【経営学科・水谷友哉】
私たち、齊藤鉄也ゼミでは、4年生に執筆をする卒業論文に向けて、ゼミ生がそれぞれ選択した業界や企業、
それらを取り巻く社会の現状を分析し、問題点の指摘、その問題点の解決策を考えるということを行なっています。
社会や業界、企業の分析には、新聞や企業の有価証券報告書、業界地図などの資料を用いて、
今どういうことが起きているのか、今後どうなっていくのかについてまとめています。
問題点の指摘には、他の授業で学んだ経営学のマーケティングや経営戦略、
会計の知識を使って情報の整理整頓をすることによって、問題点を明らかにできるようにしています。
そして、問題点の解決策では、現状の分析や問題点の指摘から、
どんなことをすることが問題の解決になるのかをインターネットなどから引っ張ってくるのではなく、
自分で考えてアイデアを出してみるということをしています。
授業では、毎週、自分たちが選択した業界や企業について分析してきたことを
パワーポイントにまとめて、発表をしています。発表後の授業の終盤には先生から発表の総評と
今後、分析を進めるためのヒントとなることを解説してもらっています。
そして、次週までに指摘された部分の改善とヒントを参考にして分析を進め、
ゼミでまた発表というサイクルで授業を進めています。
また、他のゼミと合同で発表会を行うといったこともおこなっています。