黒川ゼミは、今年度から動き出したばかりのゼミです。
3年生のゼミ生17名は、みんな「いい意味」で穏やかな学生ばかりです。
ゼミは、前期にはテキストを決め、学生一人ひとりがその中からテーマを選択し発表するという形で進めました。
後期は、グループディスカッションや採用試験対策、模擬授業等、学生のニーズに合わせて展開しています。
ゼミは、友達と刺激し合う場所にもなり、互いに認め合う仲間を作ることができる場所という二重の意味があると思っています。
交流を深める意味で開かれる飲み会には、自由参加にもかかわらず、17名全員が参加することもあります。
教員になるという目的に向かって頑張る学生に私も刺激を受けながら、毎日楽しい!?時間を過ごしています。
また、教職課程を履修する1年生とも、毎週ゼミの時間を持っています。こちらの人数は30人。人数は多いですが、後期から始まったゼミの雰囲気は、徐々にいいものになってきているように思います。
1年生のゼミ生が取り組んでいるものの一つに、大学近くにある南部青少年センターで行われる「夢チャレンジ」プロジェクトのボランティア活動があります。
市民団体が、演劇やバンドなど、自分たちの夢を形にして発表する舞台づくりを支える活動です。
この活動には、社会福祉学科の松薗先生のゼミ生とともに参加しており、現在は、当日、参加者を出迎える際の企画とランチの時間帯に展開可能な企画を練り上げているところです。
教員という仕事は、授業をすることはもちろんですが、子どもたちが活躍する行事を支える裏方の仕事を的確に行うことも必要となります。
今回のボランティア活動の参加を通じて、プロジェクトの全体像を把握し、主役である発表者の方々に気持ちよく舞台に立ってもらえるための裏方としての役割を学んでもらいたいと期待しています。
社会福祉学科
黒川 雅子