2014年11月アーカイブ

11月27日(木)、1年生の課外研修として千葉市消防局(セーフティちば)へうかがいました。

前半は、座学で千葉市消防局の組織編成や

新人職員の勤務の様子などを映像資料を用いながら、

説明していただきました。

説明を受けています

 後半は、セーフティちばの庁内を見学しました。

 残念ながら写真撮影はできませんが、

 「指令センター」の様子も見学させていただきました。

 平成25年4月から、

 千葉県の119番は、2ヶ所でまとめて受けることになりましたが、

 そのひとつがこのセーフティちばにあります。

 (詳しくはこちら

 

 また、全国でも横浜・東京・千葉の3ヶ所だけしかいない「常駐医師」がいるなど、

 学生たちも未知のことを知るワクワクを体験していました。

消防車両の見学 その1

消防車両の見学その2

 消防車両を見学させていただいた後に

 採用試験に必要な勉強や学生時代の過ごし方などを

 質問させていただき、終了となりました。

 千葉市消防局の皆さま、ありがとうございました。

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11月7日(金)に三重県松阪市の山中光茂市長、富山県氷見市の本川祐治郎市長、静岡県川根本町の鈴木敏夫町長をお招きし、特別授業を開催いたしました。

3時限目は、1年生のコミュニティ研究の時間で、『被災地の課題と広域連携のあり方』というテーマで、芹澤先生が司会進行をされ、みやぎジョネット(みやぎ女性復興支援ネットワーク)代表の草野祐子さんの基調報告の後、山中市長、本学の山口光治先生からもお話をいただきました。


4時限目は、政策形成論の補講を公開し、『豊かな地域を創り出すために、何が必要か?-コミュニティ政策の視点から』

というテーマで、矢尾板先生が司会進行をされ、鈴木町長、本川市長、山中市長からお話をいただきました。

普段では、なかなか聞くことができない首長の皆さんの生のお話と想いをライブで聴くことができ、とても貴重な時間となりました。コミュニティ政策学部の魅力は、こうした政策現場のお話を聴くことができることです。


 本年度の千葉市中央区地域活性化支援事業補助金対象事業に選定されている「未来の商店街を創造するフューチャービジョンワークショップ事業」(矢尾板准教授、野坂助手)を白旗会館で開催しました。ワークショップには、白旗町内会、商店会の皆様、政策学概論、政策形成論の受講生の有志、約50名が参加し、白旗商店街の活性化について議論を深めました。最終的な成果物としてはフリーペーパーに編集する予定です。フリーペーパーにすることで、未来をイメージしやすくするとともに、情報を対外的に発信していくことで商店街の魅力をたくさんの方に知っていただくことができます。

 

内容は、矢尾板准教授より、「商店街の活性化を考える」というテーマで、近年の中心市街地活性化、まちづくり、都市計画に関わる状況をお話しさせていただいた後、ワークショップ形式で、学生が地域の皆様からお話を伺いながら、活性化のためのアイディアを考えました。

千葉市中央区のWEBページでも紹介されております。

http://www.city.chiba.jp/chuo/chiikishinko/minna_chuo_2014.html#3

 現在、地域活性化の手法として注目がなされているのが、地域マーケティングを通じた第一次産業の高度化(六次産業化)と観光による交流人口の増加です。またDMO(Destination Management Organization)という仕組みを作って、こうした取り組みを進めていこうという動きもあります。

私たちも地域活性化のための六次産業化プロジェクト(矢尾板俊平准教授、野坂美穂助手)の中で、農業振興を通じたコミュニティ活性化のモデルとして、地域の特産品を活用した商品開発を進めています。

10月25日(土)、26日(日)には、東金市にある「みのりの郷」のイベント「集え!!みのりの郷東金へ 豊かな食文化を求めて」に、矢尾板准教授ワークショップ、政策形成論の学生有志が両日のべ約20名が参加しました。

当日は、東金市の特産品である「ゆず」と東金市と友好都市関係にある安曇野市の「わさび」を使った「マヨネーズ」のから揚げ丼を開発しました。両日とも50個試験販売し、それぞれ約1時間程度で完売することができました。

