こんにちは。
総合キャリア支援室 松岡です
今日は前回に続き、
「採用選考の裏側②」
についてです。
これは私が知っているある企業の新卒採用のお話です。 すべての企業に当てはまるわけではないことをご了承ください。
■面接ラッシュの日々
やっと200人に絞れたところで、面接日程が組まれます。
面接担当者は、一次面接は入社2~3年目の若手社員、 二次面接はリーダー・マネージャー・部長職以上。 三次面接は人事担当者 最終面接は役員です。
面接官には、事前に「面接者研修」が実施され、
1)会社はどんな人材を欲しいと思っているのか 2)昨今の学生の傾向 3)面接で見るポイント
などが共有されました。
一次・二次面接は、1回が50分、学生2~3人のグループ面接です。 面接直前に、学生の履歴書・エントリーシートを受け取り 話しながら確認していきます。
私は二次面接官でしたので、一次面接時に面接官が記入した 「評価シート」にある「さらにチェックしてもらいたいポイント」を 確認しながら話を聞きます。
各面接官は、面接後、「評価シート」を人事に提出。 評価項目は「課題解決能力」「自主性」「コミュニケーション能力」など 複数の項目を5段階評価していきます。
また、最後に、合格・不合格・判断できない の3つから選択して提出します。
■面接官との相性もあるが。。。最後はやっぱり本人の個性
同じ会社内でも、20人ぐらい面接官として動員されているため、 それぞれの価値基準で選考することになります。
面接官との「相性」や「運」・「縁」もあるなと感じます。
ただ、、、、多数の学生と話して感じたのは、
「自分の言葉で話せる学生の印象は強い」
ということでした。
就活本のセオリー通りで、キレイな言葉でつづられた文章を
ただ暗記して読むのではなく、
「自分はこういうことを考え、こういう行動をする人間です」
と、ちゃんと自分の言葉で伝えられる学生は
印象に残ります。
短い時間で面接官も判断しなければなりません。 このチャンスに、確実に相手の心に届く言葉を言えるようにして欲しいと感じます。
総合キャリア支援室で、自分らしい面接スタイルを一緒に作りましょう!
次回は「新卒パニック! 入れたら育てなきゃ」をお伝えします。