補導活動に携わる先輩学生の話を聞く(コミュニティ研究Ⅱ(補導コース))(担当:野田陽子教授、山本功教授)

 あまり知られていませんが、千葉県警察は現役大学生を補導員として委嘱しています。そうした学生たちが街頭補導や学習支援、スポーツ支援、居場所づくりなどに関わっています。彼らはChipss(チップス)と称されています。千葉県警のサイトで紹介されています(当該サイトはこちら)。
 コミュニティ研究Ⅱ(補導コース)の授業の一環として、10月23日(金)、補導活動に携わっているコミュニティ政策学部2年生の先輩に講話をしていただきました。特に街頭補導活動の経験はこのコースの受講学生にとっては驚きであったようです。ひとつ上の先輩が実際に街に出て繁華街などで未成年者に声をかけ、補導活動をしていたということだけでも想像しなかったことです。それに加えて、中学生や高校生との実際のやりとりの様子の話は、数ヶ月前まで高校生であった1年生にとっては、感じ入るものがあったようです。
 「尊敬と信頼の獲得」「冷静さと忍耐」「秘密の保持」など補導の心構えが説明され、受講生たちは初めて補導現場のリアリティの一端に触れることとなりました。この学びを踏まえて、千葉県警少年センターを訪問する予定です。(文責:野田・山本)

2021年10月

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