「やりたいこと」を手にするために

こんにちは。 総合キャリア支援室の諸岡ですひこにゃん

さて、今日はちょっと「仕事」について思うことをつぶやいてみたいと思います。

私は、「やりたいこと」を「仕事」に出来る人は、本当に幸せだと思います。

しかし、こうも思うのです。 「やりたいこと=仕事」にできるケースのほうが、少ないかもしれない。と。。

私の知り合いの50代後半の男性に質問したことがあります。

「やりたいこと」っていつ頃、出会えましたか?と。

すると、「つい最近、ここ何年か前ですニコニコ」と笑顔で答えられた彼は、 2,3年前に定年目前で会社を退職し、独立して教育方面で活躍しています。

社会で活躍する人のほとんどが「やりたいこと」をもって 社会デビューしたわけではありません。 まさに今、働きながら「やりたいこと」に出会い、 その「やりたいこと」を手にするために努力している人も多いのです。

「やりたいこと」をクリアし、さらなる「やりたいこと」に向かってまた努力する。 社会人は、その繰り返しの中で磨かれていくのです。

新しく社会にデビューしようと就活している皆さんには、 就職しても、まだまだ新しく勉強しなくてはいけないことが多いはず。

  業界の知識   専門用語   会社の組織について   上司との付き合い方   仕事での言葉の使い方   名刺交換の方法   クライアントとのアポイントの取得方法   電話の掛け方   上司に提出する書類作成   飲み会の幹事     などなど。。

その学び・経験の一つ一つは、 そのときは「やりたくないこと」であるかもしれませんが、 「無駄なこと」ではないはずです。

社会人としてデビューしても、 すぐに「やりたいこと」をやらせてもらえる環境のほうが少ないでしょう。

今、目の前にある「仕事」に真剣に取り組み、 結果を出すことで、会社の中で認められて、 「やりたいこと」を手にするチャンスをつかめるのだと思います。

  ショック!「やりたいこと」がわからなくて就活ができない。   ショック!「やりたいこと」がみつかるまで就活はしたくない。

そういった、学生さんも少なからずいるようですね。

そういった方は、是非、今から「就活」に向き合うべきだと思います。

就活し、社会にかかわる接点が増えることで、多くの刺激を受けて、 「やってみたい」「挑戦してみたい」そういう「仕事」に 出会える可能性が広がるのではありませんか?

私たちが、社会に出てする「仕事」のすべてが 「やりたいこと」とは限らないという現実を、 皆さんには知っておいていただきたいです。

「やりたいこと」をやらせてもらえるために 「やりたくないこと」「やらなければならないこと」にも取り組む必要もある。

「やりたくないこと」や「やらなければならないこと」を全うする中で、 「もっとこうしてみたい」 「これに挑戦してみたい」 「これをやってみるといいのでは?!」 が出てくるはず。

それが、その時の皆さんの「やりたい仕事キラキラなのではないでしょうか。

「やりたいこと」は、一生涯ずっと一緒ではなく、 その時々によってカタチが変わる、 「目標」「夢」「思い」に近いモノなのだと思います。

2021年10月

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