2016年11月アーカイブ

11月4日、経営学科1年次の必修科目「経営学総論」に外部招聘特別講師として、

サラヤ株式会社(本社大阪)の取締役品質保証本部長 根本三千夫氏に特別講演をしていただきました。

 

 

 

根本品質保証本部長は「サラヤ株式会社の経営とCSR(企業の社会的責任)」をテーマに、

同社の創業精神、経営理念、生物多様性を配慮した商品開発、品質管理制度などについて、

詳細なパワーポイント資料と動画を通して丁寧に説明してくださいました。

 

 

また、同社は経営活動のほか、

ボルネオでの「環境保全活動」およびアフリカ・ウガンダでの「100万人の手洗いプロジェクト」に取り組み、

環境と社会との共生を追求する社会的責任(CSR)方針についても語ってくださいました。

 

また、サラヤ株式会社からヤシの実の洗剤とコロロうがい薬の記念品を

120名履修生全員に配布していただきました。

 

 

「企業は何のために存在するのか?」

同社の「利益と社会貢献は表裏一体である」という経営理念を実感した講演でした。

 

本学部における実学教育の意義についてご理解くださり、

また貴重なお時間を費やしてくださったサラヤ株式会社の根本三千夫品質保証本部長に

心から感謝申し上げます。

 

 今回は研究対象地の視察旅行までの経緯について紹介します。

 朝倉ゼミでは学期ごとに日本各地の観光地の中から、研究対象地をゼミ生の提案から1箇所を選び、1泊2日で視察に行きます。

今期は、神奈川県箱根町を研究対象地としています。

 

 研究対象地を決める条件としては、その研究対象地を有する市町村の観光客データが過去10年分あること、1泊2日で視察できる観光地であること、また現地の公共交通機関が充実していることの3つで、候補地4つのグループごとに1つ挙げます。候補地の概要・その観光地を希望した理由・希望宿泊施設について、グループごとにプレゼンテーションを行い、ゼミ生全員でのディスカッションを踏まえて、研究対象地を決めます。

その後、担当者2名が視察旅行の宿泊施設・交通手段の手配を行います。

  

 研究対象地が確定したら、過去10年間の観光客数のデータをExcelでグラフ化し、分析コメントを執筆します。また、研究対象地の観光資源を分類し、概要などを記載した一覧表を作ります。

 その一覧表を基に、視察を希望する観光資源をグループごとに発表し、視察希望の多かった観光資源を抽出して、視察順序・ルートを、グループごとに作成します。4グループの中でどの案が効率良く観光資源を周ることができるかをディスカッションして、視察ルートを確定します。

 このように、研究対象地について、観光客数と観光資源についての基本情報を学んだうえで、現地の視察を行います。「楽しい旅行」ではなく、「視察旅行」であり、研究対象地の魅力や課題を自分たちの目で確認するため、準備は不可欠なのです。

 

 

 今回は、中澤咲稀(写真左)と岩戸結皆(写真右)が担当しました。

 次回は、赤平璃央と倉方優梨子が担当します。

2016年11月10日,経営学部で学外見学会を開催しました。

経営学部では学外見学会として複数のコースが展開されています。

今回紹介するのは,東芝未来科学館コース。

 

日本屈指の企業である東芝がどのようにして活躍してきたのか。

そしてどのような最新技術が我々の生活を支えているのかについて

学んできました。

 

 

 

今年,来場者が1000万人を超えたというこの科学館。

多くの人に愛されています。

 

身体の動きを検知する技術を使って作られたゲームや


 

身体の情報を分析してくれるもの


 

半導体について,遊びながら体感できるもの

 

などを通して,楽しみながら様々な技術について知ることができました。

 

遊んだ後は,実際の構造がどのようになっているのかについて

実物を見ながら勉強します。

 

日本の技術として,どのようなポイントが特に優れていたのかが良くわかります。

 

 

また東芝の歴史を遡ると様々な興味深い発明品があります。

 

これはその一つ。創業者が作成した人形が弓を打つカラクリ人形です。

現代でこそ,従業員ロボットがおもてなしする面白いホテルなどが話題ですが,

これは「ロボットによるおもてなし」の先駆けではないでしょうか。

 

その他にも,話題の東芝LED広告シリーズや

 

 

静電気についての体感ショーなどを通して学びを深めることができました。

 

 

 

技術力は企業の経営において大変重要なものです。

日本企業はこれまで,高い技術力を武器に世界で経営活動を行ってきました。

これからはその技術力をどのように応用していくかが大切です。

それを考える良いきっかけになったのではないでしょうか。

 

 

 最後は建物の前で集合写真!

