学部・コース内容の最近のブログ記事

 第1回(8月28日(土))に引き続き、「SDGsにおけるエシカル消費、消費者問題学習会」(3回シリーズ)の第2回目をオンライン会議形式により開催しました(9月25日(土)10時~11時30分)。

 この学習会は、2021年度CO・OP共済地域ささえあい助成事業の一環として、企画から周知・募集、運営に至るまで、すべてにわたって大学生が行い、大学生が講師役となって、エシカル(倫理的)消費や消費者問題に関わるテーマを学ぶものです。

 当日は、講師役の学生(3年生)より「フェアトレード~普及しない理由~」をテーマに講義を行い、フェアトレード・ラベル・ジャパンより提供いただいた動画を視聴しました。その後、「フェアトレードを広く普及するためのアイデア」をテーマにして、参加者とフリーディスカッションを行いました。前回に引き続き、講師役の学生は平易な表現を用いて講義を進行させ、質疑応答も的確に応対していました。講義後のアンケート結果を見ても大変好評でした。

 なお、講義後のアンケート(自由意見)では、「様々な年代の方の意見をお伺いすることができ、とても有意義な時間となったと感じています」「大学生の講演は非常に響きます」「講義内容の構成と要点がまとめられていてとてもよかったです。フリーディスカッションを用いることで議論が深まることもとても良いと感じました」等、好意的な意見をいただきました。

 次回(最終回)は、「食品ロス削減~もったいないをなくそう~」をテーマに10月23日(土)にオンライン会議形式により実施予定です。(文責:日野)



 コミュニティ研究Ⅱ「地域活性化コース」では、6、7月に続き、9月17日(金)4時限目に、外部講師による講演会を行い、学生15名が参加しました。講演は、銚子市観光大使を務める和泉大介さんのコーディネートのもとでおこなわれ、今回は、銚子海洋研究所長の宮内幸雄さんに、オンラインのビデオ通話システムを通じてお話していただきました。
 宮内さんは、水族館に勤務された後、「銚子海洋研究所」を立ち上げられ、イルカやクジラのウォッチング事業を20年以上行い、銚子を訪れる人々が海の野生生物に親しみを持てるような体験活動を展開しておられます。その中で、海洋ゴミによって傷ついたキタオットセイやツチクジラに出会い、「海洋ゴミをなんかしなければ!」と思い立たれ、昨年の8月から毎月、海洋ゴミを回収する活動にも取り組まれています。豊かな銚子の海を守り、持続可能な地域社会をつくっていきたいという熱意が伝わるお話でした。
 学生たちからは、新型コロナの影響や海洋ゴミの内容、活動体験者の意識の変化などについて質問があり、これに宮内さんは丁寧に答えてくださいました。また、和泉さんからも貴重なコメントをいただきました。
 お忙しい中、学生のために貴重な学びの時間をつくってくださった、宮内さん、和泉さんに心より御礼申し上げます。(文責:八田)


 2021年9月18日(土)10時~12時、千葉市消費生活センターにおいて、千葉市内の大学生・短大生を対象にした「大学生のための消費生活に関するワークショップ」(基礎編(座学形式))を開催しました。

 当日は、「若者の消費者トラブルの未然予防策と事後的対処法」と題して、堀川直資弁護士(第一東京弁護士会所属)より、マルチ商法や訪問販売(定期購入)等の具体的な事例に基づきながら、消費者契約法や特定商取引法の基礎に関して講義いただきました。特に、実務家から見た若者の消費者トラブルの傾向を踏まえ、未然予防に向けた具体的な対策についてお話しいただきました。また、来年4月に施行を迎える改正民法(成年年齢引下げ)についても触れていただきました。

 続いて、千葉市消費生活センターの五十嵐朋之消費生活相談員より「若者をターゲットとした消費者トラブルと消費生活センターの役割」をテーマに、消費生活センターの機能・役割や相談業務に関する説明をしていただき、若者の相談件数や商品・役務別の消費者トラブルの傾向等をお話いただきました。

 学生にとっては、これまでの法律学の学びをブラッシュアップすることができた他、主催者側として、行政機関と連携しながら、ワークショップを企画・運営を行い、開会から閉会まで滞りなく進行する難しさも学んだようです。

 今年度も、新型コロナウイルス感染症予防策を講じつつ、対面形式による講義を実施することができましたこと、改めまして千葉県環境生活部くらし安全推進課消費者安全推進室、千葉市消費生活センターの皆様方のご協力に感謝申し上げます。

なお、本ワークショップは、千葉県「令和3年度消費者団体ネットワーク強化・活性化事業」の一環として、千葉市からの委託を受けて実施されています。(文責:日野)


 このコースは、コミュニティ研究Ⅱ(1年次必修)のキリンビバレッジ株式会社と組んで、流通についての理解を深めながら「午後の紅茶」のPRについて考えていくコースで、矢尾板・松野CSWS(3、4年生ゼミ)も連携プログラムとして実施しているコースです。また、人文学部表現学科 横手拓治教授、杉原麻美准教授も参加しており、9月2日(木)は合同の成果報告会を実施しました。
 コミュニティ政策学科、表現学科における実施状況の報告を行い、実際に作品の紹介を行いました。コミュニティ政策学科は学生も参加し、各班ごとの作品を紹介しながら、それぞれの狙いや感想を述べました。それらに対して、富岡泰治さん(東京支社長)、小林雅敬さん(千葉支社長)、武田桂一さん(流通支社長)よりコメントを頂きました。学生の自由な作風に対して高評価を頂きました。学生同士でも様々な作品を知る重要な機会となりました。商品のブランドイメージを守りながら学生らしさをどのように出すか、実際に店頭でPRを担うことを期待した模索が続きます。
 お忙しい中、貴重な学びの機会を与えてくださったキリンビバレッジ株式会社の皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。(文責:松野)


