2021年度 実践心理学科授業紹介1 「臨床心理学と幸福」

今年度実践心理学科で開講されている授業の中から「心理学の展開」の内容を毎週紹介していきたいと思います。

紹介してくれるのは,実践心理学科2年生の澁谷さんと齊田さんです。

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【千葉先生の「臨床心理学と幸福」の講義を受けて】

 

今回の講義では臨床心理学における苦悩と幸福の扱いの講義を受けた。

力動的心理療法、認知行動療法、人間学的心理療法、システムズアプローチといった4つの臨床心理学の流派、そしてそれらの共通点や傾聴の技法が、人の幸福にどのように関係しているのかが解読された。

授業の後半では、自分が大切にしている価値を、たくさんの動詞から選ぶことで明確化するエクササイズなどを行った。

幸福について考える際のウェルビーイングの7つの基盤や、臨床心理学の学派ごとのネガティブ面をポジティブ面に変えていく方法など、幸福を増やすという今まで考えてこなかった方法が多く紹介されたため、これまでの授業とは違った視点から心理学を知ることが出来て面白いと感じた。

(澁谷さん)

 

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講義の前半には、臨床心理学が苦悩をどうやって軽減しようとしてきたのか、幸福を育てるためにどのような試みをしてきたのかについて学びました。
悩みを抱える人との接し方、カウンセラーとしての傾聴スキルが幸福とどう関係しているかなどを理解することが出来ました。

講義の後半には、自身が大切にしている行動を理解するために「動詞のエクササイズ」を行いました。
自分が大切にしている価値、それを達成するための行動は何かを普段とは異なる視点から知ることが出来ました。

(齊田さん)

 

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来週は「食行動と幸福」の講義を紹介予定です。