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淑徳大学 経営学部 観光経営学科3年、「観光とメディア」ゼミの学生記者たちがお届けする第二弾は、【ところざわサクラタウン】角川武蔵野ミュージアムの歩き方です。

 

武蔵野ミュージアムの4階エディットタウンから、5階への楽しいアプローチ【アティックステップ】を紹介します。

アティックステップは本棚劇場の裏側、4階と5階をつなぐ階段をさします。

それがただの階段ではなく、マルチな才能で知られる作家・荒俣宏さんが、数ある蔵書のなかから約3,000冊を厳選したものを、階段両脇の本棚に所狭しと並べたもの。ご存じのとおり荒俣宏さんは、博物学に図像学、妖怪学など、幅広いジャンルで執筆活動をされてきただけあり、選書内容も多彩です。

 

 

 

階段を昇りきると、角川武蔵野ミュージアムの象徴ともいえる、あの「本棚劇場」の吹き抜けを、上から覗くことができます。本の海を一望することができるのは、少し不思議な感覚で面白いです。

 

次に、【エディット アンド アートギャラリー】を紹介します。

エディット アンド アートギャラリーは、現代アートをはじめ様々なジャンルを展示するアートギャラリーです。この日は残念ながら、展示の入れ替わり時期にあたり、見学することはできませんでしたが、近ごろは、最後の晩餐を塩で作る塩アートなどを展示していたそうです。

 

次回はエレベーターだけでなく、アティックステップをぜひ、利用されてみてください。日ごろの運動不足解消にもなることでしょう。

(学生記者:千葉ゼミ3年 澤田健・江花沙良)

 

 

淑徳大学 経営学部 観光経営学科で学ぶ千葉ゼミ3年の学生記者たち12人が、2021年6月4日、【ところざわサクラタウン】を訪ねました。【角川武蔵野ミュージアム】を緊急リポートする第一弾は、4階に広がる「本の街」です。

 

一番の見どころは【本棚劇場】。約8メートルの巨大本棚です。5階部分までの吹き抜けです。

 

まずは、エレベーターで【エディットタウンーブックストリート】へ。

 

–足を踏み入れた先には– 

大きな建物の4階部分。そこにはまるで別世界のような「本の街」が広がっています。

エディットタウン

この4階は「エディットタウン」と呼ばれ、25,000冊の本が9つの文脈によって配架されています。「記憶の森へ」から「個性で勝負する」まで9つに分けられた各カテゴリーは、さらに15〜25ほどのサブカテゴリーに分かれます。そして、そのサブカテゴリーの中で、特製の「豆本」とキャッチコピーによって、文脈を案内しているのです。

これらの本は、タイトルや著者名の五十音順、アルファベット順で並べられているわけではありません。作品テーマから類推できるテーマへと連想がなされるように、まるで頭の中での想像そのものが具現化されたように並んでいます。

本を読んでも、ゆっくり歩いて眺めても、椅子に座って思考にふけってもよい。「本の街」エディットタウン。ぜひここで、連想の力を体感してみてはいかがでしょうか。

 

角川武蔵野ミュージアムに来る目的のひとつとして人気が高いのはやはり【本棚劇場】です。

本棚劇場は、先述の通り、高さ約8メートルにもなる巨大な図書館です。本棚劇場は、建物全体のデザインも手がけた隈研吾氏によるものです。本棚は、360度すべてが本で覆いつくされており、約3万冊が配架されています。本はKADOKAWA出版の本だけでない点も、特筆すべき点。また、角川書店創業者である角川源義や、竹内理三、山本健吉、外間守善などの貴重な文庫本もたくさん保存されています。

 

2020年暮れの紅白歌合戦では、YOASOBIが、ここでプロジェクションマッピングによる演出で、楽曲「夜に駆ける」を披露したことでも知られています。複雑に入り組み、立体的・流動的に連なって、脳の構造をイメージした造りとなっているのが特長的です。

 

来場者だけが感じることのできる非日常体験の角川武蔵野ミュージアム。ぜひ皆さまも足を運ばれてみてください。

(学生記者:千葉ゼミ3年 川辺大記・小宮恵・櫻井遥香)

 

 

「観光とメディア」がテーマの千葉ゼミでは、千葉県酒々井町の広報誌「若者がつくる広報ニューしすい【YOUNG EYES】」に学生記者を派遣して、このほど完成。第10号(2021年3月号)が発行されました。

学生としては初めてとなる”取材から記事執筆、校正まで”という一連の作業を手掛けさせていただき、貴重な経験となりました。役場を通じて町民の皆様のお目に触れる機会を得られましたこと、深く感謝いたします。

