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 9月19日(日)TDRと新しいホテルステイへの旅プログラム(以下TDRプログラム)の第3回ミーティングが開催されました。京都文教大学からの学生を合わせまして、13名の学生が参加しました。
 はじめに,講師の三橋徹さん(東京ベイ東急ホテルマーケティング支配人)より、ポスト・withコロナ時代のTDRの経営の在り方と舞浜周辺ホテルの状況についてお話がありました。コロナ後であってもTDRへ訪問するカスタマー数を以前ほど見込めない中で、東京ベイ東急ホテルをどのように他のホテルと差異化していくか、そこに力を貸して欲しいと三橋さんより学生に期待が寄せられました。
 その後、アイデア出しということで各学生が考えてきた学生の企画素案が発表されました。学生らしいオリジナリティにあふれる提案が数多く紹介されました。また、学生の意見の中には実際に東急ホテルで現在進行形の企画と同じ内容もありました。
 次回は、10月17日(日)に第4回目のミーティングを実施予定です。アイデアを段々と説得力のある企画書にブラッシュアップしていきます。(文責:石綿)

議論の様子とアイデア出し


 第1回(8月28日(土))に引き続き、「SDGsにおけるエシカル消費、消費者問題学習会」(3回シリーズ)の第2回目をオンライン会議形式により開催しました(9月25日(土)10時~11時30分)。

 この学習会は、2021年度CO・OP共済地域ささえあい助成事業の一環として、企画から周知・募集、運営に至るまで、すべてにわたって大学生が行い、大学生が講師役となって、エシカル(倫理的)消費や消費者問題に関わるテーマを学ぶものです。

 当日は、講師役の学生(3年生)より「フェアトレード~普及しない理由~」をテーマに講義を行い、フェアトレード・ラベル・ジャパンより提供いただいた動画を視聴しました。その後、「フェアトレードを広く普及するためのアイデア」をテーマにして、参加者とフリーディスカッションを行いました。前回に引き続き、講師役の学生は平易な表現を用いて講義を進行させ、質疑応答も的確に応対していました。講義後のアンケート結果を見ても大変好評でした。

 なお、講義後のアンケート(自由意見)では、「様々な年代の方の意見をお伺いすることができ、とても有意義な時間となったと感じています」「大学生の講演は非常に響きます」「講義内容の構成と要点がまとめられていてとてもよかったです。フリーディスカッションを用いることで議論が深まることもとても良いと感じました」等、好意的な意見をいただきました。

 次回(最終回)は、「食品ロス削減~もったいないをなくそう~」をテーマに10月23日(土)にオンライン会議形式により実施予定です。(文責:日野)



 コミュニティ研究Ⅱ「地域活性化コース」では、6、7月に続き、9月17日(金)4時限目に、外部講師による講演会を行い、学生15名が参加しました。講演は、銚子市観光大使を務める和泉大介さんのコーディネートのもとでおこなわれ、今回は、銚子海洋研究所長の宮内幸雄さんに、オンラインのビデオ通話システムを通じてお話していただきました。
 宮内さんは、水族館に勤務された後、「銚子海洋研究所」を立ち上げられ、イルカやクジラのウォッチング事業を20年以上行い、銚子を訪れる人々が海の野生生物に親しみを持てるような体験活動を展開しておられます。その中で、海洋ゴミによって傷ついたキタオットセイやツチクジラに出会い、「海洋ゴミをなんかしなければ!」と思い立たれ、昨年の8月から毎月、海洋ゴミを回収する活動にも取り組まれています。豊かな銚子の海を守り、持続可能な地域社会をつくっていきたいという熱意が伝わるお話でした。
 学生たちからは、新型コロナの影響や海洋ゴミの内容、活動体験者の意識の変化などについて質問があり、これに宮内さんは丁寧に答えてくださいました。また、和泉さんからも貴重なコメントをいただきました。
 お忙しい中、学生のために貴重な学びの時間をつくってくださった、宮内さん、和泉さんに心より御礼申し上げます。(文責:八田)


 2021年9月18日(土)10時~12時、千葉市消費生活センターにおいて、千葉市内の大学生・短大生を対象にした「大学生のための消費生活に関するワークショップ」(基礎編(座学形式))を開催しました。

 当日は、「若者の消費者トラブルの未然予防策と事後的対処法」と題して、堀川直資弁護士(第一東京弁護士会所属)より、マルチ商法や訪問販売(定期購入)等の具体的な事例に基づきながら、消費者契約法や特定商取引法の基礎に関して講義いただきました。特に、実務家から見た若者の消費者トラブルの傾向を踏まえ、未然予防に向けた具体的な対策についてお話しいただきました。また、来年4月に施行を迎える改正民法(成年年齢引下げ)についても触れていただきました。

