社会福祉学科と看護学科の合同授業が実施される(6月27日)
~「マイケル・サンデル白熱教室」を参考にした全体会授業でも活発な議論~
結城康博(文責)
社会福祉学科(4年生約120名)及び看護学科(4年生100名)の合同授業が、6月27日(木)3、4.5限=計3コマ実施されました。
テーマは、「出生前診断を専門職の立場で」という設定で、全体会及びグループワークなど、社会福祉と看護の視点から、各自ディスカッションを交えて行われました。
グループワークでは、「患者が出生前診断」について相談に来たと仮定して、社会福祉士と看護師の立場から、どのようなアドバイス及び情報提供ができるかなどといった事を、それぞれ学んできた専門知識を基に議論を展開していました。
グループに分かれて社会福祉と看護学科の学生がディスカッションする様子
そして、全体会では、「出生前診断における社会システム化について」、賛成か反対かの意見交換を「マイケル・サンデル白熱教室」を参考にした授業形態で実施されました。
総勢300人以上の福祉及び看護の学生の中で、ランダムにあてられた各自学生が賛成もしく反対の意見を論じて、白熱教室のような授業を展開されました。
その議論においては、各学科の教員も参加して「学生と学生」、「学生と教員」といった議論のやりとりが繰り広げられました。
学生らの授業後のリアペにも、「学科を越えた授業を経験でき、来年、現場で働くためにも経験ができた」といった感想が寄せられました。
活発な議論がなされた全体会