新入生のみなさんが入学して最初の一ヶ月が過ぎました。
遅刻しないように教室を探しながら、いろいろな形態での90分の授業を初めて体験し、
自分たちで授業科目の登録作業を行うなど、1年生の皆さんにとっては初めてづくしの4月です。
その中で、入門セミナーというゼミのような少人数クラスで
恒例となっているプログラムの1つが、図書館の使い方紹介です。
使い方の概要を紹介する動画を見た後、実際に図書館の中を歩き回り、
あちこちに置かれた説明を読みながら、手元にあるワークシートの空欄を埋めていくという、
図書館内オリエンテーリングを体験してもらいます。
そうすることで、図書館の中をくまなく移動しながら、
図書館の使い方も覚えてもらおうというプログラムになっています。


また、実習その他様々な面で支援してもらう教員・保育士養成支援センターの先生方とも
顔合わせを行います。
例えば幼児教育コースでは、みんなで実際に手を動かしながら、
子どもとともに遊ぶ楽しさを体験する時間にもなっています。

さらに、大乗仏教の理念に基づいた教育を行う淑徳大学では、
年に3回の宗教行事があり、その最初の行事が4月の降誕会です。
1年生は全員参加して、降誕会の意義、
また学祖である長谷川良信先生の思想について理解を深める機会としています。
行事には正装で参加するため、この日の1年生は、
まるで就職活動中の4年生のようにも見えます。
降誕会に重なった入門セミナーでは、まだお互いよく知らない者同士ということもあり、
メンバー同士の自己紹介を行いました。

ゴールデンウィークが終わると、1年生のみさんも大学に慣れて、
学生らしくなっていく前期が本格的に始まります。