1年次配当科目「コミュニティ研究Ⅱ」では,企業や自治体が実際に抱えている課題とその解決策の実践例を題材に学びを深めています.その中で本コースでは、IoT,AI,ロボット技術などを活用して社会の課題を解決する事例を学びながら,独自のビジネス提案ができる人材育成を目的に授業を展開していきます.
7月31日(金),コース別学習の初回授業はZoomを使った遠隔授業にて実施しました.授業の内容は①昨年度の実施概要(旧「NTT東日本コース」)の紹介,②本コースのガイダンスおよび学修計画の説明,③参加学生の自己紹介の3部構成で展開されました.
①昨年度の実施概要では,現地訪問を行った香取市佐原が有する観光資源および問題,地域活性化策について説明し,課題解決がどのように実践されているかについてイメージを持ってもらいました.②ガイダンスでは,IoT技術が今後さらに重要性を増してくることに言及し,今後の授業において,NTT東日本のIoTサービスを事例に,実証実験を行いながら,新たなサービス提案を本学や企業,自治体に対して行っていく計画であることが説明されました.以上の説明を受け,③学生からは,地域活性化ノウハウならびにICT,IoT技術に対する知識の修得や課題提案力の向上など,様々な面での学習成果に期待の声が寄せられました.
本コースは昨年度から名称を変更し,より学生のアイデアや自主的な学びが促されるような仕掛けづくりを準備しており,その内容については逐次学びの様子をご紹介させていただきます.コロナ禍において地域・社会の在り方,教育の在り方が変容している中で,実践的な学びの機会を引き続き提供できるよう,学生の手助けをしていきたいと思います.(文責:伊藤)

