5月26日(金)、観光経営学科1年生の必修科目「観光学総論」では、川越市の観光振興を担う組織「小江戸川越観光協会」の会長 粂原恒久様を招聘して、観光地「川越」の最新情報をお話いただきました。
公益社団法人小江戸川越観光協会 会長 粂原恒久様
江戸時代から舟運で栄えた川越市は、蔵造のまちなみで有名で、2016年度には、704万人もの観光客が訪れました。
たくさんの観光客を集められた背景には、観光協会による様々な取り組みがあります。
例えば「着物の日」(毎月8,18,28日)を設け、市内で着物をレンタルして観光すると、観光施設の割引などが受けられます。
このシステムは、近年増加している訪日旅行者にも大変人気だそうです。
川越市への観光客は中高年層が多いのですが、氷川神社の風鈴イベントには多くの若い女性たちが来訪し、大成功と評価されているそうです。
今年度は、自転車によるオリエンテーション「シグログ」にもチャレンジするなど、川越市は常に新しい魅力の創造に取り組んでいることを学生たちは学びました。
川越市に住んでいる学生もいますが、「観光地」としての川越の魅力に学生が気づき、自ら足を運んで具体的な魅力を理解して欲しいと思います。