教育福祉学科 「美しい言葉づかいに学ぶ」

言語表現の授業にてアナウンサーをしている川村綾さんをゲストにお迎えし、30分程の講義と絵本の読み聞かせをしていただきました。

本日は、いつもの教室ではなく、大学裏の大巌寺の書院をお借りして落ち着いた環境の中で実施。

川村さんの美しい言葉と声がさらに引き立つ場で授業がスタートしました。

 

これまでにアナウンサーという仕事を通して培ってきた言葉にまつわる経験や、日常の生活における言葉のつかい方、美しい言葉を心がけることで人にどのような印象を与えるのかなど、川村さんの豊富なお話しに50名弱の学生は真剣そのものの表情で聞き入っていました。

日常で使用している言葉もちょっとした表現の違いから「この人、他の人と違った魅力がある」と感じてもらえるとの川村さんからのアドバイス。

そのアドバイスの1つとして「がんばる」という表現から「励む」の表現を使ってみたらどうかとの川村さんのご提案に、学生各自は、なるほどといった表情でした。

 

絵本の読み聞かせでは、降矢なな作『きょだいな きょだいな』を読んでいただき、川村さんの間の取り方や感情の込め方に学生たちは皆、感動をしておりました。

最後には、多くの学生による質問があり、授業終了後も川村さんを取り囲みながら名残惜しい時間を過ごしました。

別れ際に一人の学生が、川村さんへひと言。

「今日はありがとうございました。これからは美しい言葉づかいを目指して、日々、励んでいこうと思います!」言語表現 授業

今日、この学びの瞬間から学生が変化し始めた意味深い講義でした。

川村綾さん、本当に貴重な講義をありがとうございました。

 

仲本 美央