【withコロナの観光】vol.8 いざ福島へ!!

淑徳大学 経営学部 観光経営学科「観光とメディア」ゼミではwithコロナの時代、利他共生の観光のあり方を学生たちが模索しています。

コロナ禍に見舞われた観光地や地域を応援したい! 第8回のテーマは福島です。

 

【いざ福島へ!!】

福島といえば、果物の桃を思い浮かべる人が多いと思います。ですが今回は、桃以外の福島の魅力をご紹介します。

 

小学生の頃、家族で福島旅行に行きました。

有名なところといえば、スパリゾートハワイアンズでしょうか。今回は福島・会津地方の名所を紹介します。

▼塔のへつり

皆さんは「塔のへつり」を知っていますか?

塔のへつりとは、長い年月をかけて自然が創り出したもので、塔の形が立ち並ぶ断崖という意味から「塔のへつり」と名付けられました。南会津の下郷(しもごう)町に位置します。

ちなみに、へつりとは地元の言葉で断崖のことです。塔の形をした断崖まで吊り橋が架けられ、断崖内部の一部を見学することもできます。1943年に国の天然記念物に指定されました。

夏休みに訪ねたので、とても暑かった記憶がありがすが、この自然が織りなす造形美をみて、暑さをも忘れるほど心打たれました。

自然が創り出すものは、何百年もの時を経て完成されるのだと思うと、より一層の魅力を感じます。季節にかかわらず、その美しさと壮大さに圧倒されること間違いなし。秋は紅葉に彩られます。

機会があればぜひ、「塔のへつり」へ行かれてみてはいかがでしょう。

 

▼大内宿

景勝地・塔のへつりから車で約20分ほどの距離にある「大内宿(おおうち・じゅく)」は、江戸時代から下野街道の宿場町として栄えた宿です。かやぶき屋根の家屋が昔のまま立ち並ぶ、見事な景観を望むことができます。大内宿は、重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。

江戸時代にタイムトリップしたような感覚を得ることもできます。福島の人気観光スポット・大内宿を、ぜひ立ち寄っていただきたいです。

大内宿に訪れたなら味わいたいのが、「ネギそば」こと、高遠そばです。そばを、白ネギ一本で食べるというワイルドさ。大内宿の名物です。

旅の良き思い出に、名物・高遠そばを味わってみてはいかがでしょうか。

新型コロナで外出もままなりませんが、思い出に残る絶景、そして名物のグルメを堪能して素敵な思い出を作ってください!

 

(学生記者:淑徳大学 経営学部 観光経営学科 2年 江花沙良)

 

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