毎年11月の半ばには、教育学部2年生全員を対象として、救命救急講習が実施されます。
キャンパス内にも、数カ所にAEDが設置されています。
が、どこにあるかがわからないと意味がないので、講習の際は、まずどこに設置されているかも改めて確認してもらいます。
その上で、ゼミの時間を利用して、人工呼吸や心臓マッサージのやり方や、AEDの使い方についての説明を指導員の方々から受けて、自分たちでも実際にやってみます。
大人の人形だと心臓マッサージも力を入れて行う必要があります。
しかし、子どもの場合はそうはいかず、指先だけを胸に当てて、あまり力も入れずに行わなければなりません。
その違いに戸惑いつつも、みんな一所懸命、指導員の方の話をよく聞きながら講習を受けてくれました。
こうした技術は使わないで済めばよいものです。
しかし、いざという時は知っていると慌てないで済みます。
自分に自信をつけるためにも、講習内容をしっかり身につけてもらいたいと思います。