本プロジェクトの経験を活かしながら、特産品を使った地域活性策、農業振興の方法を実践しながら、学びにしていきたいと思います。

 

 なお、当日の模様は、千葉日報(10月26日朝刊)で報じられました。

地域の課題解決のために、矢尾板俊平准教授のケーススタディ/ワークショップでは、2013年度から「口紅の力セミナー」や「大人のそろばん教室」を実施しています。「口紅の力セミナー」は、ハリウッド化粧品メイ・ウシヤマSBM研究所と連携して、口紅の付け方や爪のマッサージ方法をお伝えする講座です。地域の方にそのスキルを身に付けていただくことで、「いつでも」、「どこでも」、コミュニケーションを楽しみながら、健康管理や美容を通じた地域の元気や笑顔に関われる仕組みづくりを行っています。また「大人のそろばん教室」は、そろばん教室を運営する株式会社イシドと連携して、高齢者の方向けの健康を目的としたそろばん教室を開催しています。

 今年度、これらの活動をベースとして、千葉県の委託事業「元気な高齢者の地域活動等促進事業」を受託し、地域の課題解決に向けた取り組みを進めています。

 事業では、「口紅の力」セミナーや「大人のそろばん教室」を通じて、スキルを学んでいただくほか、「ソーシャルビジネスセミナー」を開催して、地域の課題解決のための持続可能な仕組みを学んでいきます。学生も事業実施メンバーとなり、事業運営に関わり、現場で学んでいきます。

これまでの開催実績

<口紅の力セミナー&大人のそろばん教室>

10月10日(金)@石戸珠算学園柏台教室

10月23日(木)@淑徳大学千葉キャンパス

<ソーシャルビジネスセミナー>

10月15日(水)@淑徳大学千葉キャンパス 『「ソーシャルビジネス」とは』

11月05日(水)@淑徳大学千葉キャンパス 『事業計画の作成』

今後の開催予定

<口紅の力セミナー&大人のそろばん教室>

12月22日(月)10:00-12:00 @石戸珠算学園柏台教室

1月19日(月)10:00-12:00 @石戸珠算学園柏台教室

2月2日(月)10:00-12:00 @生涯大学校

2月9日(月)10:00-12:00 @石戸珠算学園柏台教室

<ソーシャルビジネスセミナー>

12月18日(木)10:00-11:30 @生涯大学校『「事業戦略」とは』

1月21日(水)10:00-11:30 @生涯大学校(千葉市中央区)『ファイナンス、財務計画』

1月28日(水)10:00-11:30 @石戸珠算学園柏台教室『ICTを活用した広報戦略』

11月16日(日)、ケーススタディ(日野)の一環として、千葉刑務所を訪問しました。

刑事法(刑法、刑事訴訟法等)の条文知識や判例講読にとどまらず、実際に、刑事施設を訪問することにより、犯罪や非行のない地域社会づくりの具体的方策について考えてみることにしました。今回もゼミ生の自主的な発案により訪問が実現しました。



当日は、施設見学、更生プログラム(再犯抑止策)、性格検査テストなどを体験しました。
施設見学では実際の受刑者が作業している各作業工場(木工製品や印刷製品、金属製品等を作製しています)や食事内容、刑務作業スケジュールに至るまで幅広く知ることができました。また、千葉少年鑑別所(千葉青少年心理相談室)による性格検査テストがあり、自分自身の性格について改めて見つめることができました。


その他、更生保護(犯罪や非行をした人が再犯をすることがないよう、地域社会の中で立ち直りを指導・支援すること)の考え方や、更生保護法や保護司法等、法務省の展開する刑事政策についても理解することができました。


今後も、条文や判例の正確な理解を前提として、法実務の実際を学習する機会を大切にしたいと思います。


(文責 日野勝吾)

『お笑い × 地域活性化 = ??』

この答えを探すため、矢尾板俊平准教授のケーススタディでは、10月21日にイオンモール幕張新都心のよしもと幕張イオンモール劇場で、「よしもと幕張イオンモール劇場 × 淑徳大学コミュニティ政策学部矢尾板ゼミ『CHIBA MAKUHARI お笑い AUTUMN LIVE 2014 ~夢の舞台が、On Stage NOW!~』」を開催しました。

