淑徳大学経営学部では,1年生が選択できる授業として
「先輩と一緒に成長できる授業」が用意されています。
※2016年度は,「チームワークとリーダーシップ(前期)」,「コミュニケーション論(後期)」
先生の説明した内容について仲間とディスカッションしたりする場合,
なかなかうまくいかないことがありますよね。
この授業では2年生以上の先輩が1年生をサポートしながら,授業が進行していきます。
そしてこの先輩のことをLearning Assistantを略してLAと呼んでいます。
1年生はLAの助けをもらいながら,チーム活動を進めていくことで,
・誰でも実行することのできるリーダーシップ(前期)
・チームワークを円滑に進め,不満を提案に変えることのできる議論のやり方(前期)
・一歩踏み出そうとする力(後期)
・コミュニケーションを通して,自己成長できる力(後期)
を学びます。
2016年度の1年間,この授業を通して,
1年生は
「身近な存在が近くでサポートしてくれたので,心強かった」
「巧くいかないことがあっても,それは自分を成長させるための材料なんだ」
「いままで思っていたリーダーシップとは違う形のリーダーシップを知れた」
などという声が上がりました。1年生の成長は凄まじいものがありました。
そして1年生だけでなくLAの学生も大きく成長しました。
1年前は人前で話すこともままならなかったり,自分の課題を把握することが苦手なLAもいましたが,
今では見違えるほどに変わりました。
教えることは学ぶこと。
LAは教える側に回ることで,本当に沢山のことを吸収することができました。
下の写真は毎回のLA反省会の様子
そして,2017年度からの新LAを1年生の中から募集したところ,
新しいLAが8名選ばれました。
彼らも4月から2年生。1年間で大きく成長することでしょう。
先週,現LAと新LAの第1回ミーティングがあり,その中で改善点や新しいアイデアについて教員を含めた全員で共有・議論しました。
写真に出ている付箋はその数。全員が知恵を絞りながら,次年度に備えます。
受講生である1年生,LAの先輩,そして教員も事務の人たちも
皆で成長しながら世界の未来を創るヒトを目指します。