2019年6月アーカイブ

 6月27日(木)、ケーススタディの一環として、千葉市消費生活センターを訪問しました。消費生活センターは、消費者安全法に基づいて、消費生活における相談・あっせんや消費者教育・啓発を行っている行政機関です。当日は、若者の消費者被害の実態を中心に、商品役務別の各事例に関する消費生活センターの対応状況等について講義を受けた後、施設の見学を行いました。

 各学生は、活発な質疑応答を通して、若者をターゲットとした悪質商法の手口や対処方法を学び、消費生活センターの役割に触れていました。

 こうした学びを踏まえ、9月以降、昨年度に引き続き、千葉県消費者団体ネットワーク強化・活性化事業として、千葉市内の大学生・短大生等を対象とした学生向けの消費者教育を行います(「大学生の大学生による大学生のための主体的・対話的な消費者教育の促進」(計4回の講義・ワークショップ))今後、消費者行政職員や消費生活相談員と複数回打ち合わせを行う予定です。当該事業の企画・運営を通して、学生自身の消費者力向上にもつながればと思います。

 執務にお忙しいところ、ご協力いただきました千葉市消費生活センターの皆様に改めまして感謝申し上げます。(文責:日野)


 6月21日(金)、コミュニティ研究Ⅱ・補導コースの授業で、千葉県警察少年センターの遊間上席相談専門員に講義をしていただきました。「警察における少年の健全育成のための活動」との講義タイトルで、千葉県警察少年センターの様々な活動についての説明を伺うことができました。「非行防止」に係る活動、「保護」に係る活動、双方に係る活動など、多岐に渡る活動がなされていることが分かりました。また、補導や相談のエピソードは、現場における活動の一端を垣間見させていただけるものでした。
 警察機関であることによる強みや、「スクール・サポーター」制度など学校との連携についてなど、近年の地域の少年に対する警察の取り組みについて学ぶ貴重な機会でした。この学びを踏まえて、今度は学生たちが少年センターを訪問する予定です。
 ご協力いただきました千葉県警察少年センターに感謝申し上げたく存じます。

(文責:山本)


 今年度のコミュニティ研究Ⅱ、キリンビバレッジコースでは、「生茶」とセットで購入できる「惣菜」のレシピをスーパーのせんどうに提案する予定です。
 6月14日(金)は、せんどう千葉みなと店への見学で、キリンビバレッジ株式会社からも4名の方にお越し頂きました。ベーカリー、お寿司、惣菜、精肉、鮮魚、青果とお店のバックヤードを見せていただき、新鮮な食品が提供されている様子を学ぶことができました。
 食品の供給体制、売り上げの構成から最近のフードロスについての質問にまで幅広く丁寧にお答えいただきました。キリンビバレッジの方も一緒に回って頂いたことで、飲料の販売についての理解も深めることができました。
 見学後は、メインの惣菜と組み合わせることになる副菜弁当を生茶と一緒にいただきながら、自分たちのレシピへのイメージを膨らませることができました。引き続き、レシピについて検討を進めていきます。この場をお借りしてせんどう千葉みなと店、キリンビバレッジ株式会社の方々へ御礼申し上げます。(文責:松野)


 6月7日(金)、1年生必修「コミュニティ研究Ⅱ」の「千葉ホークス(車いすバスケ)コース」にて、千葉ホークス代表の田中恒一選手と山口健二選手をお招きして、インタビューおよび体験会をおこないました。学生たちは自分たちがうまくできないプレーを、きわめて巧みかつスピーディにやり遂げる選手に感嘆し、プレー中の選手には「障害はない」ことを認識したようです。インタビューでは、車いすバスケの将来の夢や、選手それぞれの日々の仕事や日常の練習時間などをお聞きすることができました。最後に、田中選手から、「いま車いすバスケは『バブル期』なので2020年以後にどうなるか、ぜひ皆さんにも引き続き応援してほしい」とメッセージをいただきました。(文責:本多)


(1)取り組み
5月18日(土)に墨田区にある本所防災館と墨田区の木造密集地域の再開発及び東向島・京島地区のフィールド・ワークを行った。

(2)ねらいと工夫
本所防災館防災館では、地震や水害、風雨体験等を行い、大規模災害の怖さとそれに備える知識を得た。特に、最近のゲリラ豪雨に対して、冠水した場合、車や家のドアの開閉は重く、難しい状況が理解された。墨田区は、独居老人や高齢者世帯が、木造密集地域に密集している事もあり、防災に対しての関心は高い。


 次に、スカイツリーまで徒歩で移動、ソラマチで自由時間後、その後、コミュニティバスを利用し、京島地区へ向かった。京島地区では、狭隘な木造住宅が立ち並ぶ地帯へと進んで行った。建築基準法及び同法42条2項道路の説明や坊防災公園及び京島地域で進められている木造密集地域の再開発事業の概要を説明し、実際のまちづくりの様子を見た。
 この地域は、関東大震災後及び東京大空襲以後住宅が立ち並んだ。当初は、復興を目的としていたが、様々な理由で住み続けている。狭隘な住宅地は、家事や救急、防犯などに心配があるため、再開発を進める一方、住民のコミュニティが形成され、独特の下町文化を形成している。住宅改修の補助金や再開発による、道路整備、空地の確保等様々な課題はあるが、住民との協力によって成り立つ事業であるため、約40年間に渡る事業となり、引き続き事業は継続している。
 途中、人情キラキラ橘商店街のシャッター商店街と新たな出店の様子を見た。学生は八百屋、総菜屋など商店街の特徴も関心を持って見ていた。再開発の難しさとまちの変化の様子を体験し、まちづくりの意味を改めて感じていた。
 東向島地区まで歩き、天水尊や路地尊といった、雨水を利用した防災拠点を見学した。途中、古民家を改修した喫茶店を見学しレトロな雰囲気を楽しんだ。この地域についての歴史は、事前学習で調査した通り、関東大震災後に当時田んぼや沼地であったこの地に、住まざるを得なかった事が始まりであるが、改めてまちづくりの大切さを感じていた。(文責:鏡)


