2020年6月アーカイブ

遠隔授業の一コマ

本来は対面で行うものですが、今年は新型コロナウイルスへの対応のため、zoomを用いた授業となっています。

それでも、新入生の皆さんへ、今後学んで行って欲しい内容や、

皆さんを応援している先生方からのメッセージを発信しようと、

何人もの先生が協力して、授業内容に工夫を凝らしています。

 

今回は、教員・保育士養成支援センターの幼児教育コースの先生方が、

幼稚園や保育園での先生の仕事内容を紹介してくださいました。

また、子どもたちと一緒にうたう歌や紙芝居の実演もしていただきました。

画面を通じての紹介ではありますが、やはり現場で働いていた経験もある先生方の

お話や動きには説得力があります。

 

幼稚園や保育園で働きたいと希望して入学してくれた皆さんには、キャンパスでの学び、

教員・保育士養成支援センターでの先生方との交流を楽しみにしてもらえたでしょう。

また、現場での実習やボランティア活動への参加にも、期待を持ってもらえたと思います。

 

キャリアデザインの授業では、卒業後の働き方と、そこに至る今からの学びを

結びつけてもらえるようなプログラムを用意しています。

前期はこれからも、今からの学びに期待と持ってもらえるようなプログラムが続きます。

自宅でできる教材づくり

今回は、教員・保育士養成支援センターの齋藤先生から、

自宅でも作れる教材、「手袋シアター」と「スケッチブックシアター」について紹介します!

 

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「手袋シアター」は、カラフルな手袋を舞台に、手遊びや歌、おはなしができる視覚教材です。

エプロンのポケットに入れて、さっと取り出すことができるのがポイントです。

 

 

 

今回私が作ったのは、手遊びのものを8点。

画像から何の手遊びか分かるでしょうか。

どれも子どもたちに人気のものです。

・キャベツの中から・さっとにげました・ふしぎなポケット・コロコロたまご

・あいうえおにぎり・おはながわらった・のねずみ・5つのメロンパン

 

「スケッチブックシアター」は、

スケッチブックをめくりながら展開する、お話やクイズ、歌を楽しむもので、

透明フィルムや、ページの一部を切り抜くことで、簡単な仕掛けができます。

 

どちらも活動の導入や、ちょっとした隙間時間にも大活躍するアイテムで、

子どもたちとのコミュニケーションをとりながら楽しめるものですので、ぜひ作ってみてくださいね。

教員採用試験対策講座 参加者からの声

5月30日に、教員・保育士養成支援センターで実施している教員採用試験対策講座について紹介しました。

4月11日から5月29日まで、延べ60回、学生の参加率は毎回95%以上という講座です。

今回は、この講座に参加している学生からの声を紹介したいと思います。

 

【学生の感想】

受験は団体戦とよく言いますが、大学が休校なので友人には会えず、自宅でひたすら参考書と格闘していました。

そんな中リモートで授業ができることになり、友人はもちろん先生方の顔を久しぶりに見られて安心感を得られました。

また、画面越しですが友人の頑張りが見られるため『自分も頑張らないと!』とやる気がアップしました。

操作に慣れない中zoomを開講して下さっている先生方に感謝し、全員で教採に合格できるようにこれからも勉強し続けたいです。

 

 

最初はzoomで授業が受講できるのか不安でしたが、先生方も試行錯誤しながら受講生のために資料を作成してくれたり、

zoomを通して面接練習や集団討論をしたりなど、工夫しながら講座を実施してくれました。

家で1人で勉強するより、zoom でみんなの一生懸命講座に参加している顔を見て、自分もモチベーションが上がりました。

まだ登校できない日が続いていますが、今の頑張りが採用試験で役に立つことを信じて頑張りたいと思います。

 

 

私はzoomでの講座がはじまったことで登校する必要がなくなり、自宅で簡単に出席できるので、

生活にも時間的余裕が出来たと感じました。またzoomの授業中でも、少人数のグループに分かれて意見を話し合い、

最後に全体でまとめたことを共有することができるため、不便に感じることはありません。

今後は、先生方が個別で質問を受け付けている時間があるので、

その時間をもっと活用して教員採用試験の勉強に励んでいきたいと考えます。

 

 

zoomでの対策講座を受講して感じたことは、前よりも講座が身近なものになったことです。

以前までは、大学まで時間をかけて参加していたものが、家に居ながらすぐに先生方の講座を受けられるので、

参加しやすく、時間も有効に使えるようになりました。また、センターアワーの時間で、

先生方に相談できる場があることも、私にとってプラスとなっています。

論文の質問をしたり、先生方の経験談を聞けたりすることで前向きな気持ちになれています。

 

 

このように、採用試験が間近になった今、学生たちはオンラインでもモチベーションを下げずに学んでいることがわかります。

この勢いをそのまま試験に持ち込んで、結果につなげてもらえるよう、これからも支援していきます。

教員・保育士養成支援センターから皆さんへのメッセージ

前々回のブログで、同じ養成センターの大谷先生から「今だからできること!」を紹介してもらいました。

今回は、その中で、“子どもたちがどんな事に興味を持っているのかを知る”というところから、の続きです。

子どもたちの流行りのものを知ることは重要です。そこから子どもたちとの会話も広がりますよ。

 

さて、今の流行りは…

幼稚園、保育園の先生方に聞いてみました。

皆さん、口を揃えて「鬼滅の刃です」とのお返事が(もちろん、園によって取り入れるべきかは要確認)!

 

月に数回保育園で、子どもたちと関わっていますが、その園でも「先生!!襧豆子が口に付けてるの作って!!」と。

初めは何のことか分からず…情報収集に励みました。登場人物の女の子が口元に付けている竹筒のことだったのですね!

早々にトイレットペーパーの芯を使い、製作すると大喜び。

話題の内容について知識のある先生、お願いをすぐに叶えてくれる先生は、子どもたちの中でのランクが上がるようです(笑)

満たされた気持ちから、すべての活動がスムーズに流れた1日でした。

 

また、子どもたちからは、犬・猫・うさぎ等の動物や流行りのキャラクターを描いて欲しいと言う声もよく出ます。

直ぐに描ける先生の周りには、子どもたちが大勢集まります。折り紙で、カブト虫や恐竜を折って!という高度な要望もあります。

難易度が高めのお願いですが、それができたら子どもたちにとっての憧れの存在に大きく前進!

是非、挑戦してみてください。

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