8月15日(土)~16日(日)、第40回千葉の親子三大夏祭りが行われましたが、本学部1~3年生のプロジェクトメンバーを中心に、「子供昔遊び」及び「車いすバスケットボール体験」の運営を実施しました。
子供昔遊びの企画では、お盆休みに「親子三代」がそろって昔懐かしい遊びを通して三世代の交流を図るもので、運営開始時には躊躇していた子供たちも自ら積極的に参加して、親子ともどもベーゴマやヨーヨー等で仲睦まじく遊んでいただけました。
なかには三世代(祖父・父・孫)で昔遊びを教えあい、楽しいひと時を過ごされたご家族もいらっしゃいました。
続いて、車いすバスケットボール体験の企画(千葉市スポーツ振興課との共催)では、株式会社オーエックスエンジニアリング様のご協力をいただき実施しました。
地元千葉で活躍されている車いすバスケットボールチーム「千葉ホークス」の選手の方々にアドバイスを受けながら、小学生の方から成人の方々まで、幅広い世代の方々に多数ご参加いただきました。当初はゴールのリングに届かなかった参加者も、最後には選手のアドバイスによりゴールすることができるようになっていました。
以上の企画と同時に、今年10月に千葉市のポートアリーナで開催されるアジアオセアニアチャンピオンシップ大会(車いすバスケットボール、ウィルチェアーラクビー)の周知も行い、無事に学生企画を終えることができました。
今回のプロジェクトメンバーは、特に公務員志望の学生を中心として構成されました。メンバーらは、こうした伝統ある地域の祭りを通じて、行政機関の役割や、公務員の業務の多様さを再認識したようです。
ある学生は、多世代が共生する地域社会、まちづくりの形成、また、各世代が支えあい、分かち合うコミュニティ政策のあり方を現場を通して、考えさせられた、と語っていました。プロジェクトでの経験により「理想の公務員像」を着実に描きつつあります。担当者としても、改めて大きく成長していると実感し、感動しています。
なお、後日、本プロジェクトの振り返りなどを行うため、「飯誓会」(「反省」ではなく、お腹いっぱい、ご「飯」を食べ、今後の目標達成を「誓」う・・・)を行う予定です。
千葉市役所をはじめとして、各関係者の皆様方、ご指導等、誠にありがとうございました。この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。
【千葉ホークス ホームページ】