2021年6月アーカイブ

今年度、経営学科3年次の実践科目「企業経営研究Ⅱ」における「福祉ビジネスコース」は社会福祉学科と連携し、
ライブ配信型オンライン形式で実施しています。


埼玉キャンパスの経営学科の学生(14名)と千葉キャンパスの社会福祉学科の学生(6名)がオンラインで受講し、
それぞれの分野で学修してきた知識をベースに、福祉ビジネスの実践を学んでいます。
2つの異なるキャンパスをオンラインでつなぎ、学生は図書館・教室等から受講するため、
オンラインと対面の授業が補完しあいながら実施できるメリットもあります。

5月26日には株式会社イノベイションオブメディカルサービスの安藤将大様による、
オンラインでのレクチャーおよび施設見学を実施しました。
レクチャー部分では、
1)業界を取り巻く外部環境と業界内の概況、
2)同社の事業内容(調剤薬局事業、福祉用具レンタル事業等)の説明
3)(ウェブカメラを通じて)営業所および倉庫の施設見学ツアー
を実施していただきました。

 

今回のレクチャーを受講した学生からは、
・福祉用具レンタル事業という言葉だけでは理解しにくいことも講義を通して理解しやすくて新たな学びになったと思う。
・企業の強みや取り組み、営業職、事務職等の仕事内容も詳しく知ることができ、福祉業界で働く将来が想像できた。
といった声が聞かれました。

ビジネスの現場における生の声を通して得られた知識を活かし、
後半の講義回ではアイディア提案のプロジェクトを進めていきます。

最後に、産学連携教育にご理解とご協力いただいた
株式会社イノベイションオブメディカルサービスの安藤将大様に深く御礼申し上げます。

淑徳大学 経営学部 観光経営学科3年、「観光とメディア」ゼミの学生記者たちがお届けする第二弾は、【ところざわサクラタウン】角川武蔵野ミュージアムの歩き方です。

 

武蔵野ミュージアムの4階エディットタウンから、5階への楽しいアプローチ【アティックステップ】を紹介します。

アティックステップは本棚劇場の裏側、4階と5階をつなぐ階段をさします。

それがただの階段ではなく、マルチな才能で知られる作家・荒俣宏さんが、数ある蔵書のなかから約3,000冊を厳選したものを、階段両脇の本棚に所狭しと並べたもの。ご存じのとおり荒俣宏さんは、博物学に図像学、妖怪学など、幅広いジャンルで執筆活動をされてきただけあり、選書内容も多彩です。

 

 

 

階段を昇りきると、角川武蔵野ミュージアムの象徴ともいえる、あの「本棚劇場」の吹き抜けを、上から覗くことができます。本の海を一望することができるのは、少し不思議な感覚で面白いです。

 

次に、【エディット アンド アートギャラリー】を紹介します。

エディット アンド アートギャラリーは、現代アートをはじめ様々なジャンルを展示するアートギャラリーです。この日は残念ながら、展示の入れ替わり時期にあたり、見学することはできませんでしたが、近ごろは、最後の晩餐を塩で作る塩アートなどを展示していたそうです。

 

次回はエレベーターだけでなく、アティックステップをぜひ、利用されてみてください。日ごろの運動不足解消にもなることでしょう。

(学生記者:千葉ゼミ3年 澤田健・江花沙良)

 

 

経営学科「入門セミナーⅠ」の対面授業再開

入門セミナーⅠの対面授業が6月10日より再開しました。

 

授業では最初に「遠隔授業に関する確認アンケート」を実施しました。
今回の遠隔授業切替えに関する質問を設定して、学生が今後スムーズに遠隔授業に対応できるようにするのが本アンケートの趣旨です。

アンケート結果を見てみると、まず、今回遠隔授業になると聞いてどのように感じたかとの質問に対して、
1番多い回答が「対面授業の方が良かったと感じた」で、全体の4割強を占めました。
中には、「キャリアデザインと入門セミナーは対面が良いと思った」という意見もありました。

一方で、遠隔授業を続けたいと思うかとの質問に対して、「続けたい」が4割強を占め、「続けたくない」は3割程度にとどまりました。
「授業自体の進行は問題ないから」「感染リスクが減る」などが理由のようです。
また、今後遠隔授業に切り替わってもしっかりと対応できるかとの質問に対して、「対応できる」が9割強を占め、残りは「どちらとも言えない」との回答でした。

アンケート実施後は、「レポート作成の手順」について資料を使って説明を受けた後、各自が「レポートのテーマと概要」の作成を行いました。
30分程度の時間でしたが、各々がスマホで関連記事を調べながら真剣に集中して作成に取り組んでいました。

 生き生きと取り組む学生の姿が印象的でした。

淑徳大学 経営学部 観光経営学科で学ぶ千葉ゼミ3年の学生記者たち12人が、2021年6月4日、【ところざわサクラタウン】を訪ねました。【角川武蔵野ミュージアム】を緊急リポートする第一弾は、4階に広がる「本の街」です。

 

一番の見どころは【本棚劇場】。約8メートルの巨大本棚です。5階部分までの吹き抜けです。

 

まずは、エレベーターで【エディットタウンーブックストリート】へ。

 

–足を踏み入れた先には– 

大きな建物の4階部分。そこにはまるで別世界のような「本の街」が広がっています。

エディットタウン

この4階は「エディットタウン」と呼ばれ、25,000冊の本が9つの文脈によって配架されています。「記憶の森へ」から「個性で勝負する」まで9つに分けられた各カテゴリーは、さらに15〜25ほどのサブカテゴリーに分かれます。そして、そのサブカテゴリーの中で、特製の「豆本」とキャッチコピーによって、文脈を案内しているのです。

これらの本は、タイトルや著者名の五十音順、アルファベット順で並べられているわけではありません。作品テーマから類推できるテーマへと連想がなされるように、まるで頭の中での想像そのものが具現化されたように並んでいます。

本を読んでも、ゆっくり歩いて眺めても、椅子に座って思考にふけってもよい。「本の街」エディットタウン。ぜひここで、連想の力を体感してみてはいかがでしょうか。

 

角川武蔵野ミュージアムに来る目的のひとつとして人気が高いのはやはり【本棚劇場】です。

本棚劇場は、先述の通り、高さ約8メートルにもなる巨大な図書館です。本棚劇場は、建物全体のデザインも手がけた隈研吾氏によるものです。本棚は、360度すべてが本で覆いつくされており、約3万冊が配架されています。本はKADOKAWA出版の本だけでない点も、特筆すべき点。また、角川書店創業者である角川源義や、竹内理三、山本健吉、外間守善などの貴重な文庫本もたくさん保存されています。

 

2020年暮れの紅白歌合戦では、YOASOBIが、ここでプロジェクションマッピングによる演出で、楽曲「夜に駆ける」を披露したことでも知られています。複雑に入り組み、立体的・流動的に連なって、脳の構造をイメージした造りとなっているのが特長的です。

 

来場者だけが感じることのできる非日常体験の角川武蔵野ミュージアム。ぜひ皆さまも足を運ばれてみてください。

(学生記者:千葉ゼミ3年 川辺大記・小宮恵・櫻井遥香)

 

 

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