こんにちは。
総合キャリア支援室の芦沢です
新年度がはじまって1ヶ月
皆さんそれぞれの今年度の目標に向けて、歩きだしたところでしょうか?
今日は、「教員になる」という目標を持っている仲間たちが聴いたお話を、みんなで共有したいと思います。
4月27日に、「さいたま市教員採用試験説明会」を開催しました。 当日は、さいたま市教育委員会の方にご来校いただき、さいたま市の概要や教育の特色、試験に関してご説明いただきました。 参加者は教員を目指している学生たち。4年生だけでなく、2、3年生の姿も見られました。
●「働く場所」として学校を見てみよう
さいたま市の教育環境やプログラムについて、魅力的な話をいくつもお伺いしました
例えば、
・特色のある教育プログラムが多数ある。
・教員のための研修が豊富。
・(統計の結果)さいたま市の教育水準は高い。子どもたちの読書量も多い。
そのためか少子化が叫ばれる中、さいたま市では今年度、小学校を1校増設。
若い層の居住者が多く、子どもの数が増えている、という現象が起きているわけです。
さて、その恵まれた教育環境に「教員」という立場で入っていくということは、どういうことを意味しているでしょうか?
それは、
高い教育水準を維持するためには、教育の質を維持、向上させていくことが必要
教育の質を維持、向上させていくためには、教員一人ひとりが常に学び続けていくことが不可欠
ということ。
説明してくださった担当者の方からも、
「採用試験に受かることがゴールではありません
受かってはじめて、社会人、職業人としてのスタート地点に立てるのです。」
「新任の教員が、初めからベテランの先生と同じようにやろうとしても、これは難しい
能力にも経験値にも大きな差があるのだから、当たり前のこと
でも、そのことは子どもたちや保護者から見れば関係がないこと。大切なのは心構えです。」
とのお言葉がありました。
これは教師になる人たちだけでなく、企業に就職することを希望している人たちにも通じていることだと思います。
「良い環境で働きたい!」
と思ったら、その「良い」を作り出しているものの構成要素は何なのか考えてみてはいかがでしょうか?
そして、
「そこで自分は何ができるか」
「こんな努力を続けていこう」
ということを具体的にイメージすることが大切だと思います。
イメージは、仕事をするうえでのビジョンにつながります。
さいたま市の目指す子ども像は、「ゆめをもち、未来を切り拓く、さいたま市の子ども」
担当者の方のお話から、そのビジョンを共有し、「自分がその場所を創り、将来を担う子どもたちを導き、いっしょに歩んでゆく」
という心構えがある人材を求めていることが伝わってきました
最後に「さいたま市の職員を希望している人!」という質問に、指先までまっすぐな挙手をした学生の姿が
がんばれ未来の先生