 続いて、千葉市消費生活センターの五十嵐朋之消費生活相談員より「若者をターゲットとした消費者トラブルと消費生活センターの役割」をテーマに、消費生活センターの機能・役割や相談業務に関する説明をしていただき、若者の相談件数や商品・役務別の消費者トラブルの傾向等をお話いただきました。

 学生にとっては、これまでの法律学の学びをブラッシュアップすることができた他、主催者側として、行政機関と連携しながら、ワークショップを企画・運営を行い、開会から閉会まで滞りなく進行する難しさも学んだようです。

 今年度も、新型コロナウイルス感染症予防策を講じつつ、対面形式による講義を実施することができましたこと、改めまして千葉県環境生活部くらし安全推進課消費者安全推進室、千葉市消費生活センターの皆様方のご協力に感謝申し上げます。

なお、本ワークショップは、千葉県「令和3年度消費者団体ネットワーク強化・活性化事業」の一環として、千葉市からの委託を受けて実施されています。(文責:日野)


 9月6日(月)に「TDRと新しいホテルステイへの旅」(以下TDRプログラム)のホテル研修(場所:東京ベイ東急ホテル)が実施されました。京都文教大学の学生を含め(Zoomによる遠隔参加)、14名の学生が参加をしました。
 当日は7時45分にホテルに集合をし、講師の菅原幸恵さんの指導のもと朝ヨガを実施しました。雨が降っていなかったためホテルの3階にある海風テラスをお借りして、東京湾の風を感じながらゆっくりと身体を動かしました。

海風テラスで朝ヨガ


 9時より、場所をホテル2階のバンケットルームに移し元オリエンタルランドで講師の徳田祐一郎さんによる「ディズニーフィロソフィーを通じて社会人力向上」の勉強会が開かれました。TDRが実施してきたキャスト育成やその際に重視することをワークショップ形式で学習しました。TDRでは、ゲストのHappinessを実現するためにキャストの言葉遣い、作法などの行動基準がしっかりと用意されていることを学ぶことができました。

勉強会より


 その後、11頃より東京ベイ東急ホテルのマーケティング支配人、三橋徹さんの案内により、施設を見学させていただきました。東京ベイ東急ホテルが用意している宿泊者用のコンセプトルームやスイートルームを見学すると共に普段は訪れることのできない屋上も見学することができました。

屋上とコンセプトルーム


 昼食を挟んで午後からは、SAの田中柚衣さんと古田くるみさん、松野先生によるExcel講習会がホテルで実施されました。先月より潜在的な宿泊者をターゲットにしたニーズを調べるためのアンケート調査を実施してきました。アンケートの調査票は、8月17日に実施された淑徳大学スペシャルナイターやインターネットを通じて配布をしました。回答が160名程あり、回答を分析する作業が必要になります。データ整理やデータ分析をExcelのピボットテーブルを使って集計する方法を学習しました。

Excel講習会


 朝から16時まで、たくさんの内容がつまった研修でした。学生はお互いのことをより深く知れたとともに、実際に企画を提案するホテルを見て新しいアイデアを得ることができたのではないでしょうか。データの分析に関しては、取り組むべき課題も発見できたのではないかと思います。次回は、9月19日(日)で、いよいよホテル企画の提案をしていきます。(文責:石綿)


 このコースは、コミュニティ研究Ⅱ(1年次必修)のキリンビバレッジ株式会社と組んで、流通についての理解を深めながら「午後の紅茶」のPRについて考えていくコースで、矢尾板・松野CSWS(3、4年生ゼミ)も連携プログラムとして実施しているコースです。また、人文学部表現学科 横手拓治教授、杉原麻美准教授も参加しており、9月2日(木)は合同の成果報告会を実施しました。
 コミュニティ政策学科、表現学科における実施状況の報告を行い、実際に作品の紹介を行いました。コミュニティ政策学科は学生も参加し、各班ごとの作品を紹介しながら、それぞれの狙いや感想を述べました。それらに対して、富岡泰治さん(東京支社長)、小林雅敬さん(千葉支社長)、武田桂一さん(流通支社長)よりコメントを頂きました。学生の自由な作風に対して高評価を頂きました。学生同士でも様々な作品を知る重要な機会となりました。商品のブランドイメージを守りながら学生らしさをどのように出すか、実際に店頭でPRを担うことを期待した模索が続きます。
 お忙しい中、貴重な学びの機会を与えてくださったキリンビバレッジ株式会社の皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。(文責:松野)


 

