こんにちは。
総合キャリア支援室の竹内です。
11/1(火)に3年生を対象とした 第13回筆記試験対策講座 を実施しました!
先週は学祭関連でお休みでしたので、2週間ぶりの開催です。
今回のテーマは、【非言語】:論証、推理の問題です。
非言語は最後の回です
まずは論証。
論述によって明らかにできるものを「命題」といいます。
「AならばBである」という命題があるとき、
「BでなければAではない」という関係になるものを対偶といい、
元の命題が正しければ、対偶は必ず正しいといえます。
「アならばイである」、「イならばウである」、この2つの命題が正しいなら
「アならばウである」という命題も正しいことになりますが、
こうした考えを三段論法といいます。
う~ん、分かったような分からないような・・
例えばこんな問題・・
『「ボクシングをしている人は動体視力がよい」という命題が正しいとき、常に正しいといえるのは、下のa~bのうちどれか?』
a 動体視力がよい人は、ボクシングをしている
b 動体視力がよくない人は、ボクシングをしていない
c ボクシングをしていない人は、動体視力がよくない
・・・
まずa、動体視力がよい人はボクシングをしている・・
必ず常に正しいとは言えませんね。
動体視力がよい人がサッカーをしていることがありえますもんね
次にb、ボクシングをしている人は常に動体視力がよい(命題)のだから、
動体視力がよくない人は、ボクシングをしていないということになりますね
対偶が成立です
最後にc、ボクシングをしていない人は、動体視力がよくない・・
必ず常に正しいとは言えませんね。
ボクシングをしていない人だって、動体視力がよいことはありえますもんね
論証の問題は、対偶や三段論法が成り立つかどうかを見極めましょう
意外と簡単でしょ
推理の問題は、例えばこんな問題・・
「A~Eの5チームがハンドボールのリーグ戦を行なった。Aは全勝、BとCは2勝2敗、Dは1勝3敗であった。このときBはCに勝ち、CはDに勝ったとすると、Eは何勝何敗であったか?」
・・・
あせらない、あせらない
リーグ表を書いて星取表をつけるとイメージがつきやすいかも・・
ただ、そんな手間をかける必要もありませんよ
まず、5チーム総当りのリーグ戦では、全部で何試合あるのかを考えます。
全試合数は10試合ですね
すると、全体で勝ち数は10、負け数も10ですよね。
10試合やって、勝ちが11、負けが10なんてことはありませんからね
となると
Aは全勝だから4勝、
Bは2勝
Cは2勝
Dは1勝
つまり、Eは10勝の内の残りの1勝(10-4-2-2-1)ということになります。
答えは1勝3敗です。
負け数はどうして分かるの?なんて聞かないでくださいね。
どのチームも4試合するからですよ
でも、本番で初めてこんな問題に出会うと、いろいろ考えちゃいますよね
筆記試験は、就職活動の中で最も、努力が結果に表れるとも言われています。 後悔しないよう準備を進めていきましょう!!
次回は、11月8日(火) 5限 テーマは、【言語】:同意語、反意語、ことわざ、慣用句 https://www.shukutoku.ac.jp/career/mizuho/schedule.html#hikki