2014年7月アーカイブ

7月24日(木)、1年生の課外研修として千葉市消費生活センターへ出向きました。はじめに「若者に多いトラブル事例と関連法規について」と題して、同センター消費生活相談員の松井美知子さんからご講義をいただきました。特に、若者に多いトラブル事例を具体例を交えてお話いただくとともに、消費者契約法、特定商取引法等の分かりやすい解説をしていただきました。

千葉市消費生活センターでは、安全で安心な千葉市民の消費生活の実現のため、様々な消費者施策を推進しています。

消費者紛争に係る助言やあっせん、消費者教育の一環として、啓発活動や情報提供の他、はかりの定期検査等、幅広い業務を担当されていることを知りました。

当日は、多重債務に係る相談日ということで、行政職員や消費生活相談員の方々にとって、大変ご多忙のところ、課外研修先としてお引き受けいただきまして厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

(文責:日野勝吾)

23日の「政策立案論」は、ラーニングコモンズで「政策立案の実践」をテーマに、ワークショップ形式で「千葉の未来デザイン」について考えました。

宿題として、千葉市が「日本一のもの」を集めてきてもらい、千葉市の「良いところ」、「悪いところ」を「ふせん」を使いながら、洗い出し、分類をしていき、課題や千葉市の「セールスポイント」を考えていきました。また個々人の理想の街を想像し、絵にして、そこに、自分がどのような活動ができるか、などを検討しました。

授業では、私が千葉市内で活動している「CHIBA未来カフェ」が100回目を迎えたこともあり、「CHIBA未来カフェ」の皆さんもお誘いし、大人の方々にも多く参加をしていただき、「地域連携講座」となりました。学生にとっては、異なる世代の視点からの意見に、刺激を受けることができたと思います。(企画の準備段階から、「CHIBA未来カフェ」の皆さんとも相談し、一緒に企画をさせていただきました)。

 ワークショップでの作業の様子

今回のワークショップの趣旨は、千葉市の「良いところ」、「悪いところ」を考えていくことで、千葉市の「アイデンティティ」を発見していくことと、住民の皆さんにとっての「シビックプライド(地元への愛着意識)」の鍵となるコンセプトを探していくことでした。地域経営、地域活性化の視点から、この2つのコンセプトを確立することが、とても重要になります。地域活性化において「金太郎飴的な政策」は、失敗の要因となり得ます。

重要なのは、その地域の文化、風土に根付いた「潜在力(ポテンシャル)」としての「魅力」をいかに引き出していくか、ということにあると思います。つまり「借り物」ではない、「自分たちのモノ」を核にしていく必要があると思います。そのためには、その地域に住み、働き、学ぶ方々の視点で、その「潜在力」を見つけていく作業が必要で、その作業を学生に学んでいただきました。

(文責:矢尾板俊平)

千葉商工会議所から依頼をいただきまして、学生の視点で、年末年始に千葉駅前の大通りと中央公園で開催される「ルミラージュちば」の企画を検討することになりました。

 コミュニティ政策学部の学生は、このような企画立案の際に、これまでも授業や実践科目を通じて、「ワークショップ」の手法を活用して検討してきました。そこで、今回も「ワークショップ」の手法を通じて、企画を検討することになり、7月20日(日)の午後に、ラーニングコモンズでワークショップを開催しました。

 

ワークショップの開始時の様子(写真提供:石井伸一氏)

参加者は、イルミネーションの企画に興味を持った有志の学生、地域活性化プロジェクトで活動している学生が参加しました。また学生だけではなく、地域の方々にも参加していただくとともに、デザインのプロの視点も提供いただきました。さらに商工会議所からもご参加いただきました。

ワークショップでは、まず当日のワークショップで議論するべき内容とゴール設定を行うとともに、商工会議所の方から企画概要を説明していただき、情報を共有しました。その上で、4人ごとのチームに分かれて、学生がファシリテーター役を務めながら、企画のコンセプトやそれに基づいた具体的な企画内容を検討しました。

ワークショップでの議論の様子

ワークショップの醍醐味は、想定外のアイディアや斬新な発想を共有しながら、通常の「会議」では生まれない企画を生み出していくことです。またチームごとの議論を、全体で共有することで、様々なアイディアを統合し、深めていくこともできます。

今回、生み出されたアイディアをまとめ、7月末に商工会議所の会議で提案をさせていただく予定です。そして、アイディアを実現していきたいと思います。

(文責:矢尾板俊平)

 

6月26日(木)、1年次生13名が千葉テレビ放送で課外研修を受けました。

会社概要についてご説明いただいた後、スタジオや調整室等を見学させていただきました。

 

学生たちは、スタジオ内で実際にテレビカメラを操作してみたり、キャスター席に着席してみたり、貴重な経験が出来ました。

テレビカメラの操作を楽しんでいた学生たちも、カメラ1台の金額を聞いた直後には、一斉にカメラから手を離していました。

 

