フィールドワーク 石坂産業での環境教育研修(環境省)

フィールドワーク(以下FW)の第10回は、石坂産業株式会社で実施された環境省の環境教育研修2日目体験型環境教育・学習のお手伝いです。

この環境教育研修には、各都道府県や全国の市町村で環境教育・学習に関する業務を担当されている方々(約60名)が参加されていて、2日目の研修メニューでは石坂産業が運営している三富今昔村の体験型環境教育・学習の実地を見学・体験されました。

参加者は3班に分かれて、それぞれ石坂産業の工場見学、森ガイド、今昔語りべ館の3カ所を一日かけて回られました。

われわれ淑徳大学FWチームは、各班の見学ツアーを案内される石坂産業のガイドスタッフさんの補助と、今昔語りべ館の紙芝居コーナー、石臼体験コーナー、堆肥づくりの排熱を再利用した足湯体験コーナーのアテンドを担当しました。

いずれもこれまでの石坂産業でのFWで体験学習した内容です。

最初の全体オリエンテーションでは、石坂典子社長から学生たちに「今日は頑張って!」と激励の言葉をいただき、皆はりきって学習した成果を発揮しました。

 

石坂産業株式会社のホームページhttps://ishizaka-group.co.jp/

三富今昔村のホームページhttp://santome-community.com/

環境省の環境教育研修の概要http://www.neti.env.go.jp/train/cont/gyosei.html

 

 

 

今年のFW@石坂産業のメンバー

 

 

全体オリエンテーションで石坂典子社長のご挨拶

 

 

全体会会場後方で控えている淑徳FWチーム

 

 

石坂産業株式会社本社ビル。住所は三芳町上富緑1589-2

 

(工場見学コース)

 

全天候型屋内工場。電動重機で建設混合廃棄物を仕分けして選別工程へ展開している。

 

 

工場内の大型集塵機。屋内工場の粉塵を集め、外部に漏れないようにしている。

 

鉄、アルミ、ステンレス等を手作業により分解・分類して有価物として価値を高めている。

 

 

(森ガイドコース)

 

里山交流広場。ミニSLが走り土曜日は家族連れが多く集まる。

 

里山交流広場その2

 

 

敷地周囲の森。生物多様性保全に努め、2012年に公財日本生態系協会のJHEP認証で国内最高ランクのAAAを取得している。

 

 

敷地周囲の里山その2。廃棄されたまくら木を並べ、通路に再利用している。

 

 

環境教育施設のくぬぎの森交流プラザ。2016年にオープン。食農体験で会社の農場で採れた有機野菜をふんだんに使ったランチが食べられる。

 

ランチプレートのハンバーグセット(食農体験)オシャレな盛り付けになっている。

 

(昔の暮らし・知恵の体験 語りべ館コース)

 

今昔語りべ館入り口にある水車小屋。水車の力で石臼が回せる。

 

 

落葉による堆肥づくり。この発酵熱を利用した足湯もある。

 


 

石坂産業の三富今昔村のマップ。工場を中心に周囲の森を保全管理して環境教育・学習の場として運営している。環境教育推進法による「体験の機会の場」の認定施設。

 

報告:駒﨑久明(経営学部)

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