黒田ゼミの紹介2

 

前回のご紹介で、淑徳大学は大巌寺という大きなお寺の隣にある緑の多い大学ですがというお話しをしましたが、そう思ってみると7月のキャンパスから見える夏の風景もなかなか素敵です。

スクールバスの発着場から教室に向かう道の竹林をご紹介します。

竹林の横にはテニスコートがあります。

淑徳大学に来たら、大巌寺の境内もぜひ見てくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、前回は大学1年の「心理学の基礎」の授業のお話しをしましたが、現在大学は試験期間なので、1年生も試験勉強をしたり、レポートを書いたりと忙しい勉学の日々を過ごしています。「心理学の基礎」はレポート試験ですが、最後の仕上げは、授業のなかですることにしました。コンピュータールームを借りて、各自USBに仕上げをする予定のレポートの原稿を入れてきています。それぞれ、推敲をしたり、不足の資料をみたり、書き方の確認をしたりして、レポートを仕上げました。

 大学1年が終わり2年になると、クラスのようなものはなくなります。2年生の時が一人で過ごすときもっとも多いかもしれません。3年になると、ゼミという1年の時よりも強固なクラスルームのようなものが始まります。3年生のゼミは専門演習という授業ですが、黒田ゼミでは教室ではなく研究室で行っています。研究室だと学生の発表に合わせて参考資料とかすぐに提示できるので、とても便利です。私は、発達障害が専門なので、それに関する本を読んでいます。

4年生になると、卒業演習が始まります。卒業演習では、担当教員について今まで大学で学んできたことの中で、一番自分が興味のあることについて自分で調査し、卒業論文を書きます。卒業論文は必修科目ではないので、卒論を書かない人は卒業レポートを作成します。こうした卒業に向けて大学の学習のまとめを行うのが卒業演習ですが、就活や社会に出た後ことを話し合えるのも、この卒業演習のよいところです。

 研究室という言葉がでましたが、大学になると高校までとは違い、先生たちは職員室という同じ部屋に全員がいるのではなく、教授室や研究室とよばれる個室を持っています。質問がある学生は、その研究室を訪ねることになりますし、小さなゼミはそこで行います。黒田研究室はお寺の境内のほうを向いているので、窓からは大巌寺の鐘つき堂が見えます。研究室での仕事にちょっと疲れた時、目をあげると写真のような風景がひろがっていて、心が落ち着きます。