2021年6月アーカイブ

 6月28日(月)、ケーススタディ及びワークショップ(日野クラス)では、千葉市消費生活センターを訪問しました。

 消費生活センターは、消費者安全法に基づいて設置され、消費生活における相談・あっせん等を行っている行政機関です(都道府県においては必置義務、市町村においては努力義務となっています(消費者安全法10条))。

 当日は、「若者に多い消費者トラブルと消費生活センターの役割」と題し、五十嵐朋之消費生活相談員より、若者が遭遇する消費者被害の事例紹介や未然予防策、消費生活センターの対応状況等について説明いただきました。その後、センター内の見学等を行い、質疑応答が行われました。学生にとっては、最新の悪質商法の手口や対処方法を学ぶことを通じて、消費生活センターの役割の他、地域コミュニティとして消費者被害の未然防止を進めることが重要であると認識していたようです。

 今年度も、新型コロナウイルス感染症対策を講じ、千葉県消費者団体ネットワーク強化・活性化事業として、「大学生の大学生による大学生のための主体的・対話的な消費者教育の促進」(講義・ワークショップ)を千葉市消費生活センターにて実施します。こうした企画・運営を通して、地域コミュニティの消費者力向上につながればと考えています。

  コロナ禍にもかかわらず、この度の訪問を快諾いただきました消費生活センターの皆様方に改めまして感謝申し上げます。(文責:日野)



 コミュニティ研究Ⅱの地域活性化コースでは、6月4日(金)4時限に、最年少で銚子市観光大使となった和泉大介さんにご講演いただき、学生16名が参加しました。和泉さんは高校時代に、脱線事故により経営難に陥った銚子電鉄の危機を救うため、同級生とともに様々な広報活動を行ないながらクラウドファンディングで約500万円を集めました。銚子電鉄を救ったこの取り組みは大きな注目を浴び、全国放送のテレビ番組でも取り上げられました。授業では、そのときの映像も見せていただきましたが、いかに大きなインパクトを周囲に与えたのかが伝わってきました。「銚子愛」を確かなものにした和泉さんは、大学進学後も地域やまちをテーマにイベントや情報発信を行うサークルに入って活動する中、銚子電鉄から推薦を受けて銚子市の観光大使を務めることになります。そして卒業後は日本各地の景観や文化を守る運動を行っているNPO法人に就職して活動の幅を広げていきます。さらに和泉さんは昨年4月に麻布十番に株式会社ReRAIL(リレイル)を立ち上げます。緊急事態宣言が発令されている中で、何か東京で銚子市のことを発信できないかと考え、まずは銚子のサバを使ったサバサンドのテイクアウト販売を行いました。すると地域の方と銚子について語るきっかけができたり、銚子電鉄のぬれ煎餅を買ってくれるお客さんがいたりしたそうです。今回のチャレンジが銚子市に親しみをもってくれる人を増やすことにつながったことを実感した和泉さんは、知人とともに川越と銚子をテーマにした飲食店を銀座に開いたり、女性をターゲットにした低アルコールの地ビールをOEMで製造したりするなど、銚子市の魅力を発信するための様々な活動を展開してこられました。
 和泉さんは、「地域の課題とは何か」という根源的な問いに向き合いながら、いかにすれば若者が地域への帰属意識を高め、地域社会の担い手となる未来を築いていけるのか、ということを常に考え、行動してこられています。会社の立ち上げや飲食店の経営といった活動のおおもとにはいつもそれがあるのだということを熱く語ってくださいました。
 講演をきいた学生は、和泉さんの行動力に圧倒されつつ、地域の課題解決のあり方や和泉さんの生き方、そして行動の原動力について率直な質問投げかけていましたが、和泉さんはこれに丁寧に答えて下さいました。最初から最後まで、和泉さんの銚子を思う熱い熱気に包まれた授業でした。学生たちと年齢が近い和泉さんの講演は、学生たちにとって大いに刺激になったようです。貴重なお話をしてくださった和泉大介さんに、心より御礼申し上げます。(文責:八田・芹澤)



