「ちばでもワークショップ2014」を開催

矢尾板准教授のケーススタディ/ワークショップでは、投票率を向上させるための取り組みを進めています。2012年12月の衆議院総選挙の際には、千葉第一選挙区の立候補予定者に参加していただき、公開討論会を開催いたしました。2013年5月には、他大学の学生と協力して、千葉市長選挙の立候補予定者に参加していただき、公開討論会を開催しました。

これらの活動を通じて、公開討論会方式の限界も学びました。それは、「時間」と「場所」という大きな制約を受けてしまうということです。そこで、参議院選挙の際には、インターネットの活用が解禁されたこともあり、千葉県選挙区の候補者の政策や主張がインターネット上で比較できるようにするためのWEBサイト「ちばでも」を制作しました。「ちばでも」では、候補者にアンケートを実施し、掲載したほか、選挙の争点に関わる情報を発信しました。今年度は、千葉県選挙管理委員会と連携し、若い世代の投票率を向上させるための活動を行っています。

10月18日には、千葉市きぼーるで千葉県選挙管理委員会、千葉県明るい選挙推進協議会と共催で「ちばでもワークショップ2014」を開催いたしました。

当日は約50名が参加して、千葉県選挙管理委員会と矢尾板准教授からの講義を受けた後、若者の投票率を向上させるため、自分たちが具体的に活動することができるアイディアを検討し、提案しました。そして、当日の提案内容が採用され、今後、具体的な活動を行っていくことになりました。

 

<当日のスケジュール>

(1)講義

①千葉県選挙管理委員会

「千葉県選挙管理委員会の取り組みと投票率の現状について」

②矢尾板俊平 淑徳大学コミュニティ政策学部准教授・コミュニティ政策学科長

「民主主義を成熟させるために-投票に関わる課題」

(2). ディスカッション①

テーマ:「なぜ、若者は投票に行かないのか?」(課題発見)

(3).ディスカッション②

テーマ:「どのようにすれば投票に行くのか?自分たちができるアイディアを考える」(提案検討)

(4).グループ報告及び提案

(5).総括(今後の具体的な活動・行動プランの決定)

※ファシリテーター:矢尾板俊平

なお、当日の模様は、千葉日報(10月19日朝刊)で報じられました。

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