館内見学時にはライト等機材の種類や役割、放送時の人員配置、空間活用法などについて、丁寧に説明をしていただきました。

質疑応答時には、次のようなやり取りがありました。

Q「千葉テレビに就職するとしたら、どのような人が相応しいですか?」

A「(私は人事担当者ではないですが、)挨拶や御礼がきちんと言えることが大切だと思います。」

Q「少年野球や高校野球は放送されるのに、なぜ中学野球は放送されないのですか?」

A「放送するにはスポンサーが必要です。中学野球を観てくれる層がいると考えるスポンサーがいなければ、残念ながら番組は作れません。」

Q「千葉テレビに勤めていて良かったと思うときはどんな時ですか?」

A「地元の方に、いつも観ているよと声を掛けてもらえるときですね。」

緊張してしまい、事前に考えていた質問ができなかったと悔いを残した学生もいたようですが、

今回の研修をとおして、普段何気なく見ていたテレビ番組がさまざまな工夫や配慮のもとに作られていたことを学ぶことが出来ました。

(文責:青柳涼子)

7月16日(水)、千葉県警察本部の見学に行ってきました。参加者は、1年生13名。

千葉県警の活動について説明を受けた後、ゲートを通って県警庁舎内に入れてもらいました。

交通管制センターではどのように渋滞状況を把握し交通をコントロールしているのかを、通信指令室では110番通報の受け付けについて学びました(残念ながら、内部での撮影は禁止)。

最後に、体験エリアでクイズに挑戦しました。

体験エリアで説明を聞く

 

将来、交通機動隊に入りたいという。一足早く本物の白バイにまたがる


警察が、ふだん気付かないようなところで、実に様々な業務を行っていることを学びました。

見学の機会を設けていただいた千葉県警察本部に感謝申し上げます。

(文責:山本功)

7月3日、ケーススタディⅠ(日野助教)では、千葉県弁護士会市民サービス委員会の協力を得て、弁護士の業務等について学習しました。

当日は、同委員会委員長の横山清亮弁護士(エバー総合法律事務所)と菊池秀樹弁護士(同)より、弁護士の使命と役割や具体的な業務内容、法曹養成のプロセスなど、ご説明をいただきました。その後、同事務所の所内見学及び千葉県弁護士会の見学を行いました。

弁護士法1条に定める社会正義の実現のために、「社会生活上の医師」として活躍されている弁護士の先生方と触れ合うことにより、弁護士の職業がやりがいある職業であると同時に、市民にとって身近な存在であることを改めて実感しました。今後も社会生活と法との関係性について実務を通して学習していきたいと考えています。

(文責 日野勝吾)