 この夢の構想がスタートしたのは、昨年12月。イオンモール幕張新都心オープン後すぐのことでした。正式な企画準備が始まったのは、今年の1月下旬で、毎月、打ち合わせを重ねながら、10か月がかりで夢を実現しました。(2月は雪の中、イオンモール幕張新都心に出かけたことも良い思い出です)

 4月からは、大学のラーニングコモンズやよしもと幕張イオンモール劇場で打ち合わせを重ね、エンターテイメント産業の状況や仕組みを学び、オープンキャンパスではアンケート調査を行い、企画立案を進めてきました。

 ステージの台本もプロの構成作家の方と一緒に検討し、ステージで使う曲も学生自らが選びました。

当日もステージに出演して、芸人さんと一緒に地域活性化やキャンパスライフについてのトークで盛り上がりました。

また当日は楽屋も使わせていただき、タレント気分も味わうことができました。

普段は経験することが出来ないエンターテイメント産業の世界、取り組みを続けていきたいと思います。

矢尾板准教授のケーススタディ/ワークショップでは、投票率を向上させるための取り組みを進めています。2012年12月の衆議院総選挙の際には、千葉第一選挙区の立候補予定者に参加していただき、公開討論会を開催いたしました。2013年5月には、他大学の学生と協力して、千葉市長選挙の立候補予定者に参加していただき、公開討論会を開催しました。

これらの活動を通じて、公開討論会方式の限界も学びました。それは、「時間」と「場所」という大きな制約を受けてしまうということです。そこで、参議院選挙の際には、インターネットの活用が解禁されたこともあり、千葉県選挙区の候補者の政策や主張がインターネット上で比較できるようにするためのWEBサイト「ちばでも」を制作しました。「ちばでも」では、候補者にアンケートを実施し、掲載したほか、選挙の争点に関わる情報を発信しました。今年度は、千葉県選挙管理委員会と連携し、若い世代の投票率を向上させるための活動を行っています。

10月18日には、千葉市きぼーるで千葉県選挙管理委員会、千葉県明るい選挙推進協議会と共催で「ちばでもワークショップ2014」を開催いたしました。

当日は約50名が参加して、千葉県選挙管理委員会と矢尾板准教授からの講義を受けた後、若者の投票率を向上させるため、自分たちが具体的に活動することができるアイディアを検討し、提案しました。そして、当日の提案内容が採用され、今後、具体的な活動を行っていくことになりました。

 

<当日のスケジュール>

(1)講義

①千葉県選挙管理委員会

「千葉県選挙管理委員会の取り組みと投票率の現状について」

②矢尾板俊平 淑徳大学コミュニティ政策学部准教授・コミュニティ政策学科長

「民主主義を成熟させるために-投票に関わる課題」

(2). ディスカッション①

テーマ:「なぜ、若者は投票に行かないのか?」(課題発見)

(3).ディスカッション②

テーマ:「どのようにすれば投票に行くのか?自分たちができるアイディアを考える」(提案検討)

(4).グループ報告及び提案

(5).総括(今後の具体的な活動・行動プランの決定)

※ファシリテーター:矢尾板俊平

なお、当日の模様は、千葉日報(10月19日朝刊)で報じられました。

コミュニティ政策学部の学生にとって、秋の恒例行事と言えば、千葉市中央区ふるさと祭りで行われる富士見通り商店街の「ハロウィン」です。毎年、商店街の皆さんと一緒に、企画を考え、準備していきながら、地域活性化、商店街の活性化を学んでいきます。

10月19日に開催された「ハロウィン」には、ふるさと祭り学生実行委員会、コミュニティ研究Gクラス(矢尾板・石川(紀)担当)の学生、防犯サークル「イーグルアイズ」の学生など、約30名の学生が参加しました。

今年度は、約30名の学生が参加し、学生たちが「スタンプラリー&ウォンテッド」を企画しました。また「仮装コンテスト」では、出演者の皆さんを撮影し、オリジナルフォトフレームに入れて提供しました。仮装コンテストのMCには、吉本劇場のタレントさんにお願いしました。さらに、年末年始の千葉駅前イルミネーションに向けて、「ペットボトルランタンづくりワークショップ」を開催しました。

