課外研修のため12月15日(木)に千葉都市モノレールにうかがいました。
千葉都市モノレールが懸垂式モノレールとしては世界最長でギネス認定もされていることは有名な話ですが、地域の公共交通としてのモノレールの役割を学ばせていただきました。
まずは大澤雅章社長から千葉都市モノレールの概要について教えていただきました。

モノレールは2両で1編成となり、現在は18編成(計36両)となっています。運転席の下にガラスがはめてあるなどの工夫も施されています。モノレールと電車の補完的な関係についての大澤社長の次のような言葉が印象的でした。
「電車(鉄道)は、街と街をつないでいる。
モノレールは、家と鉄道をつないでいる」
モノレールは、鉄道に、そして街につながることを大事な役割としているとのことです。

昭和63年の開業から、利用者数を伸ばし、現在では年間利用者数は1,600万人を数えています。
一日の利用者数に換算すると、約45,000人が利用しています。
その後、車両基地を見学させていただきました。


モノレールの特徴としては事故が起きないことが挙げられます。
踏切がないため閉じ込めもありませんし、懸垂式で吊られているためホームで人を轢いてしまうこともありません。
もちろん、事故が起きないためには、社員による徹底した「指差喚呼」(指さし確認)を怠らないことが不可欠です。仕事のうえで人命に関わりかねない緊張感を持つことは大変だと思いました。

モノレールはゴムの車輪になっています(電車は鉄の車輪)。
大澤雅章社長ならびに総務部企画課の皆様ありがとうございました。

大澤雅章社長のブログはこちら。
(http://ameblo.jp/m-osawa/)
新型車両(アーバンフライヤー ゼロタイプ)の完成予想図も載っているホームページはこちら。
(http://www.chiba-monorail.co.jp/4_know/urban-flyer.html)