 5月31日(金)、今年度の千葉ロッテマリーンズ・淑徳大学スペシャルナイタープログラムの第1回が開催されました。

 千葉ロッテマリーンズの担当、大石賢央さんにスポーツビジネスの概況、スポーツビジネスにおける野球の位置づけ、千葉ロッテマリーンズの特徴、そして球団職員の主なお仕事についてプレゼンテーションをしていただきました。マリーンズと地域のかかわりや今後の課題などプロ野球を支える裏方の貴重なお話をうかがうことができました。

 今回のお話を参考にしつつ、これから淑徳大学スペシャルナイターの企画をつくっていきます。次回は6月14日(金)です。(文責:石綿)



 今年度のキリンビバレッジコースでは、キリンビバレッジの飲料の売り方に関する提案を行いたいと考えています。具体的には「生茶」とセットで購入できる「惣菜」のメニューを学生目線で検討し、スーパーのせんどうに提案し、せんどうとキリンビバレッジの商品の売り上げ向上に寄与するというものです。
 そこで、5月24日(金)には、キリンビバレッジ東京支社の大村支社長、千葉支社の小林支社長含め、9名の方にお越し頂き、清涼飲料についてお話しいただきました。
 まず、グループ毎に考えてきた質問にお答えいただきました。「お店によって価格が異なるのはなぜでしょうか」「営業とはどのようなお仕事なのでしょうか」「販売商品に地域差はあるのでしょうか」など、学生からの様々な質問に丁寧に答えていただきました。
 そして、どのような惣菜を考えていくといいか、社員の方にも加わっていただいてグループ毎にアイディア出しをしました。
企業の第一線で活躍されている方に直接お話を伺うことができたのは、たいへんに貴重な機会でした。この議論を踏まえて学生たちはこれからアイディアを深めていくことになります。(文責:松野)

全体の質問


グループ毎のアイディア出し

 コミュニティ研究ⅠG(矢尾板・松野クラス)では、キリンビバレッジ株式会社の方にお越し頂き、グループディスカッションを行いました。「好きな飲み物」「飲料に対する思い」「お互いに聞きたいこと」を付箋紙に書いて貼り、意見交換を行いました。
 社会人の方は気さくにお話くださり、また学生たちからも様々な意見が提案され、楽しく会話が弾んでいきました。
社会人の方と意見交換をすることによって、学生とっては自分の学生生活の状況を見つめ直し、キャリアや社会に対する意識を高めるよい機会となったと期待します。(文責:松野)


 5月29日、消費者フォーラムin千葉(@千葉市生涯学習センター)にて、昨年度実施した千葉県消費者団体ネットワーク強化・活性化事業の取組事例(「大学生の大学生による大学生のための主体的・対話的な消費者教育の促進」(千葉市)、「「食」を基軸とした消費者教育の推進と消費者の安全を確保する地域コミュニティの形成」(木更津市))の報告を行いました。木更津市職員らとともに、ゼミ生によるプレゼン報告が行われ、これまでの練習の成果もあって、無事に滞りなく終えることができました。その他、末吉里花さん(一般社団法人エシカル協会代表理事)による基調講演や消費生活相談員(千葉県消費者センター)による講話などが行われ、他のゼミ生も熱心に聴講していたようです。(文責:日野)



 5月11日、ワークショップの活動の一環として、FAIRTRADE JAPANサポーター交流会に参加しました。毎年5月第2土曜日は「世界フェアトレードデー」となっており、世界フェアトレードデーの5月11日に交流会が毎年開催されています。当日は、各グループごとに分かれて、貿易ゲーム(あらかじめ紙(資源)や道具(技術)を不平等に与え、各グループ間で、収益の多寡を競う、貿易のシュミレーション・ゲーム)を行い、「格差」の実態や「交渉」のあり方等を学びました。 その後は、各企業での取り組みに関するトークセッション等が行われました。 今後も、生活者の観点から、持続可能な消費、エシカル消費の実践を進めていきたいと思います。(文責:日野)


 5月1日付発行の「ちば県民だより」にケーススタディ・ワークショップ活動(大学生向け消費者教育)が取り上げられました。毎年5月は「消費者月間」として、県内の各自治体において様々な消費者啓発活動が行われています(消費者保護基本法(消費者基本法の前身)が昭和43年5月に施行されたことから、その施行20周年を機に、昭和63年から始まっています)。その一環として、 ケーススタディ・ワークショップ活動の取組みが取り上げられました。(文責:日野)


 4月19、20日に一宮シーサイドオーツカで新入生セミナーが行われました。コミュニティ政策学部では、2年生が学生スタッフとして企画の運営を行ってきました。
 今年のクラスレクでは、「部首クイズ」「紙コップタワー」「ボール運び」「フルーツバスケット」「キャタピラレース」「絵伝言ゲーム」「けいどろ」と7つのレクを学生スタッフが企画しました。クラスレクを通じてたくさんの笑顔や歓声があがり、学生同士、仲良くなりました。
 また、手話のできる4人の学生スタッフによって、手話講座も実施することができ、多様性への理解を深めることができました。
 夜はコミュニティ政策学部教員によるクイズ大会、朝はコミュニティ研究Ⅱの講演・コース説明、テストなど充実した企画を行うことができました。このセミナーを通じて新入生が大学生活を楽しく過ごすきっかけになったらと願っています。


「紙コップタワー」で団結力と高さを競う


「けいどろ」で、とにかく走る

(文責:松野)



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