 千葉日報社主催の学生記者「2021 CHIBA UNIVERSITY PRESS (CUP)」に、コミュニティ政策学部の学生が参加しています。7月19日(月)、特別記者研修が実施され、本学から1人の参加があり、体験記を寄せていただきました。
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 7月19日にプロバスケットボールクラブ「アルティーリ千葉」Bリーグ2021-22シーズン新規参入記者会見に参加してきました。
 会見では、代表取締役からのお話や、チームの目標、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、zoomによる監督からの挨拶、ユニフォームやバックの紹介、記者からの質疑応答などが行われていました。
 千葉から世界へという強い決意や、最短でB1への昇格、5年以内に優勝を目標に、また、人間性や個性を大切に、多くの人の日常に溶け込むブランドを目指しているということを話しており、新しいチームに対する思いがとても良く伝わってきました。
 新しく一からチームを作り、挑戦をしていく姿がとても私の中で新鮮に感じ、今後千葉を代表するスポーツチームとして応援していきたいと思いました。
 会見が始まるまでの間、周りの記者の方は、会場に用意された資料を読み、メモを取り、会見に備え他の会社の方と名刺交換をし、挨拶を交わしたりしていました。また、会見終了後、選手の方々や、代表取締役に積極的にお話をしに行く姿が印象的でした。コロナ禍の影響か、一人で参加されている方が多い状況でしたが、その中でも、多くの人に積極的にコミュニケーションを取りに行く様子をよく目にしたので、記者にとって、必要な要素であると感じました。私も実際取材をするにあたり、積極的なコミュニケーションを心がけようと思います。(文責・撮影:田中水晶)

会見に出席したアルティーリ千葉の選手たち(左から、小林選手、岡田選手、大塚選手)


 消費者教育の観点から、大学生が講師役となって、大学生の視点からエシカル(倫理的)消費に関わるテーマを学び、日頃の消費行動を見直すことを目的として、「SDGsにおけるエシカル消費、消費者問題学習会」(第1回、2021年度CO・OP共済地域ささえあい助成事業)をオンライン会議形式により開催しました(10時~11時30分)。

 当日は、日野が前座的に「消費者市民社会」に関する話題を提供した後、学生(3年生)より「エシカル(倫理的)消費」をテーマに講義を行い、一般参加者とともにフリーディスカッションを行いました。講師を担当した学生は前学期中より丹念な準備を進めてきており、一般参加者の前で堂々と講義を展開し、質疑応答も的確に応対していました。

 なお、講義後アンケートによると、「学生自身の言葉で語られており、分かりやすい」「若い世代の考え方として、大変しっかりしており、心強く感じた」等、好意的な意見をいただきました。

 次回は「フェアトレード」をテーマに9月25日(土)にオンライン会議形式により実施予定です。(文責:日野)


 コミュニティ研究Ⅱ「公共施設のマネジメント」コースでは、7月29日(木)13:00~16:30蘇我コミュニティセンター及び千葉市文化センターを職員の説明のもとに見学を行った。

 施設の目的や費用対効果など、これまでの座学で調べた施設を実際に訪問する事により、利用実態や課題を感じることができた。見学の後には、質疑応答の時間を設け、学生が活発に質問を行った。(文責:鏡)


 8月4日(水)、1年次授業コミュニティ研究Ⅱ・補導コースは千葉家庭裁判所を訪問しました。補導コースは3年目となりましたが、初めての家庭裁判所訪問でした。また、裁判所に入るのははじめてという学生がほとんどでした。
 最初に、裁判官の方から、家庭裁判所の役割について講義していただきました。少年司法制度の概要、そのなかにおける家庭裁判所の位置づけを説明していただきました。
 ついで、少年審判が開かれる部屋を見学させていただきました。刑事裁判や民事裁判と異なり、裁判官、調査官、書記官、付添人などは同じ高さのテーブルに着き、少年と向かい合う構造となっておりました。ドラマなどで映し出される法廷とは異なる環境でした。
 最後に、家庭裁判所調査官の方から、調査官の業務(特に少年事件)と、補導委託制度について説明していただきました。このテーマは、補導コースとしてお願いしたものでした。家庭裁判所調査官の業務は、社会学、心理学、教育学など行動科学系と呼ばれる学問を活用してなされること、少年の生活歴や環境の調査を行い、処遇指針を検討して裁判官に報告するというものでした。
 「補導委託」は、あまり知られていませんが、家庭裁判所調査官による試験観察にあわせて行われる制度です。これは、少年審判において最終的な決定をする前に、民間の方に補導を委託し、少年の生活態度を観察すると同時に、生活の指導をしてもらうという制度です。
 家庭裁判所という司法機関においても、地域の民間の力を活用して「補導」が行われているということを学ばせていただきました。コミュニティ政策学部ならではの学びでした。
 訪問学習を受け入れて下さり、丁重な案内をしていただいた千葉家庭裁判所の皆さまに御礼申し上げる次第です。(文責:野田・山本)

裁判所の前にて

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