対流ともいきキャンパス事業、短期プログラムへの参加(担当:鏡諭教授、矢尾板俊平教授、松野由希准教授、伊藤潤平助教、石綿寛助手、長谷川俊哉千葉局次長、竹内優大学事務部長、松崎滋地域連携室課長補佐、都外川哲大学附属機関事務室員)

 2019年度から、京都文教大学・埼玉工業大学との連携で内閣府「地方と東京圏の大学生対流促進事業を行っています。
 2019年度京都文教大学主催の事業として、「ともいきフェスタ2019~大学と地域の連携を学ぶ(2019年12月13日(金)~12月15日(日))」と「京都府南部地域自治体・経済団体課題解決ワークショップ(2020年2月17日(月)~21日(金))」へ本学学生が参加してまいりました。また、「京丹後の魅力発見・発信ツアー(2020年3月9日(月)~13日(金))」は新型コロナウイルスの感染防止のため、中止となりました。


〇「ともいきフェスティバル2019」で発表、出展大学と地域の連携を学ぶ

  12月14日(土)、「ともいきフェスティバル2019」(於、京都文教大学)において同時開催された「第7回 浄土宗宗門大学社会連携企画報告会」に本学学生2名(うちコミュニティ政策学部学生1名)が本学のサービスラーニングの取組について報告を行いました。

 前日13日(金)からは早朝より浄土宗総本山知恩院を参拝し、その歴史や建造物の由来、おつとめの内容について学びました。午後は平等院の見学の後、京都文教大学の学生さんたちと周辺地域の散策および昼食を通じて交友を深めました。
 ともいきフェスティバル当日、浄土宗宗門関係大学の全国9大学の学生が一堂に会し、各大学の特色ある体験学習の取組についての報告を行い、ポスター展示を行いました。
 本学の学生たちは他大学の学生との交流を通じて文化や風土など、千葉と京都の地域資源の違いを体感的に学び、報告会を通じて多様な学び方があることを知ることができました。(文責:伊藤)


〇京都府南部地域自治体・経済団体課題解決ワークショップ、学生からの活動報告

 今回の京都南部自治体ワークショップで学んだことは、まちづくりというものはとても難しいということである。私は、久御山町というところの施設に持たせる機能にはどのような機能があれば良いのかという課題に対して取り組んだ。その中で、様々なことを一度に行うことは難しいと思い、将来持続可能性がある機能について重点的に考えた。まちづくりは、様々な形で存在しているためこれが正解ということはない。この正解がないからこそ様々なアイデアを浮かべそのアイデアに対する話し合いを重ねることが必要であると思う。
 今回のグループは、様々な意見が出たグループだった。このため、いろいろな角度からの見解や見方に新鮮さを感じることができた。
 発表の後のフィードバックでは、自治体の方から様々なコメントを頂いた。それを読み、もう少し発表の工夫が必要と感じた。(文責:手崎亮佑(参加学生))


久御山町役場背後から


〇京都府南部地域自治体・経済団体課題解決ワークショップ、埼玉キャンパスとの振り返り会の実施

  2月27日(木)、埼玉キャンパスと合同でワークショップの振り返り会を実施しました。どのような学びがあったかについて、以下の嬉しいコメントがありました。

・様々な新しい経験ができて視野が広がった
・プレゼンに対しての大人の意見を知ることができて、今後はそういう点も考えていきたい
・他の人の考え方の違いを知ることができた
・リーダーシップを取ることも大事だし、それをサポートする役割も必要という、チームワークの取り方の実践ができた
・そのときの自分の役割を把握し、それに応えることができた
・これから困難に直面したときも今回の活動で得たことをもとに克服していけるのではないか
・東京の文化(たてわり)を京都へ伝えることができて、こうしたことが東と西で対流することの意義だと思う
 また、実際にワークショップへ参加された竹中徹准教授(経営学部観光経営学科)より、今回のワークショップでは、全員が自分の役割を認識した本来のリーダーシップを発揮することができたという総括を頂きました。
 振り返り会を通じて、多くの学びがあったこと、学生同士の交流で仲良く過ごすことができたことなどが分かり、たいへん嬉しく思っています。(文責:松野)


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