 2021年6月18日(金)千葉ロッテマリーンズ・スペシャルナイタープログラム(以下:千葉ロッテプログラム)の第4回ミーティングが開催されました。前回に引き続き、今回もワークシートをもとに当日企画開催に向けて学生間で話し合いをしました。
 企画を実施するためには、やりたいという気持ちだけではなく、具体的に必要になる物品や企画実施の手順、コロナ対策を含めた安全対策などを明確にする必要があります。今回は、ワークシートの作成とともに、大学にある備品確認や模擬ゲームなども実施しました。
 次回はパソコンルームにて7月2日の中間発表に向けて資料を作成します。(文責:石綿)

スマホを使って物品の確認

 6月12日(土)「TDRと新しいホテルステイの旅」プログラム(以下TDRプログラム)の第1回が開催されました。今年度は、コミュニティ政策学部・社会福祉学部の学生に加えて「ともいきキャンパス事業」の一環として京都文教大学の学生も参加するハイブリッド形式(対面とオンライン)でのプログラムとなります。講師は、三橋徹さん(東京ベイ東急ホテルマーケティング支配人)がご担当されます。
 第1回は、自己紹介後に、東京ベイ東急ホテルの概要や企画、マーケティングから見たTDR(東京ディズニーリゾート)の手法などについて三橋さんより講義がありました。その後、今年度プログラムで取り組む課題として、「TDRを訪問するカスタマー向けにホテルステイを楽しんでもらう企画をつくること」が提示されました。
 これから約半年間、学生の皆さんには楽しみながらしっかりと説得力のあるホテル企画の提案を期待します。(文責:石綿)

ラーニングコモンズでのプログラムの様子

 6月18日(金)、コミュニティ政策学部1年次科目コミュニティ研究Ⅱ・補導コースの受講学生15名が千葉県警察少年センターを訪問しました。少年センターは県内6か所に設置されています。それらのうち、大学にもっとも近い、千葉市稲毛区にある本部センターに受け入れていただきました。
 少年センターでは少年補導専門員という、警察官ではない専門職の方々によって、少年相談(電話・面接)、継続補導、広報啓発活動、関係機関・団体と連携した非行防止活動、街頭補導などの活動が行われています。犯罪・非行を「取り締まる」以前の、少年による加害や被害を防ぐ活動です。
 センターの相談室などを見学させていただき、少年センターの活動についてご講義していただきました。警察というと取り締まる機関というイメージが強いかと思われますが、そうではない事前予防や、少年とその家族に対する継続的な支援に重きをおいた活動であることを説明していただきました。また、少年補導員という地域のボランティアとの連携など、地域社会に密着した関係を築くことの必要性も説明していただき、コミュニティ政策学部生にとっては重要な学びでした。
 訪問を受け入れていただき、詳細なご説明をいただきました千葉県警察少年センターの皆さまに感謝申し上げます。(文責:野田・山本)

千葉県警察少年センターでの受講の様子


 6月15日(火)、先だっての県庁報告会につづき、学内にて2020年度社会調査実習の報告会を実施いたしました。同調査は、「特殊詐欺に対する知識・意識・対策行動」を調査テーマに、千葉県民約1万人を対象とした社会調査です。昨年、15名の3年生が参加し、調査の実施と分析、報告書の執筆を行いました。
 主な調査項目は、防犯情報の認知、特殊詐欺対策情報との接触、特殊詐欺の知識、特殊詐欺に対する意識、各種罪種のリスク認知、リスクコミュニケーション、特殊詐欺対策ポスターの認知、固定電話の使用状況、電子メールやSNSの利用状況、新聞購読などメディア接触、集合的効力感などでした。
 調査報告書の構成は以下のとおりです。


第1章 特殊詐欺の概要と調査概要
第2章 特殊詐欺のリスク認知
第3章 特殊詐欺の知識
第4章 防犯情報の認知
第5章 特殊詐欺対策情報の接触の分析
第6章 特殊詐欺防止ポスター
第7章 特殊詐欺リスクコミュニケーション
第8章 前兆電話経験の分析
第9章 固定電話の防犯機能の使用について
第10 章 特殊詐欺対策コールセンターからの荷電経験と対策行動の分析
第11 章 スマホ等・PCメールの接触行動の分析
第12 章 SNS利用と特殊詐欺知識との関連
第13 章 新聞購読と特殊詐欺知識の関連性
第14 章 千葉県の4地域別の集合的効力感の分析
第15 章 メディア接触と特殊詐欺対策への関心の分析
第16 章 何が特殊詐欺対策への対策意図を規定しているか