   今年度の特徴は、他の地域活性化の活動との連携を行ったことです。「仮装コンテスト」のMCに吉本劇場のタレントさんには、翌週に行われる「よしもと幕張イオンモール劇場 × 淑徳大学コミュニティ政策学部矢尾板ゼミ『CHIBA MAKUHARI お笑い AUTUMN LIVE 2014 ~夢の舞台が、On Stage NOW!~』」との連携でお越しいただきました。

また「ペットボトルランタンづくりワークショップ」は、千葉商工会議所と連携して行っている「千葉都心イルミネーション・ルミラージュちば2014」の企画のひとつとして行いました。

地域の活性化のため、みんなの想いを集め、大きな力に変えていきます。

2014.10.5・6  鏡ゼミケーススタディ・いわき勿来地区合宿視察

【目的】

東日本大震災及び東京電力福島原子力発電所による事故で被災した地域の今日の状況と復興について、現地及び現地でNPOとして復興支援に尽力している人々から学ぶ。さらに、復興の象徴として活力あるいわきをいち早く目指したスパパリゾート・ハワイアンス現地視察を行う。

【概要】

1.いわき市岩間地区視察

いわき市勿来は、白川、根津と並ぶ日本三大奥州関の一つ。そのいわき市岩間地区では94世帯が被災。そのうち10世帯が同地域で住宅を建設。13世帯が高台移転(小原地区)約70世帯は地区外移転。町が壊れた。




2.いわき市は、福島第一原発から40キロにある。259世帯の双葉町仮設住宅がある。

放射性物質拡散により川内村、双葉町、大熊町、楢葉町、浪江町、広野町、富岡町、葛尾村の8町村へ避難命令が発令されいわき市にも避難者が生活している。したがって、いわき市の人口は2013年1月1日現在329,822人であるが、原発事故   後避難地域からの人口流入が続き人口は増えている。しかし、住民登録はしていない。避難指示地域の避難所や復興住宅に住所を置いておく事によって、補償の対象となる事も要因の一つ。



3.いわき勿来サポートネット
この地に育った仲間を支援をするのは当然だ。その意思が勿来地区復興災害ボランティアセンターを発足させた。そこでは、行政よりも早く、各地からのボランティアの受け入れを行った。ボランティア希望者受入数は、4300人。センターでまず取り組んだのは、区長等に協力を求めて地区の名簿作りを行った事。自治体は非常時にもかかわらず、名簿の開示を拒んだ。そこで、自分たちの力で作り上げた。


 

4.今後の心配

・津波被災者

(1)  借り上げアパートの補償期間

(2)  災害公営上宅の入居

(3)  生活再建への道のりと資金

(4)  隣組の絆の崩壊

(5)  安心安全の担保

(6)  高齢者だけが残る町への不安

・原発被害者

(1)  補償漬けの脱却

(2)  労働意欲の低下

(3)  離散した家族の修復

(4)  被害者意識からの脱却

5.災害公営住宅区画整理事業

高台に約3億円をかけた100戸の区画整理事業により住宅を整備予定。これは国の事業費によって県が実施。しかし、移転を希望しているのは13世帯。

6.就職に関する募集は、常にある。しかし、希望と需要のミスマッチがある。特に土木工事系の仕事は多いが、事務職等の仕事は少ない。また、原発補償のある人々は、働くと補償費から収入分を引かれていたので、特に勤労意欲が薄かった。

7.翌日は、福島の復興の象徴であるスパリゾートハワイアンズに行った。常磐炭鉱閉山に伴う人員整理を少しでも食い止めるために、常磐ハワイアンセンターを作った。構想当時は、「福島でヤシが育つか」と馬鹿にされたが、今日事業は軌道に乗った。街づくり新しい形であった。さらに、映画「フラガール」のヒットや東日本大震災時の全国行脚などで、スパリゾートハワイアンズとフラガールは、復興の象徴として、全国にその名が知られた。



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