6月27日(木)、ケーススタディの一環として、千葉市消費生活センターを訪問しました。消費生活センターは、消費者安全法に基づいて、消費生活における相談・あっせんや消費者教育・啓発を行っている行政機関です。当日は、若者の消費者被害の実態を中心に、商品役務別の各事例に関する消費生活センターの対応状況等について講義を受けた後、施設の見学を行いました。
各学生は、活発な質疑応答を通して、若者をターゲットとした悪質商法の手口や対処方法を学び、消費生活センターの役割に触れていました。
こうした学びを踏まえ、9月以降、昨年度に引き続き、千葉県消費者団体ネットワーク強化・活性化事業として、千葉市内の大学生・短大生等を対象とした学生向けの消費者教育を行います(「大学生の大学生による大学生のための主体的・対話的な消費者教育の促進」(計4回の講義・ワークショップ))今後、消費者行政職員や消費生活相談員と複数回打ち合わせを行う予定です。当該事業の企画・運営を通して、学生自身の消費者力向上にもつながればと思います。
執務にお忙しいところ、ご協力いただきました千葉市消費生活センターの皆様に改めまして感謝申し上げます。(文責:日野)