経営学部「短期海外研修」は、2年次後期に履修可能な実践科目です。
ビジネスのグローバル化に対応するために、他国の社会や文化を理解して社会常識を身につけ、
また国際的企業・組織に通用する知識・スキルとは何かを学ぶことを研修目標としています。
今年度も、2月にシンガポールでの現地学習を実施し、経営学科41名、観光経営学科33名、計74名の学生が参加しました。
★市内を視察
定番観光スポットのマーライオン公園、統合型リゾート施設のマリーナベイサンズと
リゾートワールドセントーサなど、市内の各所を視察しました。


★特別講義
現地で働く方々から学びます。JETRO(日本貿易振興機構)さま、
現地で事業を展開するキュアテックスさまによる特別講義がありました。

JETROさまからは日本にとっての東南アジア、シンガポールの重要性や、
起業家にとってのシンガポールの魅力が語られました。
海外で働くことは想定できないかもしれない。でもこれからはそれも普通のことになるかもしれない、と
視野を広げていただきました。
キュアテックスさまの取り組みは、マーケティングでいうニーズとウォンツ、STP、オケージョン等の
概念を踏まえた戦略がとられており、経営学の理論が実際の企業活動でどのように生かされているかを学ぶ機会となりました。
★自主研修
その他、事前学習の中で自ら興味を持ったテーマに基づいて自主研修を行いました。


★学生の感想より
学生から寄せられた率直な感想の一部を紹介します。
Aさん
自分は埼玉の海なし県民なのでシンガポールの海辺の水の綺麗さには感動しました。
シンガポールはとても暑くマクスをしていると耐えられない暑さだったので海辺の風は涼しくて気持ちよかったです。
3日目に泊まったホテルは高級感があり、とても高揚しました。特にホテルの上から見る景色は最高でした。
自主研修の時間はガーデンズバイザベイに行きました。世界中の植物が展示され、サイズなども大きな物が多く驚きました。
また、植物園越しに見えるマリーナベイサウンズがとても綺麗でした。

Kさん
4日目はほとんど自由時間だったので、前から行きたかったアラブストリートとカトン地区に行きました。
アラブストリートほその名の通りアラブ系の人が多くメッカもありました。
アラブストリートはウォールアートが街の壁の至る所に描かれていました。
日本ではウォールアートは犯罪になることもあるので、こういったウォールアートが見られるのは海外ならではと思います。
カトン地区は住宅街なのですが、SNS映えするカラフルな壁色の住宅が並んだ街並みが観光客に人気な地区です。
沢山の人が写真を撮っていて自分の家をパシャパシャ撮られるのはどういう気分なのか考えさせられました。
Nさん
海外に行くのが今回初めてだったので心配だったが、不自由なく過ごすことができた。
英語が話せるようになることが外国人と話すことへの近道だが、
ジェスチャーなどを使いながら話しをしようとすれば通じることが分かった。
印象に残ったのは、セントーサ島でビーチに行った際に、
アトラクションで遊ぶためにお金を払わなくてはいけなくなった時のこと。
料金表を見たらすべて英語表記だったので最初は分かりづらいと思った。
しかし、このような機会のために英語を勉強していたのではないかと高校時代までの英語の授業などを思い出した。
英語は外国に行くために必要な語学であると実際に行ってみて思った。
