こんにちは。
総合キャリア支援室の石井です
先日テレビのニュースで、ユニクロ の会社説明会を取り上げていました。 ユニクロは来年から採用枠を大学1,2年生にも広げ、まずはアルバイトから始めてもらい、 卒業と同時に店長になれるくらいに育ってほしいとのこと。
2020年にはアパレル・小売業の世界一になることを目標に掲げています。 柳井社長は
「そもそも就職協定なんかがおかしい。どうして、みな同じに採用方法にしなければならないのか。 やる気のある人にはどんどん来てほしい。」
と壇上から参加者に熱く語りかけていました。
一方、岩波書店 の新しい応募条件も話題になっています。
こちらは、採用情報のページに
「岩波書店著者の紹介状あるいは岩波書店社員の紹介があること」と表記しています。
※会社の見解はこちら
そうかと思えば、最近は新卒説明会でも「求める人物像は・・・あえて言いません。」という企業も。 それを言ってしまうと、あまりに皆がその理想像に合わせようと頑張りすぎてしまい、 「画一的」になってしまうから、という理由のようです。
合わせ過ぎてはだめ、かといって離れすぎても受かりっこない。 どこも色々言ってること違うし、
「企業から求められる人材って、どういう人~」と
悩ましい気持ちになってしまいますよね。
実際これだけ変化のスピードが速く、日本国内だけでなく世界が一つのマーケットになったいま、企業も生き抜いていくために、各社各様独自の判断で適応策を打ち出しています。
先に紹介した企業の採用方針しかり、 求める人材も一様ではありません。 みな試行錯誤、模索しながら進んでいる最中なのです。
応募する側としてはどうしたらよいか、ますますわからなくなってきますね・・・。
もしこれを読んでくれている方が1,2年生ならば、
とにかくまず興味のあることにチャレンジしてみる。
そして何でもいいので、好きだと思えることに時間を費やし、続けてみてほしいと思います。
何だかこう書くと、当たり前すぎるくらい当たり前のことですが、 「求められる人物像」に不自然に合わせるより、
企業目線を気にしないで一生懸命やったことが、
かえって、シューカツの際の力になると私は思います。
そして3年生、4年生の皆さんへ。
面接などで落とされると、自分のことを否定されたようで、自信も無くしてしまいそうになりますね。
確かに、向こうが「求める」人材ではなかったのかもしれませんが、
でも、この世に「要らない」人間などいません。
自分という存在が役に立つ、そんな場所が必ずどこかにあるはずです。
見つかると信じて、続けることが大事
総合キャリア支援室のサポートもどんどん利用して、あきらめずに一緒に頑張りましょう