グループワークの難しさと、それによるゼミ生の成長(朝倉ゼミ2)

【観光経営学科・宮前裕貴 梶山沙耶】

朝倉ゼミ3年前期は、男女混合3人1組のグループで課題に取り組みました。

グループ分けの理由としては、就職したらグループワークは毎日欠かせないことであり、

今のうちから経験し準備をして社会に出たら困らないようにするため、という先生の考えに基づくものです。

 

個人作業とグループワークの違いは、個人作業では自分のアイディアや考えを自由にまとめることができますが、

グループワークでは、グループ全員の意見を聞いてまとめるスキルが求められます。

グループワークの魅力の1つは、グループの他のメンバーとのコミュニケーションを深められることです。

ゼミは、週1回しかなく、他のゼミ生と会話を交わす時間があまりありません。

ですが、グループワークによって普段話さない人と意見交換をするため、

相手の考えや見えない部分を把握することができます。逆に難しさは、グループメンバーとの作業時間調整です。

グループメンバーの予定が合わない場合には、集まれる人だけで課題に取り組み、

集まれなかった人は個人で課題に取り組み、後日成果をグループ内で共有し、

グループ全員で意見を交わして課題を完成させます。

だからこそ、グループで集まる時間外で自分の意見をしっかりまとめておき、

時間の限られたグループ活動時に100%の力を発揮できるよう準備しておくことがとても大切です。

 

 

3年前期のゼミ長・副ゼミ長として、ゼミ運営を振り返ると、グループワークを通して、

ゼミでのディスカッションの質が2年次よりも向上したと思います。

2年次では、ゼミ内でのディスカッションの発言数が少なく、行き詰まりを感じていたゼミ生もいたようです。

しかし、グループワークをやったおかげで、自ら率先してゼミの時間に意見を発表する人が増え、

ゼミ生が成長することができたと思います。

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