の小宴会場にて)

 

 

写真:プレゼンテーションの表紙

 

 プレゼンテーションをお聞きいただいたご担当者様からは、「プランの詳細や価格設定などの部分では完璧とは言えないながらも、学生らしい視点からよいプラン案が提出されて、とても興味深かった」、という温かいコメントを頂戴することができ、学生たちはこれまでの努力が報われただけでなく、今後社会人となるにあたって大きな自信を与えていただくことができました。

 

 今後も観光経営研究Ⅱ/Ⅲでは、積極的に産学連携を図りながら、より実践的な教育活動を継続して参ります。

 

写真:プレゼンテーション後のご担当者様との質疑応答とフィードバックを受ける学生たち

 

 

 

観光経営学科3年朝倉ゼミ 兵庫県神戸市を視察

観光経営学科の朝倉ゼミは「観光地のマーケティング」をテーマとし、セメスターごとに観光地視察を行っています。

3年ゼミは、12月26~27日に兵庫県神戸市を訪れ、市内の観光資源を視察しました。

今期のゼミは3つのグループに分かれ、「神戸市の将来像」とその実現に向けた方策を考察することとしており、最終レポートに向け、神戸市の現状把握を目的とした今回の視察では、神戸市の宿泊客増加の観光資源として「夜景」に注目し、全員で六甲山からの夜景を体験してきました。

また、1995年の阪神淡路大震災の被災場所がそのまま保存されている「神戸港震災メモリアルパーク」を訪れ、その被害の大きさに驚くと共に、観光資源として被災現場を活用することで、来訪者の防災意識を高めることができるという観光の社会的役割も学びました。

 

 

「神戸港震災メモリアルパーク」に残された被災当時の神戸港

 

 

「神戸港震災メモリアルパーク」に設置されたジオラマと音声による震災の被害状況の説明に聞き入るゼミ生

ヒルトン東京(フィールドワーク) 観光経営学科2年

2017年12月19日、観光経営学科・吉田雅也ゼミの2年生が、研究テーマであるホテル事業戦略研究のため、ヒルトン東京(東京都新宿区)を訪問しました。

ヒルトン東京は客室数821室、20の会議室と宴会場、4つのレストランと2つのバーを備えるフルサービス型の外資系ホテルです。

世界103か国に5100軒以上のホテルを有するヒルトングループのなかでも、最大規模の売上を誇るホテルのひとつです。

ヒルトン東京 外観

 

客室やエグゼクティブラウンジ、チャペルや宴会場などを見学した後、人事部の福岡紀枝様から会社概要や採用状況についてのお話を伺いました。

チャペルにて、人事担当者のお話を伺う

 

また同ホテルのデザートビュッフェは「行列のできるビュッフェ」としてしばしばマスメディアでも取り上げられる人気企画ですが、マーケティングや調理、レストランチームなどの関係者が一丸となって企画案を考え、世界観を作りこんでゆくプロセスについてのお話をお聞きすることができ、たいへん興味深い体験となりました。

レストラン視察の様子

 

マーブルラウンジ デザートビュッフェ

 

 

 

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