2013年6月アーカイブ

川瀬ゼミの紹介

 

川瀬ゼミは「女性の健康な発達と月経」を勉強します

 

 川瀬ゼミでは、川瀬の研究テーマである「女性の発達と月経」について「月経らくらく講座」をテキストに半年間勉強します。

 

 女性の特性としての月経は生殖機能に関わる男性にはない生理現象です。心理学の立場からの月経の研究は、人間発達のそれぞれの発達段階に対応しての問題が生じます。

 

 思春期は第二次性徴の発現に関わる問題、青年期には機能が成熟する過程で生ずる随伴症状の発現などの問題、成熟期は出産をふまえての月経の見直しと成熟したことで発症する新たな月経前症候群(PMS)の問題、45歳を過ぎると更年期という生殖器官の衰退による心身症状の発症、月経をとおして人間として、女性としてのアイデンティティの再構築を繰り返していくので、月経をキー概念として女性の人生問題を考えることができます。

 

 まず、すべての女性にお奨めすることは、先ず、自分の月経周期を理解するための記録をつけることです。日誌をつけるように月経周期と随伴症状、そして基礎体温を記録することができる「PMSメモリー」が販売されています。

 

 

写真1:PMSメモリーです

 

  

写真2:PMSメモリーの記録例です

 

 

 

 

 

写真3.ゼミの風景です、真剣に勉強しています

 

 

 

写真4: ゼミには男性もいます、男性にとっても女性にとっても初めて月経研究にふれる機会であることがほとんどです

 

 

 

 

 

写真5:ゼミで学んだ成果は、大学祭で「月経特報」としてポスター発表されます

 

 

 

 

写真6:ポスター発表では、学んで有意義であった内容をまとめます

 

 

 

 

写真7:月経について知っておいて欲しいことも月経特報として伝えます

       (マンスリービクス)

 

 

 

 

 

 

 

写真8:平成24年度は日光でゼミ合宿をしました

 

 

 

写真9:歓迎の看板、観光旅行の気分です

 

 

 

 

写真10:合宿では勉強もしましたよ、宴会ホールでしたが

 

 

写真11:食事は宴会場で、勉強の後は食欲が旺盛です

 

 

写真12:食事は温泉旅館のおきまりセットですが、皆、超満足でした

 

 

 

写真13:日光まできたので東照宮を観光しました

 

 

写真14:見ざる、言わざる、聞かざる、の彫刻も見てきました

 

 

 

 

 

 

写真15:名前いりのワインボトル

 川瀬ゼミは、少数精鋭主義で、家族的な雰囲気で勉強しています。平成24年12月に学生のサプライズのプレゼントは名前入りのボトルに入った大好きなワインでした。学生達の心遣いを分かち合うために、3月15日の卒業式にこのワインで乾杯をしました。

 

 

 

 

 

 

写真16:立山のご来光

 大学を卒業するのは、人生への旅立ちです。それは輝かしい日の出のような未来へ輝いています。学生の未来を祝して、立山のご来光の写真です。

 

 

 

 

 

 

写真17:ダニエル・スターンと

 

 

最後に、2012年11月にダニエル・スターンが逝去されました。世界の子どものことを考えて多くの示唆に富む提言を与えてくれました。2008年にパシフィコ橫浜で開催された世界乳幼児精神保健学会で実物にお目にかかって大感激でした。写真をご一緒に、とお願いしたところ気軽に「OK」と淑徳出身の参加者と一緒に写真に収まってくださいました。優しく肩を抱かれたA.W.さんはその手の温かさに感激していました。子どもをとりまく現状を考えると、もっと長生きして世界に発信していただきたかったなと、残念です!こころよりご冥福をお祈り致します。

 

初夏の花に寄せて

私の研究室は「大巌寺ビュー」サイド(研究棟の東側)です。

窓のブラインドを巻き上げ、窓全面、大巌寺の庭木を研究室の借景に仕事をしています。稲垣先生あやめの花

空調の効いた研究室はいつも快適な室温で、季節の影響はないのですが、窓の外の景色に細やかな日本の四季の移ろいを感じることができます。

この季節は、木々の芽吹きが色濃くなり、あっという間に若葉が風にそよいでいます。そろそろ不如帰の声も聞こえてきます。

こんな風に書くと、淑徳大学はどんな山奥にあるのかと思いますが千葉市内、中央区に位置しています。 少し都市の喧騒から離れてゆっくり学ぶことのできる美しいキャンパスが自慢だとも言えますね。

 

私は一年でも桜の花の終わりから、梅雨までのこの短い初夏の時期が一番好きです。大学内は四季折々の花々が愛でられますが、やはり私は初夏の藤や菖蒲や杜若の花が若葉と涼しげなコントラストを見せるのが一番好きです。

稲垣先生 あやめの花残念ながら研究室の窓からは冬の椿や春の桜しか見えません。

桜ほど人の話題にならず、一瞬にして季節が過ぎてしまう、藤や菖蒲を公園などでみかけると、しばし足をとめて日々の忙しさを忘れます。

某中間あり。

京都の平安神宮の庭園で菖蒲を見つけました。

ちょっと贅沢な一息ですね。                                                           稲垣 美加子     

 

結城ゼミ(3年生)の合宿報告

2013年6月7日(金)~8日(土)にかけて結城ゼミ(3年生)の合宿報告。1日目は、映画鑑賞。ゼミ合宿では、少し、授業スタイルを変えて、「冷静と情熱のあいだ」というラブストーリ映画を鑑賞して、人間について探求した。 

その後、飲み会に行き、二次会まで盛り上がり、一部の学生は朝の3時過ぎまでホテルの部屋で懇親を深めたようである!

結城ゼミ千葉市内の「サービス付き高齢者住宅」視察 次の日は、千葉市内の「サービス付き高齢者住宅」を視察!特養などの介護施設は、授業で馴染み深いが、高齢者住宅は初体験だったようである。

 施設と違い、洗濯など細かいサービスがオプションで費用がかかるシステムに、意外との感想が多かった。

 この視察で、「福祉」と「市場サービス」の差異を認識したようである。