 

淑徳大学 経営学部 観光経営学科「観光とメディア」ゼミでは、withコロナの時代、「観光で地域を応援!」をテーマに、マイクロツーリズムのヒントとなるコンテンツの提供を始めます。第一弾は、埼玉・坂戸のおしゃれなカフェです。

自分にご褒美をあげる場所 marumi. café

私たちが紹介するのは、2008年7月にオープンした「marumi. café(マルミ・カフェ)」という、夫婦で経営している小さなカフェです。

(2020年10月撮影)

この日の週替わりワンプレートは卵、ハム、チーズのホットサンドに季節の焼き野菜、レモンが入ったヨーグルト付き。

 

 

 

DATA 

marumi. café(マルミ・カフェ)

〒350-0215 埼玉県坂戸市関間4丁目1−3

 東武東上線・若葉駅から徒歩5分

水曜日定休日 営業時間:9時〜18時営業

 

2008年7月にオープンしたこちらのカフェ。アットホームな雰囲気で、隠れ家的です。

ホッと一息つきたいときや、友人とのランチタイムに、気軽に立ち寄れるお店です。

 

小さな空間だからこそ落ち着いた雰囲気で、過ごしやすいのが特長です。 レジ後方には、可愛らしいピアスや髪ゴムなどの雑貨も売られています。

 

 

続いてメニューの紹介です。ドリンクからデザートまでメニューが豊富に揃います。

まずは、ランチメニューを紹介します。marumi.caféのランチメニューは5種類あります。

(2019年4月撮影)

画像手前の「めんたいこのクリームパスタ」は、サラダ・スープ・ドリンク付きで1,100円。クリーミーな味わいです。

「オムライス」(画像奥)は、食べごたえある鶏もも肉と玉ねぎが入っています。バターが良い風味を醸し、卵はふわとろ。まるで可愛らしいドレスのような盛り付け方です。こちらもサラダ・スープ・ドリンク付きで1,100円です。

なかでも、私たちイチ押しのランチメニューは、「週替わりワンプレート」です。メイン・ライス・おかず3品・サラダ・スープ・ドリンク付きで1,200円。

ご覧の通り、季節の食材をふんだんに使った、ボリューミーなランチプレートです。

(2020年10月撮影) 

こちらのプレートは、いつものホットサンドが、自家製ラザニアに変わっていました。バゲット付きです。ラザニアは、ミートソースの上にチーズがのっていて、バゲットに塗って食べると美味しさが増します。

このように、行くたびに違う味が楽しめるので、次回のプレートが楽しみでたまりません。何度も通いたくなってしまうでしょう!?

ランチドリンクは、ホットコーヒー、アイスコーヒー、カフェオレ、抹茶オレ、コーヒー牛乳、レモンスカッシュ、ジンジャエール、オレンジジュース、りんごジュース、ルイボスティー、紅茶の中から、好みのドリンクを選ぶことができます。また、プラス50円で、お好みのコーヒー豆を選ぶことも可能です。※季節によってパスタ等メニューの内容が変わる場合があります。

頑張った自分にご褒美をあげたい気分のとき、友人とのランチタイムやカフェ利用など様々なシーンで利用してみるのはいかがでしょう。

ちなみにデザートですが、自家製マフィンがおすすめで、3種、ご紹介します。

・ 抹茶×ホワイトチョコ 330円 / ・クリームチーズ×あんこ 330円 /・ダブルチョコ 330円

出来立てホカホカで、美味しさは言うことなし。 ほかにもチーズケーキやガトーショコラ、シナモンシュガートースト、ふわふわパンケーキ など、種類も豊富です。皆さんもぜひ、marni.caféのアットホームな雰囲気に癒されてみませんか。

 

看板メニューのひとつ、「レモンスカッシュ」もおすすめです。
 
こちらでは、自家製レモンシロップ(瓶詰め)も販売しています(要予約)。marni.café特製のレモンスカッシュが、ご自宅で堪能できます。

店内には、キッズスペースやテラス席があります。キッズスペースは入り口を入ってすぐ、ベビーカーでも入店でき、安全サークルや玩具もそろっています。テラス席では、ペットも一緒に楽しめるようになっています。

新型コロナウイルスによる自粛生活の反動で在宅時間が長くなり、健康や美容への意識の高まりを感じます。野菜たっぷりのヘルシーさが、人気の理由といえましょう。

経営者ご夫婦は、とにかく優しくて、ついつい日ごろの悩みを打ち明けたくなるほど。(今回のブログ掲載も、快く承諾してくださいました)。皆様もぜひ、立ち寄られてみてください。

(学生記者:淑徳大学 経営学部 観光経営学科 2年 江花沙良・櫻井遥香・豊田姫奈)


淑徳大学 経営学部 観光経営学科「観光とメディア」ゼミではwithコロナの時代、利他共生の観光のあり方を学生たちが模索しています。

コロナ禍に見舞われた観光地や地域を応援したい!連載最終回のテーマは、ハワイです!

