おはようございます!アドミッションオフィスの石川です。
第4回にわたる公務員試験合格者インタビュー、今回がラストです。今回は、結城先生から公務員を目指す皆さんへのメッセージです。
*公務員試験一発合格を果たした、本吉くん、細木さん、三須さんへ*
公務員は安定した生活を送ることができますが、そこにとどまってしまうと人生面白くない。是非上を目指してほしいと思っています。
インタビュー内で「女性の社会進出」という話が出ましたが、私の上司は産休を取りながら部長になった女性でした。働いていた区の区長も女性。たくさんの女性の下で働いてきたので、女性の皆さんも是非頑張ってください。
警察官は大変な仕事です。最近は高齢者の消費者被害が多く、私も市役所の立場で警察と連携して対策を立てたり、一緒に仕事をしたりしていました。認知症の方が増えていき、そうした被害が増える中で「福祉を学んだ上で警察官になる」ことはこれから非常に大切だと思います。
それと、公務員と民間の人とは一緒に仕事をする機械が多々ありますが、どちらが上・・というのではなく「対等なパートナー」としてうまくやっていってください。
?*将来公務員を目指す高校生の方へ*
大学に行って教養を勉強してください。専門じゃないからといって教養を軽んじる人もいますが、公務員試験にとって教養(経済学、法律、一般教養)が一番大事。これができていない大学生は採用試験に受かりませんので。
それと、確かに安定しているから、将来性があるから目指すというのは一つありですが、そういう動機だけだと続かない。市民のために頑張ろうという正義感をもって長い40年間続けてほしいです。公務員の仕事ははっきり言って地味な仕事です。奉仕をする、全体の奉仕者という使命感を持って取り組んでほしいです。
また、公務員を目指すのであれば「公平な社会」ということを是非考えてみてください。
平等とは何か?公正とは何か?そういうことを考えながら勉強してほしいです。
結城 康博准教授
淑徳大学准教授。社会福祉士、ケアマネージャー、介護福祉士の資格を持つ。2006年まで新宿区役所で勤務。医療、介護、孤独死問題など幅広い分野を研究し、マスコミにも頻繁に登場。
結城先生のブログはこちら→http://blogs.yahoo.co.jp/yyyyyasujp/MYBLOG/yblog.html