 消費者教育の観点から、大学生が講師役となって、大学生の視点からエシカル(倫理的)消費に関わるテーマを学び、日頃の消費行動を見直すことを目的として、「SDGsにおけるエシカル消費、消費者問題学習会」(第1回、2021年度CO・OP共済地域ささえあい助成事業)をオンライン会議形式により開催しました(10時~11時30分)。

 当日は、日野が前座的に「消費者市民社会」に関する話題を提供した後、学生(3年生)より「エシカル(倫理的)消費」をテーマに講義を行い、一般参加者とともにフリーディスカッションを行いました。講師を担当した学生は前学期中より丹念な準備を進めてきており、一般参加者の前で堂々と講義を展開し、質疑応答も的確に応対していました。

 なお、講義後アンケートによると、「学生自身の言葉で語られており、分かりやすい」「若い世代の考え方として、大変しっかりしており、心強く感じた」等、好意的な意見をいただきました。

 次回は「フェアトレード」をテーマに9月25日(土)にオンライン会議形式により実施予定です。(文責:日野)


 コミュニティ研究Ⅱ「地域活性化コース」では、6月に続き、7月9日(金)4時限目に、外部講師による講演会を行い、学生17名が参加しました。講演は、6月にご講演いただいた和泉大介さんのコーディネートのもとでおこなわれました。今回は、銚子初のクラフトビール等を開発したチョウシ・チアーズ株式会社代表取締役の佐久間快枝さんと、銚子の地域活性化をテーマに、アクティブラーニングの手法を用いた授業を展開されている銚子商業高等学校教諭の石毛宏幸さんのお二人に、オンラインのビデオ通話システムを通じてお話いただきました。お二人のお話から、銚子発の商品開発の苦労ややりがい、地域活性化への思いについて学ぶことができ、銚子への興味関心が高まる授業となりました。(文責:八田)

 コミュニティ研究Ⅱ「公共施設のマネジメント」コースでは、7月29日(木)13:00~16:30蘇我コミュニティセンター及び千葉市文化センターを職員の説明のもとに見学を行った。

 施設の目的や費用対効果など、これまでの座学で調べた施設を実際に訪問する事により、利用実態や課題を感じることができた。見学の後には、質疑応答の時間を設け、学生が活発に質問を行った。(文責:鏡)


 コミュニティ研究Ⅱ「公共施設のマネジメント」コースでは、 7月9日(金)(14:40~16:10)、千葉市役所の財政局資産経営部職員のご協力を得て、公共施設マネジメントゲーム体験ワークショップを開催しました。
 当日は、3グループに分かれて、行政、住民等それぞれの立場から、公共施設の維持・統廃合等を議論しました。公共施設の存在意義をゲームを通じて楽しみながら、考え、学ぶことができたようです。
 引き続き、人口減少や少子高齢社会を念頭に置きつつ、公共施設マネジメントの観点から市民サービスの在り方を考えていきたいと思います。(文責:日野)


 8月4日(水)、1年次授業コミュニティ研究Ⅱ・補導コースは千葉家庭裁判所を訪問しました。補導コースは3年目となりましたが、初めての家庭裁判所訪問でした。また、裁判所に入るのははじめてという学生がほとんどでした。
 最初に、裁判官の方から、家庭裁判所の役割について講義していただきました。少年司法制度の概要、そのなかにおける家庭裁判所の位置づけを説明していただきました。
 ついで、少年審判が開かれる部屋を見学させていただきました。刑事裁判や民事裁判と異なり、裁判官、調査官、書記官、付添人などは同じ高さのテーブルに着き、少年と向かい合う構造となっておりました。ドラマなどで映し出される法廷とは異なる環境でした。
 最後に、家庭裁判所調査官の方から、調査官の業務(特に少年事件)と、補導委託制度について説明していただきました。このテーマは、補導コースとしてお願いしたものでした。家庭裁判所調査官の業務は、社会学、心理学、教育学など行動科学系と呼ばれる学問を活用してなされること、少年の生活歴や環境の調査を行い、処遇指針を検討して裁判官に報告するというものでした。
 「補導委託」は、あまり知られていませんが、家庭裁判所調査官による試験観察にあわせて行われる制度です。これは、少年審判において最終的な決定をする前に、民間の方に補導を委託し、少年の生活態度を観察すると同時に、生活の指導をしてもらうという制度です。
 家庭裁判所という司法機関においても、地域の民間の力を活用して「補導」が行われているということを学ばせていただきました。コミュニティ政策学部ならではの学びでした。
 訪問学習を受け入れて下さり、丁重な案内をしていただいた千葉家庭裁判所の皆さまに御礼申し上げる次第です。(文責:野田・山本)

裁判所の前にて

 7月10日(土)、千葉市ウォーカブル推進社会実験に参加しました。学生たちは交通誘導・データ測定・アンケートの依頼のお手伝いをしました。最初は見様見真似で参加していましたが、途中からは自身で積極的な声がけをしていました。
 学生からはアンケートを依頼することの難しさ、通りを通過したいというドライバーがいて歩行者優先とすることの難しさ、歩行者優先のまちづくりとした途端、通りの雰囲気がゆったりとほのぼのとした印象となったことが感想として挙げられました。
 今後、千葉市の中でどのようにウォーカブルの取り組みが進んでいくのか見守っていきたいと思います。(文責:松野)

事前打ち合わせ


交通誘導(手前)とデータ測定(奥)


歩行者優先にすることで、子ども連れが手をつないでゆっくりと歩くことができるようになる

2021年10月

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