社会調査実習の調査報告書の全文は本学HPのコミュニティ政策学部サイトで全文公開しております。(文責:山本)

報告者の3名


千葉テレビが取材に来てくれました

 2021年6月11日(金)千葉ロッテマリーンズ・スペシャルナイタープログラム(以下:千葉ロッテプログラム)の第3回ミーティングが開催されました。今回は、前回の講演を参考にスペシャルナイター当日用の企画作りを始めました。
 第1回で実施したアンケートをもとに、ストラックアウト班、ゴムボールホームラン競争班、展示物班、配布物班の4つの班に分かれてそれぞれの企画を進めました。企画用ワークシートに沿いながら企画の概要、得られる効果/目標、安全対策、必要なルール、必要物品や予算などをつめていきます。
 今回の作成したワークシートの続きを次回も実施する予定です。(文責:石綿)

グループに分かれての話し合い

企画用ワークシート

 6月3日(木)に千葉日報学生記者(Chiba University Press:以下CUP)の開講式・記者研修が実施されました。CUPは、千葉日報社が主催する県内の大学生が取材やレイアウトなどの新聞作りを体験するプログラムです。今年度は、江戸川大学、敬愛大学、淑徳大学、聖徳大学、千葉商科大学、帝京平成大学、東京経営短期大学の7校が参加をしています。
 開講式・記者研修は、新型コロナウイルス感染症対策のため、Zoomを使ったオンラインで開催されました。淑徳大学からは、コミュニティ政策学部生がZoomと対面で出席をしました。記者研修では、千葉日報社の記者の方々から新聞の役割や写真の撮り方のコツ、紙面のレイアウトなどの普段は聞けない貴重な内容をうかがうことができました。
 10月末には完成した記事が千葉日報に掲載される予定です。(文責:石綿)


 6月9日(水)、千葉県庁にて2020年度社会調査実習の調査研究結果の報告会を実施いたしました。受講学生を代表して3名のコミュニティ政策学部4年生がパワーポイントを用いて口頭報告を行いました。
 同調査は、「特殊詐欺に対する知識・意識・対策行動」を調査テーマに、千葉県民約1万人を対象とした社会調査です。千葉県くらし安全推進課防犯対策室の方々と、千葉県警察生活安全部で特殊詐欺対策あたっておられる警察職員あわせて10名以上の方に報告を聞いていただきました。
 特殊詐欺対策ポスターの認知率、自治体広報紙での特殊詐欺知識との接触率、県・県警が実施している特殊詐欺対策コールセンターからの架電経験といった行政の働きかけを独立変数とし、県民の知識・意識・対策行動を従属変数とした分析を行ったものです。
 報告の後で、県・県警の方から年代別の特徴、SNS利用との関連等、詳細な質問を頂戴しました。社会調査実習の受講学生にとっては、社会調査で得られた知見が治安対策に活用され、人びとの安全を守ることにつながる実感が得られた貴重な経験となりました。
 なお、社会調査実習の調査報告書の全文は大学HPのコミュニティ政策学部サイトで全文公開しております。
 ご参加いただいた千葉県・千葉県警察の皆さまにこの場をお借りして御礼申し上げます。(文責:山本)

県庁会議室で報告者席に座るコミュニティ政策学部生


「カクニンダー」ポスターは、県民の約3割が認知していました。

 

