2021年7月アーカイブ

淑徳子育て支援プログラム 認定証授与式が開催されました

コロナ禍の今年、感染防止に配慮しつつ、近隣の保育園にもご協力をいただき、例年とは異なる形ではありますが、子育て支援プログラムを実施することができました。
今回はその認定証授与式の様子を、沢田先生から紹介します。

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感染防止に配慮し、プログラムを終了した2年生60名、3年生34名に対して認定証授与式を行いました。
当日は学部長の山田先生、子育て支援プログラム担当の松家先生よりお言葉をいただき、代表者に認定証が授与されました。
代表で数名、ボランティア先でのエピソードから気づいた事や保育士の子どもとの接し方等を発表してもらいましたが、
他の人の発表を聞き、自分が行った園以外の様子を知る事が出来ると共に、
子どもや保育士のどこを見て何に気付くべきかを共有できたと思います。

 

【学生からの感想(抜粋)】
・保育現場の様子を肌で感じることができ、実習前の大きな経験となった。
・1年生の時にフィールドスタディで幼稚園を見てきたが、今回、保育園へボランティアに行き幼稚園と保育園の違いを感じる事が出来た。
・授業で学んだ手遊びやパネルシアターを子どもたちの前で実践し、少し自信がついた。
・子どもたちと触れ合えてとても楽しかった。パネルシアター、ペープサートなど、子どもたちが目を輝かせながらとても楽しそうに参加してくれて、自分自身も楽しんで行えた。
・教育者を目指そうという意識が高まり、目指したい点が明確になった。
・園の雰囲気や保育者の援助の仕方や言葉がけなど、たくさんの事を学んだ。
・先生方が温かく迎えてくださり、ボランティアに行くことが楽しみだった。
・改めて子どもが可愛いと感じた。
・子どもに寄り添うことの難しさを知り、安心感を与えることの出来る保育者になりたいと思った。
・異年齢保育(縦割り保育)というものに初めて触れた。年上の子が年下の子に優しく面倒を見たり、年下の子は年上の子に憧れを抱き、いつか自分も・・と目指す姿が見られた。とても良い環境だと思った。
・これからもボランティアなどを通して積極的に子どもと触れ合いたいと思った。
・普段、乳児と関わる事がないので貴重な体験だった。

 

理科の模擬授業の様子を紹介します

3年生になると、初等教育コースの学生は、教科教育法の授業で模擬授業を行うことになります。
毎週複数の科目で模擬授業を行う必要があり、そのために授業を行うための指導案作成にも力が入ります。

今回紹介するのは、初等理科教育法における模擬授業の様子です。
テーブルのグループごとに前に出て、先生役と児童役をつとめながら、自分たちで考えてきた指導案に基づいた授業をやってもらっています。
板書も、学校での黒板の使い方を想定して計画を立てて書いていきます。

2年生までにボランティアに参加している学生が多く、生徒役の学生への声かけなどは、
教室にいる先生のように感じられることもありました。
このような体験を何回も繰り返し、3年生は教育実習への準備を進めています。

4年生から1年生へのアドバイス 学生生活を豊かにするために

1年生のキャリアデザインという授業では、4年生から1年生に向けて大学での学びがこれからどのように進むのか、紹介してもらっています。
4年生に取っては、教員採用試験を間近に控えた時期でもあります。
試験対策に余念がない時期ではありますが、そこに至るまでの自分たちの生活を振り返り、
大学生活の有意義な時間の過ごし方について、1年生に向けてアドバイスをしてもらっています。
これは先生が語るよりも実感があり、説得力もあります。

彼らの話から、4年生が授業にしっかり取り組むことはもちろん、様々なボランティア活動やサークルでの活動にも参加してきたことがわかります。
短いプレゼンテーションでも大変だと言っていた1年生の頃がウソのように、
堂々とわかりやすく、さすが4年生という感じのプレゼンテーションを行ってくれた4年生が、とても頼もしく見えました。
1年生にとっても、今後の学生生活を考える上で、大変参考になった内容であり、刺激も与えてもらえたと感じられる発表でした。

