"思考のメガネ"で考え抜く力を(佐原ゼミ1)

佐原ゼミは「流通・マーケティングの革新」を研究のテーマにしています。

流通は、「生産」と「消費」の橋渡しをする活動を指します。

マーケティングは、商品が売れる仕組みづくりを意味します。

 

流通という活動の担い手となっている企業は、どのようして売れる仕組みを構築しているのでしょう?

国内・国外の顧客にどうアプローチしているのでしょう?

ライバルとの競争に生き残るために、どのような戦略を実践しているのでしょう?

主にこのような「問い」を本ゼミでは扱います。

ゼミではこれらの「問い」を学生自身の視点で立ててもらうわけですが、

当然ながら、流通・マーケティングに関する基礎知識や分析枠組みといった理論面と、

実際の企業の取り組み事例といった実践面との、両面から学修しなければ「問い」は考えられません。

そのため、たとえば2年ゼミでは、理論面については入門書を中心に輪読し、

担当者または担当グループが先生役となって説明資料を準備し、発表することを通じて学びを深めています。

実践面については、企業訪問や映像教材の視聴等を通じて、現実のビジネスを学んでいます。

こうした理論と実践の往還を通じて問題意識をもち、問題の本質は何かをじっくり直視して考えることを本ゼミでは重要視しています。

“思考のメガネ”で問題をじっくり見つめ、自分なりの視点で問いを持ち、情報の収集・分析を行い、ロジックを組み立て、

説得力ある結論(意見)が導き出せるような「考え抜く力」を身につけることを、本ゼミの最終的な目標としています。

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