 

 

 2016年9月1~2日、千葉ゼミ・堀木ゼミ合同、一泊二日で、【埼玉県秩父郡横瀬町】へ行ってきました!

 (三菱マテリアル横瀬工場)

この写真を見たら、わかっていただけると思います…!

三菱マテリアル横瀬工場へは車で向かいましたが、近づくにつれ壮大さが増して圧倒され、感動しました。

周りにはほぼ建造物がなく、「そびえ立っている」という印象を受けました。そして私は、「町と工場が共生している」と感じました!

 

【 三菱マテリアル横瀬工場のココが凄い!! 】

 

①世界トップレベルのリサイクル率

 三菱マテリアル横瀬工場はゴミが出ないと聞きました。それは、一度ゴミとして排出されたものを再度、セメントの燃料として使うからだそうです。私は工場なのだからゴミが出て当たり前だと思っていましたが、その概念はくつがえされました。

 さらに驚いたのは全く臭わない!ということです。工場といえば臭いというイメージがあると思うのですが、臭いなんて全く気にならなかったです!それは廃棄物をまとめている場所で、室内温度を下げ、外気に漏れにくい空気の流れを作っているからでした。周囲に住んでいる町民のため配慮された工夫に心温まりました…。

 

②鉱山や工場景観を観光資源に

 鉱山の跡地や景観を観光資源へ。戦後、採炭条件の悪化により、国内に数多くあった炭鉱や鉱山は閉山したところが少なくありません。しかし、横瀬町では、鉱山や工場景観を新たな観光資源として活用する方策がとられはじめています。また、資源事業の経営で培った技術は地熱発電などに活かされ、今日の資源・リサイクル事業の基盤となっています。お話を聞かなければ知り得なかったことでした。

 

③現代に合わせた取り組み

 工場夜景など、現代の若者に合わせた写真をSNSにあげることのできるコンテンツを数多く用意していたました。最近はどこかへ行ったら写真、何かしたら写真、、、とにかく写真を撮りまくる若者が大勢います。今後も写真スポットを増やせるよう、顔はめパネルの検討などをしてみたいとおっしゃっていました。

 

  

 【 武甲山の迫力がとにかく凄い!! 】

 (三菱マテリアル横瀬工場を背に佇む武甲山)

 武甲山とは、火山活動を終え浸食によって削られたサンゴ礁をまとい、地表に現れた山だそうです。

 サンゴ礁が地表に現れるということに驚きましたが、ましてはその削られ方が人工によるものにしか私には見えず、見入ってしまうものがありました!この写真では距離があり分かりにくいと思うのですが、階段のようにしっかりとした段差があり驚きました。是非、沢山の方に現地で実際に見ていただきたいぐらい迫力満点でした◎

 

 【 寺坂棚田の楽しみ方が凄い!!】

 

(寺坂棚田に咲く彼岸花)

 武甲山を中心に山々を背景にした場所にあり、風景が美しいとゼミ生に大人気でした!私たちが伺った日は晴天で、絶好の写真日和でした!