 

【ドール プランテーション】

ハワイのドール プランテーションは、オアフ島のワヒアワ Wahiawa にあるパイナップルの全てを満喫できる観光名所です。

ここではパイナップル畑を見学できるほか、パイナップルをふんだんに使った料理やスイーツが食べられ、さらにはパイナップルガーデン迷路などのアトラクションが楽しめます。

誰もがドール Dole を、ご存知ではないでしょうか。こちらがドール プランテーションの入り口です。看板は迫力満点、ワクワク感が止まりません。惹きつけられるものがありますね。

見ごたえがあるのはパイナップル畑です。

無数に広がるパイナップルと、ほのかに香る甘い匂い。食べてもいないのに、匂いだけで美味しいと感じることができました。

パイナップルは鋭い葉の間から生えてきます。この時期は、まだ大きくはありませんでしたが、生えたての赤いパイナップルを見ることができました。

順路を進むと、中間地点にこのような標識がありました。

 

よくみると、「TOKYO」の文字がありました。ハワイにいても東京が近くに感じられ、とても心が温かくなりました。

 

 

パイナップル畑の見学を終えた後、家族でパイナップルソフトクリームを食べました。味が濃厚でパイナップルそのままの香りがします。気温が高かったので溶けないようにと、急いで食べ終えました。鮮やかな黄色をしていて、見た目も綺麗です。

新型コロナウイルスの影響で海外渡航が制限されていますが、いつの日か収束したら、ぜひハワイをはじめさまざまな異国の地に足を運びたいとおもいます。一日も早い収束を願っています。

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ドール プランテーション(ハワイ州)は2020年3月20日より当面の間、臨時休業となっています。

 

(学生記者:淑徳大学 経営学部 観光経営学科 2年 石井理紗子)

 

 

淑徳大学 経営学部 観光経営学科「観光とメディア」ゼミではwithコロナの時代、利他共生の観光のあり方を学生たちが模索しています。

コロナ禍に見舞われた観光地や地域を応援したい!連載11回目は、箕輪新田(千葉・柏)の道の駅しょうなんです。

 

【道の駅しょうなんと地域活性化】

今回は、千葉県柏市「道の駅しょうなん」について紹介します。

日本全国、道の駅は1180カ所(2020年7月1日時点)あります。いずれも地域の特色を生かしており、まったく顔が異なります。道の駅しょうなんには、販売方法に特長がある農産物直売所や個性あるレストランがあります。

まずご紹介したいのが、農産物直売所です。奥行きのある店内で、売り場スペースの大半を占めているのが野菜です。

ずらりと並べられた、種類豊富な地元野菜に気分が高まります。ここには、スーパーなどでは見かけないような珍しい野菜もあります。手賀沼で採れたレンコンやさつまいものベニアズマなどがおすすめです。

毎回、足を運ぶたび、どれを買おうかといつも迷ってしまうほど。そのようなとき参考にしているのが、野菜の棚に飾られたポップです。食感や味、おすすめの食べ方などが記されており、私はいつもそれを見てから購入を決めています。

 

 

次に紹介するのは、レストランViaggio(ヴィアッヂオ)です。道の駅しょうなんは手賀大橋のたもとにあり、レストランからは手賀沼が一望できます。地元で採れた旬の野菜の素材を活かしたメニューが数多くあり、迷うほど。モーニングメニューがあるので早起きして行くのもよし、夕日が沈む時間帯には窓外に美しい光景が広がります。

いかがでしょう、道の駅しょうなんの魅力を感じていただけましたでしょうか。地元のひとたちが一生懸命、育てた農産物を、真心をこめて販売する農産物直売所や、それらの食材を提供するレストラン等は、まさに柏市の地域活性化に一役買っていると感じます。ホッとする温かみがあるのが嬉しい点。道の駅しょうなんに、ぜひ訪ねられてはいかがでしょう。

※新型コロナウイルス感染防止の観点から、営業時間が短縮されています。お出かけ前に、ホームページをご覧になって確認されることをおすすめします。

 

(学生記者:淑徳大学 経営学部 観光経営学科 2年 小宮恵)

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コロナ禍に見舞われた観光地や地域を応援したい!連載10回目のテーマは、大阪です。

 

【おいでませOSAKA!!】

皆さんは大阪観光と聞いて、何をイメージされるでしょうか。USJユニバーサル・スタジオ・ジャパンでしょうか。あべのハルカスでしょうか。それとも大阪城ですか?