 2021年6月4日(金)千葉ロッテマリーンズ・スペシャルナイタープログラム(以下:千葉ロッテプログラム)の第2回ミーティングが開催されました。今回は、㈱千葉ロッテマリーンズ法人営業部 山本繁さんにご講演いただきました。
 講演の中では、スポーツビジネスを取り巻く環境とその中での野球の位置づけ、千葉ロッテマリーンズの運営、球団がターゲットとしているカスタマー、千葉ロッテの地域貢献活動、そしてコロナ禍での観客を引き留める取り組みなどが紹介されました。
 「勝負にかかわらず、カスタマーに満足してもらう」というお話が、コロナ禍での座席配置を工夫したり、SNSに力を入れるなどの球団の取り組みを象徴しているようで強く印象に残りました。
 球団によるドラフト選手の選択や過去のスペシャルナイターの成果などについて質問をするなど、学生も大いに刺激を受けたようです。今回のお話をいかしつつ来週以降スペシャルナイター当日イベントの企画を進めていきます。(文責:石綿)



 6月7日(月)、ケーススタディ(日野クラス)は新型コロナウイルス感染症予防を講じた上で、千葉地方裁判所を訪問し、法廷傍聴を行いました。

 当日は、道交法等違反事件や強制わいせつ事件等の実際の刑事事件を傍聴し、日頃行っている判例報告の背景にある「リアル」を知ることができました。その後、同裁判所に勤務している本学部卒業生の職場を訪問し、各種裁判所の概要、裁判所事務官の業務内容・待遇、本学部での学びが業務にどのように活かされているかなど、在学生と卒業生との懇談を行いました。

 初めて法廷傍聴をする学生が多く、実際の裁判事案を通して「司法の重み」に触れる良い機会となるとともに、本学部卒業生との交流を通じて、今後のキャリア意識の醸成にもつながったようです。

 千葉地方裁判所職員の皆様方に改めまして御礼申し上げます。(文責:日野)


 5月28日(金)、コミュニティ研究ⅠDクラスは学外に出て、千葉市埋蔵文化財調査センターを見学し、大覚寺山古墳に登り、大百池(おおどいけ)まで散策しながら地理学的、民俗学的目線で現地調査をしてまいりました。

●千葉市埋蔵文化財調査センター

 千葉市には、1,300箇所以上の遺跡が存在するそうです。旧石器時代、縄文時代、弥生時代、古墳時代、それ以降の時代の遺跡が豊富にあります。千葉市埋蔵文化財調査センターは、そうした遺跡の発掘、調査、記録・保管、展示を行っている機関です。
 ふたてにグループ分けし、同センターの職員の方に案内していただき、様々な発掘品について解説していただきました。地元である千葉市の歴史を知り、はるか昔から人びとが集住し社会集団を形成していたことを学びました。

千葉市埋蔵文化財調査センターで解説を聞く


●大覚寺山古墳(だいかくじやまこふん)

 大覚寺山古墳は、県指定史跡です。千葉市内最大の前方後円墳で、全長63メートル、前方部4.1メートル、後円部5.5メートルというサイズです。長く古墳であることが気づかれず、1969年に古墳であることが判明しました。古墳時代前期のものと考えられています。

大覚寺山古墳に登る


●大百池公園までの散策

 大覚寺古墳から、大百池公園まで自然観察、文化財観察をしながら約1時間散策しました。途中には、天然ガス採掘所跡もありました。道ばたから亀井先生が石ころを拾い出したので何ごとかと思いましたが、それは土器でした。一瞬で土器を見つけ出したのに一同驚きました。

「ほぅら土器だ! ドキドキするだろ!」(亀井先生)


●八剱神社

 八剱神社の境内を見学しました。神楽が有名で、神楽書も伝えられており、千葉市指定文化財となっています。古くから地域の中心となっていることが分かる石碑がたくさんありました。出羽三山や伊勢神宮に集団で参拝した記念の石碑が多数たてられていたのです。地域の人びとが神社を中心として集団を形成し、そろって遠方に参拝していたことは、コミュニティ政策学部生にとって重要な学びでした。

八剱神社

地域の方々が集団で参拝した記念の石碑

ケヤキの巨木を取り囲む

 社会科学系であるコミュニティ政策学部生にとって、地理学や民俗学、そして自然科学的な目線で野外に出て地域のことを知るという、学びの幅を広げる現地研修でした。地域を知るには、いろいろな角度から調べることが大切であることを実感した1日でした。(文責:山本)

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