実践心理学科授業紹介9「社会心理学と幸福」

今年度の実践心理学科の授業紹介9回目です。

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【小森先生の「社会心理学と幸福」の講義を受けて】


今回は社会心理学と幸福について講義が行われた。
社会心理学の中でもソーシャル・ネットワーク、他者とのつながりや社会関係について説明がなされ、ネットワークと健康の関連性や、消費行動による幸福感について学んだ。

広い人間関係が幸福や健康に影響し、その人との関わり方やサポートの傾向によってネットワークの特徴が現れるという事を知った。また、必ずしも広い人間関係を築けばいいというわけではなく、メディアに触れたりすることでも人と関わるときと似た心理的効果が得られることが分かった。

(澁谷さん)

 

 

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今回の社会心理学と幸福の講義では2つのワークを行いました。

一つ目は、ソーシャルネットワークとサポートの測定を行いました。このワークでは、両親・親友・学校内友人・学校外友人・自身にとって重要な先生などの人物を当てはめて、その人物との間で生じるサポートの傾向を分析しました。

二つ目は、物にお金を払った時と経験にお金を払った時の幸福感に関わるワークを行いました。このワークでは、購入時を思い出して幸福感や日常生活での幸福感の変化、その買い物への後悔を9段階で評価しました。その結果、同じ価格でも経験を購入した時の方が物品を購入した時よりも幸福感が高く、後悔も少ないことがわかりました。また、人は、自分のためにお金を使うよりも同じ金額を他人のために使う方が幸福感を高めるということを知りました。

(齊田さん)

 

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来週は「集団心理学と幸福」の講義を紹介予定です。