社会調査実習:特殊詐欺対策調査・千葉県庁報告会(担当教員:山本功教授、青柳涼子准教授)

 6月9日(水)、千葉県庁にて2020年度社会調査実習の調査研究結果の報告会を実施いたしました。受講学生を代表して3名のコミュニティ政策学部4年生がパワーポイントを用いて口頭報告を行いました。
 同調査は、「特殊詐欺に対する知識・意識・対策行動」を調査テーマに、千葉県民約1万人を対象とした社会調査です。千葉県くらし安全推進課防犯対策室の方々と、千葉県警察生活安全部で特殊詐欺対策あたっておられる警察職員あわせて10名以上の方に報告を聞いていただきました。
 特殊詐欺対策ポスターの認知率、自治体広報紙での特殊詐欺知識との接触率、県・県警が実施している特殊詐欺対策コールセンターからの架電経験といった行政の働きかけを独立変数とし、県民の知識・意識・対策行動を従属変数とした分析を行ったものです。
 報告の後で、県・県警の方から年代別の特徴、SNS利用との関連等、詳細な質問を頂戴しました。社会調査実習の受講学生にとっては、社会調査で得られた知見が治安対策に活用され、人びとの安全を守ることにつながる実感が得られた貴重な経験となりました。
 なお、社会調査実習の調査報告書の全文は大学HPのコミュニティ政策学部サイトで全文公開しております。
 ご参加いただいた千葉県・千葉県警察の皆さまにこの場をお借りして御礼申し上げます。(文責:山本)

県庁会議室で報告者席に座るコミュニティ政策学部生


「カクニンダー」ポスターは、県民の約3割が認知していました。

 

2021年10月

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