いずれも日本が誇る観光地です。

なかでも私が好きで魅力的だと思うのは、江崎グリコの看板で有名な、あの道頓堀商店街です。その、道頓堀商店街を100倍楽しめるように、道頓堀商店街の歴史を紹介します。

私がなぜ、道頓堀商店街が好きなのか。それは、絵に描いたような張りぼてのフグや動くカニといった、さまざまな色彩に溢れた看板が、まるで絵本の世界に佇んでいるように思えるからです。

現在は、数多くの飲食店が立ち並ぶ道頓堀商店街ですが、昔はどのような雰囲気だったのでしょうか。一緒にタイムスリップしてみましょう。

▼道頓堀の由来

1612年に安井道頓が私財を投げ打って開発を始めたのが、今の道頓堀川です。しかし、大坂夏の陣で道頓氏は戦死してしまいます。ですが、道頓氏のいとこが工事を引継ぎ、1615年に今の姿に完成しました。道頓氏の功績を残すために、一帯を道頓堀と名付けたのです。

▼現在は飲食店が多く立ち並ぶ道頓堀、昔は?

江戸時代、幕府が大阪を直轄領にしたころ、全国の藩が大阪に蔵屋敷を設け、生産地から生活物資が大阪にいったん集められ、そして全国に送られていきました。その当時、家のなかに物資が多く集められたのが台所だったため、大阪は「天下の台所」と呼ばれるようになったと伝わります。

なので飲食店が多いのでは、とお感じでしょうが、17世紀後半には芝居町へと変わっていきます。

当時は歌舞伎の浪花座や、人形浄瑠璃の竹本座など、数々の劇場がオープンしました。「東洋のシェイクスピア」とも呼ばれた近松門左衛門の脚本のほとんどが、この道頓堀で初演されています。

一流を目指す芸人たちにとって道頓堀は、まさに憧れの舞台でした。見物客をもてなす芝居茶屋が軒を連ねたことから、今の商店街の原型ができたのだそうです。

いかかでしたか?

当時、一流の芸人たちが感じていた空気や雰囲気を体感しながら、美味しいグルメを楽しむのも一つの楽しみ方ではないでしょうか。 

(学生記者:淑徳大学 経営学部 観光経営学科 2年 深野海羽)

淑徳大学 経営学部 観光経営学科「観光とメディア」ゼミではwithコロナの時代、利他共生の観光のあり方を学生たちが模索しています。

コロナ禍に見舞われた観光地や地域を応援したい! 第9回は、真剣テーマの「コロナ禍社会の観光」がテーマです。

 

【コロナ禍社会の観光】

新型コロナウイルスの影響で、外出や観光を自粛する人が増えています。観光に行きたい人と考えている人も、3密を避けた観光や都市部を避けて県境を超えることのない観光をしたいと考えている方がいらっしゃると思います。

そこで、今回は埼玉県内に住んでいる方を対象とした県内の観光として、埼玉県吉川市を紹介します。

吉川市は、埼玉県南東部に位置し、中川、江戸川の2つの大きな川に挟まれています。豊かな水や自然が色濃く、アクセスの良さから首都近郊の快適な街としても知られるようになりました。

吉川市の名物は「なまず」です。

吉川市は、二大河川に挟まれた特有の地形を生かし、川魚料理の文化が古くから根付いています。「吉川に来て、なまず、うなぎを食わずなかれ」といわれるほどの名声があり、歴史上の著名人も食しに訪ねたと言われています。

川魚には泥臭いイメージがありますが、吉川の清らかな地下水で育ったなまずは、クセや臭みがなく上品な味わいです。「たたき揚げ」と呼ばれる郷土料理をはじめ、天ぷらや蒲焼など味わい方も様々です。

また、吉川市はなまずの養殖にも成功していて、年間約2トンのなまずを出荷しています。市のイメージキャラクターも、なまずをモチーフにしており、吉川駅南口には、金色なまずのモニュメント(画像)があります。「なまずの里」として、なまずを市のシンボルにしています。