 

経営学部 観光経営学科2年 本林優美香

2016年9月12日 横瀬町見学

 

 アニメ「あの日見た名前を僕たちはまだ知らない」の放送で有名になった、埼玉県秩父市ですが、その玄関口として新たに知られるようになったのが、横瀬町である。

きっかけは、アニメ映画「心が叫びたがってるんだ」の公開だ。現在では、聖地として若者を中心に人気を集めているようだ。

 

 今回、私たち日帰り組は横瀬町を見学した。その中でも、聖地巡礼として人気のある名所を紹介する。

 

 

①大慈寺(札所10番)

 

大慈寺は、静けさが漂う道の傍らにある。はじめに、石段の下にあるお坊さんの看板が出迎えてくれる。

 

お坊さんの看板が立つ後ろにある祠には、「心が叫びたがっているんだ」にも登場したタマゴの願掛けがかけられており、一気にアニメの世界観に引き込まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 石段を上ると、趣のある境内がみえてくる。境内の中では、聖地巡礼に来たと思われる若者が、アニメのワンシーンと同じアングルで写真を撮っていた。

 

 

また、キャラクターがプリントされた絵馬と、一角に用意された交流ノートには、訪れた観光客のメッセージがつづられており、人々の交流の場にもなっているようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ピンクの淡い色がかわいらしいおみくじは、おみくじを結ぶ場所としてはとしては珍しい、円形に結ばれていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

② 西善寺(札所8番)

  秩父の札所は一番から三十八番まである。横瀬町には大慈寺のほかに、札所八番があり、私たちは札所八番の西善寺にも訪れた。

 

  門をくぐると緑の多い境内が見え、中心には樹齢600年の老木が佇んでいた。「コミネモミジ」と呼ばれる老木は、境内に大きく枝を伸ばし大きい日陰が涼しかった。

 

 

 老木の下には、撫でた場所の痛みを和らげるといわれる「なで仏」があった。また、向かい合うようにして佇んでいたのは、顔がすべて違う六地蔵である。

横瀬町全体が自然あふれる街であったので、寺の雰囲気にも癒され、リラックスすることができた。

 

③羊山公園

 羊山公園は秩父と横瀬町の間に位置する。北側には「あの日みた花の名前を僕たちはまだ知らない」のオープニングのカットに使用された、見晴らしの丘があり、南側には、芝桜の丘がある。

訪れた日は、曇りであったがそれでも空気が澄んでいて気持ちがよかった。秩父全体を遠くまで一望することができ、中でも秩父公園橋は目立ってみることができた。

 

 

 芝桜の丘は、4月後半から5月上旬ごろがオンシーズンである。しかし、私たちが訪れたのは9月上旬であったため、残念ながら芝桜を見ることはできなかった。

この時期は春に向けて花を咲かせるための、土づくりを行ってるようで、広大な敷地の土を掘り起こす作業をしていた。

 

 オンシーズンになると、丘には、白、ピンク、青紫の色とりどりの芝桜が咲く。丘に咲く花は、9種類で、秩父祭りの振袖の模様をデザインしているようだ。

  

 

 春に一度、訪ねてみたいと感じた。

 

 

 上記に述べた観光スポットは、横瀬町中心に広がるアニメの聖地であるが、ほかにも見所のある、おすすめの観光スポットが多数存在しているので、まずは、芝桜を見に、春に訪れてみてはいかがでしょうか。

 

 

(文責:千葉ゼミ2年 小山彩由里)

今回は昨年と今年の淑徳祭についてお伝えします。

朝倉ゼミでは、毎年10月下旬の淑徳祭に2年生が観光地の魅力を紹介する展示を行っています。

 

はじめに昨年の淑徳祭についてです。

私たちは、昨年6月に研究対象地である鎌倉へ視察に行き、淑徳祭で鎌倉の魅力について紹介しました。

ゼミ展示を行った教室の外装は江ノ電を意識し(下左写真)、手作りのジオラマ(下右写真)を作成し、視察した観光資源の紹介模造紙等を掲示しました。

  

 

また、鎌倉観光協会や江ノ島電鉄に協力していただき、ポスター掲示やパンフレットも来場者にお配りしました。

 

 

たくさんの来場者に、こうした展示品を評価いただき、朝倉ゼミはゼミ展示部門で金賞をいただくことができました。

 

 

 

今年のゼミは東武鉄道様と「越生観光パンフレット」を作成したので、淑徳祭では、パンフレット作成にあたり、越生町に取材に行った時の事や、パンフレットの配布キャンペーンの様子をまとめた模造紙とポスターを掲示し、パンフレットの配布も行いました。