3年生 専門演習Ⅲ 授業観察 ~埼玉大学教育学部附属小学校 生活科~

3年生の岡野ゼミでは、6月29日(火)に、埼玉大学教育学部附属小学校へ授業観察に行ってきました。

 

当日のスケジュールは、次のとおりです。

(1)  13:45         正門集合

(2)  14:05~14:50   授業観察(生活科2年「やさいよ 大きくなあれ)

(3)  15:10~16:00   研究協議

(4)  16:00~16:20   校舎見学

(5)  16:30       解散

 

当日を迎える前に、事前学習に取り組みました。
生活科の授業動画を視聴したり、埼玉大学教育学部附属小学校の生活科年間指導計画を確認したりして、授業の視点や調べたいこと等について、事前に整理をしておきました。

現在、3年生は初等生活科教育法の授業において、一人一人が指導案作成に取り組み模擬授業も行っているところですが、
授業観察の際には、事前に視点を明確にしておくことが、その後の学びに繋がります。

今回観察させていただいた授業は、第2学年の生活科「やさいよ大きくなあれ」でした(授業者:横田典久 教諭)。
4月下旬から育て始めた野菜の世話を振り返り、野菜を育てる上での問題を出し合う中で、今後の世話について見通しをもたせる場面でした。

学生たちは、育てる野菜の決定方法、授業の導入における意欲化を図るための工夫、
ICTの活用場面と活用意図等の視点をもって、授業観察に臨みました。

 

授業後は、協議です。学生からは、「子どもと共に課題設定をしていたが、課題設定の際に留意していることは何か」
「子どもがタブレットを使用していたが、日頃どのような場面でどのように活用させているのか」等、様々な質問が出されましたが、
授業者である横田先生が、一つ一つの質問に、丁寧に答えてくださいました。

学校現場で授業を観察し、具体的な子どもの姿をもとに協議することが、
今後の授業づくりや授業力向上に繋がることを改めて感じました。 

【学生の感想】


低学年にも関わらず、児童からこんな言葉が出てくるのかと、児童の考え方に圧倒されました。
また、発言によって授業展開が変化する様子を目の当たりにし、
児童が主体的に授業に臨むことができるよう、教師の発言や発問が大切であると感じました。
同時に、児童が活動を振り返ったり、今後の活動の見通しをもったりしやすいように、板書を書く順番など工夫されていて、
とても多くのことを学ぶことができました。

授業観察をして、児童の「あー」「それは知らなかった」などのつぶやきから、
児童の授業へ取り組む姿勢が伝わってきて、とても印象に残る授業でした。
授業の一部では子どもたちが必要に応じてタブレットを活用していましたが、
これまでの世話を振り返る場面でも細かなところに気付いていました。
板書にも工夫が多く、児童にとって、これまでの野菜の世話を振り返ったり、
これからの活動の見通しをもったりするのに効果的な板書でした。

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保育に役立つ企画講座〜遊びの紹介、廃材を使って動くおもちゃ作り~

昨年度から数えて19回目、今年度5回目の企画講座の内容を、酒井先生から紹介します。

 

【概要】
2021年6月24日(木)13:00~14:30

参加学生:10名

養成支援センター:沢田・酒井

 

1年生が中心でしたので、「遊びの引き出しを豊かにする」には、
まずは「自分たちが楽しもう!」と、手遊び、ペープサート、パネルシアターなど保育のあそびを一緒に楽しみました。
制作では、トイレットペーパーの芯を使ってゴムの力で飛び出す動くおもちゃを作りました。

 

参加した学生からは、
・身近なもので作れたことがよかった。
・大人の自分たちでも夢中になって遊ぶことができた。
・実習でやってみたいと思う。
・遊び方を色々と工夫できるのが面白かった。
などの声が聞こえてきました。

 

引き続き、実習や現場に役立つ企画を計画していきたいと思います。

 

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