こんにちは
総合キャリア支援室松岡です
先日、元CA(キャビンアテンダント)で、今は新入社員やサービス業の方向けのマナー講師をされている方に
お話を聞く機会がありました
航空業界は淑徳生にも人気です
「CAになるには、どうしたらいいのでしょう?」
率直に質問してみました。
●専門教育が必要なわけではない
Q「CAになるための専門学校やセミナーを受講したほうがいいのでしょうか?」
A「いろんな考え方があるので、一概には言えませんが、採用側が見ているのは専門教育を受けたかどうか?ではなく、サービス精神・ホスピタリティがあるか、うちの会社に合うかどうか、です。受講することで得るものがあるかもしれませんが、受けていなければならないということはありません」
Q「採用時にはどのようなことを見ていますか?」
A「やはり気遣いができるかどうか?ですね。これは少し対策したからといってできることではないですから、サービスのセンスがあるかどうかを見ています」
●サービスのセンスを見られている
Q「サービスのセンスとは?」
A「例えば、水が欲しいとおっしゃったお客様がいて、CAにご要望いただいた後にかばんを探るしぐさをされました。お水を頼まれたCAはそこで白湯をお持ちしたんですね。お客様のしぐさだけで、『薬を飲むのだな、冷たい水だと飲みにくいから白湯をお持ちしよう』と判断したんですね。いかに相手の動作からその人の求めているものを察知できるか、それがサービスのセンスといえます」
Q「CAになりたい人はどんなことを対策すればいいでしょう?」
A「採用選考のために急にホスピタリティを頭で学んでも、なかなか実際にアピールすることはできないと思います。事前に調べて自分の生活の中に取り入れておいて欲しいと思います」
●CAが特別ではない
Q「センス以外は何かありますか?」
A「他の業界の企業を受けるのと変わらないですよ。その会社に入りたいのはなぜか?入って何がしたいのか?志望動機として熱意を伝えられることはとても大事です。その会社がどんなところに力を入れていて、どこを目指しているのか?といった企業研究も重要ですね。特に競合他社との違いなど、業界での位置や取組みは理解していて欲しいと思います。CAの選考が特別なのではありません。普通の就活で求められていることではないかと思いますよ」
Q「就活生にメッセージいただけますか?」
A「サービス業は、人に寄り添う力を求められる職業です。あこがれだけでなく、その職業の意味や役割をきちんと認識して、自己PRしてください。やりがいのある仕事ですよ」
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<お話をうかがって。。。>
CAだから特別なことはないのだなぁ~と実感しました。
やはり、きちんと業界や企業についての研究をし、なぜその仕事をしたいのか、じっくり考えていくことが大切ですね
サービス業はセンスが求められる という言葉、重みがありました。
就活だから急にできるようになるわけではなく、普段からホスピタリティのある行いをしていくことが大切ですね。
航空業界を目指す方の参考になるといいなと思います。
自己分析・自己PRなど、就活に関することは 総合キャリア支援室で相談できます。
ぜひお待ちしています。