2021年10月アーカイブ

教育福祉学科の松浦俊弥教授が監修した日本初の特別支援教育用ICT教材(電子書籍型)「クレヨンくんとイロイロしょうがっこう」が、ソニーの電子書籍サイトより、10月1日に販売開始となりました。今年4月に全国の小中学生にICT端末が配布されたことを受け、知的障がいがあるお子さん向けにプロのミュージシャンと一緒に制作したものです。主に特別支援学校や特別支援学級の音楽の授業で活用される予定です。

同教材には松浦ゼミ生(4年生7名)も編集過程で漢字確認という作業に参加しました。特別支援学校学習指導要領に沿い、知的障がいがある子どもでもわかりやすい漢字かどうかをチェックし、必要に応じて文中の漢字を仮名に直したり漢字に仮名を振ったりしました。
さっそくテイチクレコードのサイトでも紹介されるなど、話題になっています。松浦ゼミ(3年生)ではこのほかにもICT活用指導力に長けた教員養成の一環として、文部科学省の指定研究を受託し、知的障がい教育向け同省著作「音楽」教科書のデジタル化に取り組み、学生自らが出演する教科書掲載楽曲の手話動画制作を進めています。
 

9月6、7、9日の3日間、正課外講座「遊びで培う表現活動の指導法」が十分な感染症予防対策をした上で開講されました。1日目の荒牧光子先生の「身体表現講座」は武道場、2日目の松井るり子先生の「児童文化講座」はオンラインでの受講となりました

【人形劇講座】

 

3日目をご担当の人形劇団「ひぽぽたあむ」を率いる永野むつみ先生からは「将来幼稚園保育園の先生になりたい人を育てる大学でのワークショップ。若くて、明るくて、真面目な若者たち。よく笑いよく観て、学びあいました。」というメッセージをいただきました。

幼保課程2年生の多くが参加し、それぞれの分野の専門家からかけがえのない学びを得て、後期の学修に向かう意欲を高めることができました。

【身体表現講座】