実践心理学科授業紹介3 「青年期と幸福」

今年度の実践心理学科授業紹介の3回目です。

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【小嶋先生(ゲストスピーカー)の「青年期と幸福」の講義を受けて】


初めに発達段階についての説明がされ、青年期の発達課題であるアイデンティティについて学んだ。

次に対人関係、恋愛観、職業選択という3つの観点から青年期の幸福について考え、最後に自分のアイデンティティについて知るためのワークが行われた。

アイデンティティの確立によって、青年期の幸福に重要とされる「対人関係のスキル」や「友人との関係性」、「恋愛観」や「職業選択」に対する意識にも違いが生じてくる可能性について理解した。

自分のアイデンティティが確立されているのか分からないが、幸福感を高めるためにこれらの必要な要件に取り組んでいこうと思った。

(澁谷さん)

 

 

 

 

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講義の前半では、青年期(19歳から24歳までの期間)についての心理・社会的発達理論やアイデンティティなどを学びました。

青年期の発達段階や発達課題、対人関係や恋愛面での幸福について理解することができました。

講義の後半では、実際にアイデンティティと幸福についてのワークと対人関係におけるポジティブ体験のワークを行いました。

アイデンティティと幸福では、好きな人や苦手な人、母親や父親などの相手には、自分がどのような人物として映っているのか、自己イメージに関するワークを行い、相手や状況によって異なる関わり方について理解しました。

対人関係におけるポジティブ体験では、相手との関係(友人・親など)、その人物と関わって幸せになった体験、幸せの度合い、その体験はほかの人物とでも幸せと感じるのかなどをワークシートに記入し、ポジティブ経験と対人関係の関連を分析しました。

(齊田さん)

 

 

 

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来週は「高齢者心理学と幸福」の講義を紹介予定です。