(第1回のブログに越生パンフレット作成について紹介していますので、ぜひご覧下さい。)

 



ゼミ生が作成に協力したパンフレットを、たくさんのお客様にお持ちいただき、越生町に興味を持っていただくことが出来ました。

2日間という短い期間でしたが、私達の展示を見て越生町への来訪者が増えると嬉しいです。

 

なお、2016年は朝倉ゼミ2年生も「熱海」の紹介展示を行い、ゼミ展示部門で銀賞を受賞しました。

 

 

今回は山崎彩花(写真左)と安井待子(写真右)が担当しました。

 

次回は岩戸結皆と中澤咲稀が担当します。

 

本日は経営学科の実践科目「企業経営研究」の一部を紹介します。

取り上げるのは「消費者行動コース」。

お客様にどのようにして商品を手に取ってもらうか。

どのようにマーケティングをしてブランドを創っていくかについて学生自身が考えます。

 

今年度,消費者行動コースでは

花王株式会社の重要商品の一つ「リセッシュ」について取り扱っています。

 

 

みなさん服についてしまった匂いを取り除く時はどうしていますか?

洗濯やクリーニングできるものであれば問題ないですが,

それができないものについては消臭スプレーを利用するのではないでしょうか。

 

花王が展開しているリセッシュは匂いまで分解してしまうニオイケア商品です。

 

 

 

ところが実際は,大手企業の展開している「ファブリーズ」が

ニオイケア分野で大きな力を持っています。

 

消臭スプレー=ファブリーズ

 

と考えている方も多いのではないでしょうか。

 

そこで消費者行動コースでは,学生ならではのユニークなアイデアで

お客様に積極的に花王のリセッシュを買ってもらうためにはどのような

工夫ができるかについて考えています。

 

 

11月の初旬,我々のグループは

リセッシュの売り上げが一際優れているという

某お店に視察調査へ行きました。

 

そこでもやはりリセッシュvsファブリーズが展開されていました。

これが実際の写真。

 

 

 

お店に来店しているお客様の特徴や

ニオイケア商品を手に取っているお客様にはどのような共通点があるのか

マーケティングの視点から観察調査を実施しました。

 

 

 

自分たちで調査票を作成し,観察の結果を記録していきます。

 

 

 

観察しながら,様々なアイデアが生まれ議論を繰り返します。

 

調査結果を踏まえながら,課題に対するどのような提案が立てられるのでしょうか。

乞うご期待。

 

今回は3年朝倉ゼミの活動について紹介をします。

ゼミは、他の科目とは違い、先生の講義を聞くだけでなく、

プレゼンテーションやディスカッション等、学生自身が積極的に自発的に学ぶ科目です。

朝倉ゼミは、男子1人女子13人で活動しています。

私たちの学年の観光経営学科は女子の割合が高く、

女性比率が高いですが、毎週楽しく活動しています。


 

                                                                                                                       

朝倉ゼミの主な活動内容は、

学期ごとに日本各地の観光地の中から「研究対象地」としてゼミ生の提案から1か所を選び、

その観光地について半年かけて研究していきます。

朝倉ゼミの一番の醍醐味は、研究対象地に1泊2日で視察に行くことです。

上記の写真は、3年前期に長野県軽井沢町を視察した際に撮影したものです。

 

 

 

視察の前には、観光客の推移をデータから分析したり、観光資源の種類や数について調べ、

観光地の魅力や問題点をゼミ生全員で話し合います(上写真)。

視察は、実際に自分の目で確かめることによって、

観光地の魅力や課題をより深く学び、考える機会となります。

視察後は、ディスカッション等により、観光地の魅力や課題についてさらに深く考えます。

 

これまで、神奈川県鎌倉市、石川県金沢市、長野県軽井町を研究対象地としており、

今期は神奈川県箱根町を研究します。

日本各地の観光地について見識を深められるので、

将来旅行業界や地域振興などに興味がある人に朝倉ゼミはおすすめです。

 

 

今回は伊宝田来菜(写真右)と神尾圭亮(写真左)が担当しました。

次回は安井待子と山崎彩花が担当します。

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