こんにちは。
総合キャリア支援室の石井です
2013年の就活が解禁になってから2ヶ月がたちましたね。
毎日多くの3年生が総合キャリア支援室でES作成に取り組んでいます。
そんな中、3年生と話していて、こんな声をちらほら聞くようになってきました。
「最近、エントリーシート(以下、ES)が溜まってきた・・・」
「ES書くのに、疲れてきた
」
エントリーの段階でけっこうな量を書かせるところもあります。
そこで浮かんでくる疑問・・・
「ここまでエネルギーを費やしているけれども、企業は本当に読んでいるのか?」
確かに会社によっては、応募者を把握するためだけに(アドレス登録など)、ESを出させるところもあったりするようです。
しかし私が先日お会いした方の会社(航空系)では、送られてきたすべてのESを読んでいるとのこと。 しかも1通のESを必ず二人の担当者が読み、「どちらか一方でも○を出したら通過」、としているそう。 評価に偏りが出ないような配慮です。
今年もすでに7000通のESを読んだと聞きました。
その方が特に注目している部分は “学生時代に頑張ったこと” 。
大きく分けると「アルバイト」か「サークル」のどちらかに別れるようですが、 その方曰く、
「バイト(またはサークル)でこんなことをやりました、あんなことを経験しました、
『それで成長できました。』 とまとめているものが多いんだけど・・・
うーん、それじゃあよくわからない」
表面的にただまとめるだけでは、伝わらないということですね。
ではどう書けばよいか。
通過か否か、の基準は何ですかと尋ねたら、一言。
「この人に会いたい、と思えるかどうかです!」
つまり、こう書けば通るという、決まった答えなんてないということ。
自分が何に興味があり、どんな思いで取り組んできたのか。 どんな困難や失敗を、どんな工夫で乗り越えてきたのか。そこから何が得られたのか。 そんなエピソードに、きっとあなたらしさが現れてくるはずです。
とはいうものの、どんなところが自分らしさかなんて、自分では意外と気付きにくいもの。
そんな時は身近な人に聞いてみたり、総合キャリア支援室に来て、スタッフの誰かと話してみてください。
そしてその魅力が、どんな書き方なら伝わるのか、ぜひ相談してみてください。
あなたらしいESに仕上がるよう、頑張ってみましょう
もしそれでも通らない時は・・・・
次のチャレンジに進みましょう!
もちろん、どうしてダメだったのかを振り返ることは大事です。
でも、自分らしい納得のいくESだったけれども通らなかったのであれば、それは「ご縁」が無かったということ。
反省点はしっかり次に活かし、悔いのないES・履歴書になるよう少しずつバージョンアップしていきましょう