7月5日(土)、「白旗七夕祭り」が開催されました。

天気予報では雨だったので心配をしていましたが、なんとか「曇り」のままで雨は降らず、

お祭りの全ての企画を実施することができました。午後には少しずつ青空も見え始めました。

今回の「白旗七夕祭り」は、コミュニティ政策学部1年生による実行委員会(各クラスの代表者2名ずつで構成)、

4年生のワークショップ(本多敏明助教クラス)の学生有志、

3年生のケーススタディ(矢尾板俊平准教授クラス)の学生有志、

1年生のコミュニティ研究Gクラス(矢尾板俊平准教授・石川紀文兼任講師)の学生と、

学年やクラスを超えて、多くの学生が運営に参加しました。また地域支援ボランティアセンターやサークルの学生たちも参加しました。

また学生たちの運営を、白旗町内会、白旗商店会、オープン!ちばの皆さんにサポートしていただき、

地域と大学が一体となったお祭りとなりました。

午前中には、熊谷俊人千葉市長もお越しくださり、

白旗会館で開催された「白旗おもいでポスト」を見学し、オープニングセレモニーでご挨拶いただきました。

開会式の様子

オープニングセレモニーの様子

 「白旗おもいでポスト」には、地域にお住いの皆さんに参加いただき、

白旗の思い出話をお聞きしながら、異世代間のコミュニケーションの機会となりました。

街の「記憶」と「記録」を集めて、「歴史」として残していきたいと思います。

おもいでポストを見学する熊谷市長

「白旗おもいでポスト」の会場で、学生が熊谷市長に説明

子ども縁日には、たくさんの子どもたちが集まり、

スタンプラリーも多くの子どもたちが参加して、楽しんでいただくことができました。

子ども縁日の様子

子ども縁日の様子

 スタンプラリーの様子

スタンプラリーの様子

スタンプラリーの抽選会は、白旗商店会・町内会賞として白旗商店会で使えるお買い物券やお米など、

またジェフユナイテッドより白旗地区出身の現役Jリーガーである佐藤翔選手(背番号25番)の

サイン入りタンブラーがプレゼントされるなど豪華な賞品が揃いました。

また白旗町内会の皆さんによる「淑徳大学杯争奪グランドゴルフ」もおこなわれ、入賞者にはトロフィーが贈られました。

グランドゴルフ表彰式の様子

グランドゴルフ表彰の様子

さらに地域支援ボランティアセンターの学生による絆カフェでの企画にも、

たくさんの子どもたちが参加し、盛り上がるとともに、

学生サークル(C.D.C.と徳能雑伎団)のパフォーマンスもおこなわれ

地域の人びとと一体となって盛り上がりました。

今年で14回目を迎えた「白旗七夕祭り」。

来年の15回目に向けて、今年の振り返りをしっかりと行い、課題を改善していきながら、

さらなる発展のための準備を進めていきたいと思います。

当日、お越しいただいた皆さま、準備や後片付けをお手伝いいただいた皆さま、

ありがとうございました。

去る6月27日(金)にコミュニティ研究Ⅰ(石川(久)・日野クラス)における授業の一環として、四街道市役所を訪問しました。
四街道市は千葉県の北部に位置しており、千葉市へ8キロメートル、都心へ40キロメートルの圏内にあり、人口約9万人を擁する都市です。近年では、「子育て日本一のまち」、「シニア・シルバー世代が元気なまち」を基本姿勢とし、「福祉サービス部」、「健康こども部」などが中心となって、各種施策を展開しています。


当日は、人事課の職員の方より、四街道市の概要をはじめとして、市役所の組織、各課の執務状況、最近の採用状況等について説明を受けた後、本庁見学(議場)をしました。

また、政策推進課の職員の方より具体的な取組み事例の紹介を受け、平成20年12月に策定された「みんなで地域づくり指針」に基づき、例えば、日替わりシェフの店「さくらそう」、四街道こども記者クラブ、ドラマティック四街道プロジェクトなど、市民活動がより市民にとって身近なものとなるような取組みが実践されていることを知りました。

今後もこうした基礎自治体をはじめとした地方行政に目を向け、まちづくり活動など、積極的に参画していきたいと考えています。
(文責 日野勝吾)

コミュニティ研究Ⅰ(寺本・青柳クラス及び石川(久)・日野クラス)の課外活動の一環として、平成26年6月22日(日)、「第19回常盤平団地ふれあい広場(健康・福祉フェア)」に参加しました。


当日はあいにくの雨天により、一部の催し(フリーマーケット等)が中止となりましたが、開会・閉会準備はもちろん、各種イベントにも積極的に参加するなどして、常盤平団地に住まわれている皆さんと交流を深めることができました。


常盤平団地では、65歳以上の高齢化率は約40%に上り(松戸市総合計画による推計によると、松戸市全体では23.1%(平成26年度))、特に高齢化が進行している地域で「孤独死」をはじめ、多くの課題を抱えています。

こうした諸問題を踏まえて、常盤平団地では、常盤平団地自治会や常盤平団地地区社会福祉協議会が中心となって、「孤独死ゼロ作戦」の推進をはじめとして、いきいきサロン、ふれあい会食会、見守り活動など、団地住民すべての方々が寄り添い、誰もが安心して住み続けられるよう、地域ぐるみで対応しているとのことです。

今後もコミュニティ研究Ⅰでは、課外活動などを通じて、地域社会においてどのような問題や課題があるのか、見たり、聞いたりしながら、地域コミュニティのあり方を現場目線で見つめ直していきます。


(文責:日野勝吾)

6月28日(土)に千葉駅前プロムナードで開催された「ちば楽市」(主催:千葉市中心市街地まちづくり協議会)に、「地域活性化プロジェクト」(担当:野坂美穂助手)の一環として、ケーススタディの学生(芹澤高斉准教授クラス)、政策立案論の受講生(矢尾板俊平准教授担当)が参加し、「地域活性化ブース」を出店しました。

「地域活性化ブース」では、「銚子セレクション」コーナーとして、学生が選んだ銚子の特産品を仕入れ、販売いたしました。「銚子電鉄」を救った「銚子電鉄のぬれせん」、「銚子電鉄の玄米あげもち」のほか、「ひ志お」、「魚めん」なども販売しました。また一般社団法人わのくにと連携して「熊本県セレクション」としてトマトジュース(まいひめ)を販売しました。

 

 

 また「スペシャルコーナー」では、政策立案論の受講生がペットボトル飲料の販売を行い、「商い」について販売体験を通じて学びました。体験から得た学びについては、次回の政策立案論の授業で「振り返り」を行う予定です。

 

 さらに高大連携の一環として、東金商業高校の生徒さんたちが自分たちで開発した「塩アイス」と「ロールケーキ」の販売をいたしました。

 

 

雨天のため、千葉ロッテマリーンズスペシャルナイターのプロモーションと青空法律相談の企画は中止となりました。

開始時には、とても激しい雨が降り、大変でしたが、その後しばらくは小雨の状況が続き、「販売体験」、「商い体験」を行うことができました。授業で学び、考えたことを、実際の活動を通じて学ぶ。今回は、サービスラーニングを通じて「商い」を学びました。

(文責:矢尾板俊平)

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