私たちは土用の丑の日にはうなぎを食べる文化がありますが、近年、国産うなぎは高騰しています。そのようななか、うなぎの代替品として「なまず」が食されるようにもなりました。ぜひ、土用の丑の日に限らずとも吉川市で、本場の「なまず」を食べてみてください。

※新型コロナウイルスの感染拡大で、域内観光が注目されています。淑徳大学経営学部がある埼玉キャンパスでは、特に埼玉県内での観光資源に注目をしています。吉川市には、鯰(なまず)や鰻(うなぎ)を提供する割烹や料亭がありますが、三密を避けて予約制にしたり料理のメニューを変更している店舗もあります。お出かけのときには、事前に電話問い合わせをなさることをおすすめします。

 

(学生記者:淑徳大学 経営学部 観光経営学科 2年 鈴木悠太)

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コロナ禍に見舞われた観光地や地域を応援したい! 第8回のテーマは福島です。

 

【いざ福島へ!!】

福島といえば、果物の桃を思い浮かべる人が多いと思います。ですが今回は、桃以外の福島の魅力をご紹介します。

 

小学生の頃、家族で福島旅行に行きました。

有名なところといえば、スパリゾートハワイアンズでしょうか。今回は福島・会津地方の名所を紹介します。

▼塔のへつり

皆さんは「塔のへつり」を知っていますか?

塔のへつりとは、長い年月をかけて自然が創り出したもので、塔の形が立ち並ぶ断崖という意味から「塔のへつり」と名付けられました。南会津の下郷(しもごう)町に位置します。

ちなみに、へつりとは地元の言葉で断崖のことです。塔の形をした断崖まで吊り橋が架けられ、断崖内部の一部を見学することもできます。1943年に国の天然記念物に指定されました。

夏休みに訪ねたので、とても暑かった記憶がありがすが、この自然が織りなす造形美をみて、暑さをも忘れるほど心打たれました。

自然が創り出すものは、何百年もの時を経て完成されるのだと思うと、より一層の魅力を感じます。季節にかかわらず、その美しさと壮大さに圧倒されること間違いなし。秋は紅葉に彩られます。

機会があればぜひ、「塔のへつり」へ行かれてみてはいかがでしょう。

 

▼大内宿

景勝地・塔のへつりから車で約20分ほどの距離にある「大内宿(おおうち・じゅく)」は、江戸時代から下野街道の宿場町として栄えた宿です。かやぶき屋根の家屋が昔のまま立ち並ぶ、見事な景観を望むことができます。大内宿は、重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。

江戸時代にタイムトリップしたような感覚を得ることもできます。福島の人気観光スポット・大内宿を、ぜひ立ち寄っていただきたいです。

大内宿に訪れたなら味わいたいのが、「ネギそば」こと、高遠そばです。そばを、白ネギ一本で食べるというワイルドさ。大内宿の名物です。

旅の良き思い出に、名物・高遠そばを味わってみてはいかがでしょうか。

新型コロナで外出もままなりませんが、思い出に残る絶景、そして名物のグルメを堪能して素敵な思い出を作ってください!

 

(学生記者:淑徳大学 経営学部 観光経営学科 2年 江花沙良)

 

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コロナ禍に見舞われた観光地や地域を応援したい! 第7回は、竹富島(沖縄)です。

 

【愛で溢れる竹富島】

皆さん!こんにちは。

観光経営学科の豊田姫奈です。

今回私が、お勧めする場所は、沖縄県にある竹富島という島です……。

 

竹富島を私が一言で表すと、それは「愛」です!

その理由は、なんといっても現地の島の方たちが、まるで家族のように温かな気持ちで出迎えてくれて接してくれるからです。

そんな竹富島に私は心を打たれました。

 

 

小さな竹富島ですが、魅力はたっぷりとあります。

水牛車に乗って島内あちらこちらを巡ると、早速、見つけることができます。

住宅の屋根瓦には、それぞれに顔の違うシーサーたち。

島一周を自転車でサイクリングして、さとうきび畑を走り抜けるなどなど。

皆さんも興味を持ちませんか?!

 

 

 

そんな素敵な竹富島へ、皆さんもぜひ一度、行ってみてはいかがでしょうか。

 

※竹富島をはじめとした離島では医療体制が脆弱なため、新型コロナウイルスによる影響はことのほか甚大です。離島の人たちの暮らしを守るためにも、当面の間、観光を手控えるなど節度ある行動を心がけるようにしたいものです。

 

(学生記者:淑徳大学 経営学部 観光経営学科 2年 豊田姫奈) 

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