コミュニティ研究Ⅱ・補導コース:千葉県警察少年センター訪問(担当教員:野田陽子教授、山本功教授)

 6月18日(金)、コミュニティ政策学部1年次科目コミュニティ研究Ⅱ・補導コースの受講学生15名が千葉県警察少年センターを訪問しました。少年センターは県内6か所に設置されています。それらのうち、大学にもっとも近い、千葉市稲毛区にある本部センターに受け入れていただきました。
 少年センターでは少年補導専門員という、警察官ではない専門職の方々によって、少年相談(電話・面接)、継続補導、広報啓発活動、関係機関・団体と連携した非行防止活動、街頭補導などの活動が行われています。犯罪・非行を「取り締まる」以前の、少年による加害や被害を防ぐ活動です。
 センターの相談室などを見学させていただき、少年センターの活動についてご講義していただきました。警察というと取り締まる機関というイメージが強いかと思われますが、そうではない事前予防や、少年とその家族に対する継続的な支援に重きをおいた活動であることを説明していただきました。また、少年補導員という地域のボランティアとの連携など、地域社会に密着した関係を築くことの必要性も説明していただき、コミュニティ政策学部生にとっては重要な学びでした。
 訪問を受け入れていただき、詳細なご説明をいただきました千葉県警察少年センターの皆さまに感謝申し上げます。(文責:野田・山本)

千葉県警察少年センターでの受講の様子


2021年10月

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