隈ゼミでは、2年生の前期に販売士検定の学習をしました。
販売士検定は経営学の基礎的な分野が扱われていることと、小売業であり学生にもなじみやすい業種だからです。
後期には、食品スーパー店長の仕事やマネージメントを具体的に学びました。
そして最後に、食品スーパーを3店舗調査し、理論と現実の対比を行いました。
3年生の前期では物流について学んでいます。物流の教科書を使用し、約10ページを2名の学生で担当し要点をまとめます。
そして、授業では2人で発表します。教員からは発表者に対する質問やコメントも追加されます。
発表者以外はただ聞いているだけではありません。要点をノートに記載し、それを毎回教員提出します。
教員は内容を確認した後、翌週学生に返却します。
これらの学習で得た知識を現実の企業で生かせるようにするために「トヨタL&Fカスタマーセンター」を訪問しました。
当日は大規模倉庫、小規模倉庫、物流改善の3つのコースを4時間かけて、見学とレクチャーを受けました。
学生には事前に課題が与えられています。この課題ができれば社会で通用する物流の知識が身についたと言えるでしょう。


また、トヨタL&F埼玉株式会社の人事の方もご出席いただき、インターンシップや就活についてもお話しいただきました。
講義で聞くのと現実の物流機器や物流の改善手法を見るのとは、理解度が全く異なります。
授業で得た知識を社会で生かす能力が身に着けばうれしい限りです。